産後の骨盤矯正

2018年03月14日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「産後の骨盤矯正」についてのお話です。

骨盤矯正も、産後とそれ以外では少し違います。

また、骨盤にどのような問題があるかによっても変わってきますので、実際のケースを例にお話しますね!

 

産後の骨盤矯正

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

・30代 女性 横浜市港南区 産後骨盤矯正

産後から恥骨付近の痛みや歩いていてバランスの悪さを感じていて、骨盤矯正により改善すると考え、来院されたとのことでした。

骨盤矯正にはどんなものがあるかを、先に説明します。

  1. 骨盤の歪み・・・仙骨と骨盤の関節がずれて歪んでいる状態
  2. 骨盤の傾き・・・関節はずれていないが、骨盤自体が傾いている状態

この2つを改善することを「骨盤矯正」としています。

※骨盤矯正についてはこちらもご覧ください。
⇨⇨⇨骨盤矯正とは 上大岡やまだ接骨院公式ブログ

 

このケースの女性の場合は、「骨盤の歪み」でした。

以前からお仕事などで、車の運転が多かったとのことで、元々身体が捻じれていたと考えられます。

その状態に出産が重なったことで、より「骨盤の歪み」が生じてしまったものと思います。

 

「骨盤の歪み」を改善するには、手技による「骨盤矯正」があります。

これは、手で直接、歪んだ骨盤の関節を元の位置に戻していく方法です。

バキッと音がするような恐らく皆さんがイメージする「骨盤矯正」ですね。

ちなみに、やまだ接骨院ではバキッとは行いません。

関節が元に戻るように、骨を少しずつ誘導していくように行います。

 

手技による「骨盤矯正」の他に、筋力バランスを変えることで関節の位置を戻していく方法があります。

簡単に言うと、「ストレッチ」と「トレーニング」です。

「関節」は骨から骨に筋肉が付いていて、その筋肉が伸び縮みすることで、「関節」が動きます。

骨盤の関節が歪んでいるということは、前後左右にいっぱいある筋肉が「左だけ縮んでいる(硬くなっている)」「前だけ伸びている(緩んでいる)」という様に、偏った状態にあるということです。

例えば、身体が左に捻じれていたら、

  • に捻じる筋肉を緩める(ストレッチ)
  • に捻じる筋肉を強くする(トレーニング)

以上を行うと、身体は真っすぐに戻ります。

 

「骨盤矯正」には色々な方法があり、「骨盤の状態」によって、適した方法を選んで行う必要があります。

何でもかんでも手で「骨盤矯正」が良いとは限りません。

トレーニングの方が必要なことも多々あります。

自分の「骨盤の状態」に合った方法で、「骨盤矯正」していきましょうね!

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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股関節が痛い! 

2018年03月13日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

気温が上がり始めて、暖かくなってきましたが、代わりに花粉が飛んでいます。(>_<)

花粉症がつらい時期が始まりましたね。(T_T)

先日、トライアスロンをされている方から教えて頂いた予防法が「鼻にワセリンを塗る」というものです。

運動中はもちろんマスクなんて出来ないので、鼻の中にワセリンを塗ると、花粉がワセリンに付き、侵入を防いでくれるそうです。

私もやってみましたが、一日外にいても鼻炎は出なかったです!

目はめっちゃ痒かったですが、、、笑

鼻の中なので、見ても分かりませんし、花粉症の方はぜひお試しください!

さて今回は「股関節の痛み」についてのお話です。

股関節を傷めてしまうことは年齢問わず、結構多いんです。

理由も様々ですが、ダンスで傷めてしまったケースをお話しますね。

 

股関節の痛み

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースをご紹介します。

・50代 女性 横浜市港南区 ダンスをした後に左股関節の痛み

ダンスでフラフープを回すような腰の回し方を繰り返した後に、股関節に痛みを感じたとのことです。

「起き上がる」「イスから立ち上がる」などの股関節に力を入れる動作で痛みを感じるとのお話でした。

では、症状と身体の状態について説明します。

まず、身体の状態です。

  1. 身体が左に捻じれている・・・骨盤から身体が左に捻じれていました。
  2. 骨盤が後傾している・・・両方とも骨盤が後ろに倒れていました。
  3. 下半身の筋力低下・・・特に「もも裏」の筋力が弱くなっていました。

次に主な症状です。

  1. 立ち上がる時に痛い
  2. 起き上がる時に痛い
  3. 歩いていて痛い

状態と症状から推測すると、「腸腰筋」という筋肉の問題だと考えられます。

腸腰筋とは、「大腰筋」と「腸骨筋」の2つを合わせたものです。

図で見てみましょう。

青い部分が「腸腰筋」です。

骨盤・背骨から始まり、ももの骨に付きます。

「股関節(足)を曲げること」、「骨盤・背骨を前に倒すこと」が主な役割です。

この患者さんは普段の姿勢が、骨盤が左に捻じれ、後ろに倒れている状態なので、「腸腰筋」が働いていない(弱くなっている)状態でした。

フラフープを回すような動作をするためには腰・骨盤が前後左右に動く必要があります。

しかし、左の「腸腰筋」が弱くなっていたので、無理やり腰・骨盤を回そうとすると負荷に耐えられず、傷めてしまっている状態でした。

幸い、「肉離れ」というほど傷めておらず、柔軟性を取り戻せれば痛みは引きますが、「腸腰筋」の筋力を強くしてあげないと、再発するリスクはかなり高いです。

 

他にも「ももの骨」や腸腰筋以外の筋肉を傷めていて、「股関節」に痛みを感じることはあります。

何が原因かをしっかり理解して対処していきましょうね!

 

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肉離れを放置したケース

2018年03月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

昨日は夜中~明け方がもの凄い雨風でしたね。(>_<)

まさに「暴風雨」という感じでした。

今日は一転、晴れて良かったです。(^O^)

気温の上下も激しいので、皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今回は「肉離れを放置したケース」についてのお話です。

肉離れ後も運動を続けたり、処置をしなかった場合、どんな状態になってしまうのか?

絶対に放置しない方がいいので、参考になるように実際のケースをお話します。

 

肉離れを放置すると、、、

・20代 男性 横浜市港南区
 ローラースケートで肉離れ

ローラースケート中に、バランスを崩して足が前後に開いてしまい、もも裏(ハムストリングス)を肉離れしました。

痛みはあったが、その後も続け、他のスポーツもしてしまい、約2週間特に処置をせずに様子を見ていたが痛みが引かないため、やまだ接骨院に来院されました。

主な症状は以下の通りです。

  1. 歩くと痛い
  2. 力が入らない
  3. もも裏を伸ばせない
  4. もも裏を押すと痛い

では、状態についてご説明します。

肉離れしていたのは、もも裏の「半腱様筋」という筋肉でした。

筋肉の部分断裂で、2型損傷(中等度)でした。

※肉離れの分類はこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ 肉離れの見極め方 やまだ接骨院公式ブログ

図で見てみましょう。

 

青いところが「半腱様筋」です。

で囲んでいるところが肉離れした部分です。

ただし、押すと痛い部分は以外の上下にまでありました。

筋肉は輪ゴムの束みたいなもので、寄り集まったゴム(筋線維)が伸び縮みすることで力を発揮します。

「肉離れ」では、ゴム(筋線維)の一部が切れているので、切れた部分を補うように上下の筋線維が伸び縮みします。

つまり、「肉離れ」した状態で運動してしまうと、切れた筋線維の上下の部分に過負荷がかかり、上下の筋繊維まで傷めてしまいます。

図の以外のところまで痛みがあるのは、これが理由です。

 

通常ならすぐに処置をすれば、2週間で痛みはほとんど無く歩けます。

正しい処置をしなかった上に、運動してしまったことで、余計なところまで範囲を広げて傷めてしまっていました。

こうなると、2型損傷(中等度)で約1ヵ月の修復期間が、2ヶ月以上に延びてしまいます。

また、筋線維は部分断裂してしまうと、元通りには治りません。

「再生」ではなく「修復」なので、傷めたところを穴埋めするイメージです。

筋肉の収縮率が落ちてしまいますから、当然筋力も落ちます。

周りの筋線維まで傷めてしまえば、より筋力が落ちてしまいますので、絶対に放置しないでください。

受診して、損傷具合を正しく判断してもらうようにしましょう。

 

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交通事故による負傷について!

2018年03月10日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「交通事故による負傷について」のお話です。

交通事故で多い負傷に「むち打ち」があります。

「むち打ち」で首や肩を傷めてしまった時に、ただマッサージすれば良いかというと、かえって痛みが悪化してしまうことがあります。

どのように対処するのが良いのか?

やまだ接骨院に来院された実際のケースも含めてお話します。

 

交通事故による負傷(むち打ち)

まずは実際のケースをご紹介します。

・40代 女性 横浜市港南区
 後方から追突されて「むち打ち」

高速道路を走行中に、後ろから追突されて「むち打ち」になりました。

交通事故の直後は、首・肩に痛み等を感じていませんでしたが、徐々に違和感が出て、首から肩にかけて痛みを感じたそうです。

主な症状は次の3つです。

  1. 首の違和感
  2. 首から肩にかけての痛み(首の上下)
  3. 首が回しにくい

交通事故による負傷は「むち打ち」に限らず、時間が経ってから痛み・違和感を感じることがよくあります。

事故直後は、気が動転していたり、パニックになってしまうこともあるので、自分の身体へ意識が向かない為です。

1週間ほどなら、あとから症状が出ることがありますので、疲れかな?と思わず、きちんと受診しましょう。

 

では、状態についてお話しますね。

この患者さんの場合は、左の首と肩の筋肉を傷めていました。

首の回しにくさは全ての方向ではなく、左に首を倒すときに「引っかかり」を感じていました。

後ろから衝撃を受けて、なぜ片側を傷めたかというと、元々の「身体のバランス」にあります。

身体のバランスを確認させて頂いたところ、やや左に捻じれている状態でした。

真っすぐ座っているつもりでも、身体は左に捻じれているので、左右同じように衝撃を受けないんですね。

結果、左の首~肩を傷めていました。

このような状態の場合は、ただ首・肩をマッサージしたり電気をかけたりしても、あまり効果がありません。

この患者さんは「骨盤」にバランスを悪くする原因があったので、骨盤から改善しました。

首・肩に痛みがあっても、改善するためには他の部分から変える必要があることもあります。

もちろん、患者さんにはきちんとご説明した上で、他の部分も施術します。

こちらの女性も、理由をご説明し、骨盤から改善した結果、「むち打ち」は早期に改善することができました。

また、以前に時々あった「肩こり」も出なくなったと喜んでくださいました。

 

「むち打ち」といっても、症状の出方や痛みの改善方法は人それぞれです。

同じ伸長・体重・体型・性別の人が交通事故に遭うわけではないですからね。

万が一、交通事故に遭ってしまった場合は、自分の身体に合った処置をしてもらいましょう。

 

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強い腰痛は揉んじゃダメ!

2018年03月9日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

イチロー選手のマリナーズ入団が決まりましたね!

松坂選手の中日入団と同じくらい嬉しいです!(笑)

30代の私にとって、二人はプロ野球選手の象徴ですからね~。( ̄▽ ̄)

まだまだ現役を見ていたいです。

さて、今回は腰痛のお話です。

最近多いんです。(>_<)

年度末で色々と忙しいところに腰に激痛、、、

予定がある方が多いので、まずは痛みを最優先で改善するように施術しています。

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

 

腰痛がひどくなったら

まずは来院された実際のケースをご紹介します。

・40代 女性 横浜市港南区 
 だんだん腰が痛くなり、伸ばせなくなる

腰に違和感・痛みを感じ始めて、一日経ったら、どんどん腰の痛みが強くなり、腰を伸ばすことが出来なくなってしまったとのことでした。

主な症状は2つ。

  1. 腰が伸びない
  2. 力が入らない

腰を伸ばすことは出来ませんが、腰を曲げること(前かがみ)は痛みもほとんど無く出来る状態でした。

もはや、真っすぐ立てない状態でした。

では、身体の状態についてです。

腰痛の一番の原因になっていたことは、腰(背骨)のカーブが無くなっていたこと。

本来あるべきカーブが無くなり、腹筋が使えず、腰の筋肉ばかり使ってしまい、腰に過負荷がかかっている状態でした。

※背骨のカーブについてはこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨背骨の背骨のカーブって何? やまだ接骨院公式ブログ

諸事情で、お腹を伸ばすことが出来ない期間があり、そのためカーブが無くなったと考えられました。

この場合に厄介なことは、腰が痛いからといって急に腹筋を使うことは出来ないということです。

悪いクセ・使い方が付いていることで筋力バランスが崩れ、腰のカーブが無くなっているので、急には変わらないんですよね。

また、腰の筋肉をものすごく硬くすることで、どうにか姿勢を保っている状態です。

こんな時に、腰の筋肉を揉んでしまう・マッサージしてしまうとどうなるか?

悪化します。

どうしたら良いかというと、腰以外の部分から変えていきます。

具体的に言うと、この患者さんの場合は、まず股関節の筋肉をマッサージします。

次に骨盤の関節を少し矯正します。

最後にもも裏のトレーニングを行いました。

これで、身体がずいぶん伸ばせるようになりました。

ほぼ腰は触っていません。

腰の筋肉を押すと、強く痛むかというと痛くありませんでした。

腰の筋肉を傷めて「腰痛」があるなら押すと痛いはずです。

ということは、腰の筋肉が痛んでいて「腰痛」を感じていたのではないということです。

原因ではないところを処置しても、改善しないですよね。

このケースでは「腰のカーブ」に問題があり、「股関節の筋肉と骨盤の傾き」が原因でした。

 

原因以外を刺激してしまうと、かえって悪化してしまいます。

「ギックリ腰」でも同じです。

原因を見極めることが大事ですから、安易に腰をマッサージしない様に気を付けましょう。

 

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足首の捻挫

2018年03月8日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

さて、今回は「足首の捻挫」についての症例報告です。

整形外科に受診してから、やまだ接骨院に来院されたケースです。

どんな診断で、どのような処置・指示があり、なぜ整形外科に受診した後に、やまだ接骨院に来院されたのか?

同様のケースは多くありますので、その中の一例をご紹介します。

 

足首の捻挫(症例報告)

・30代 男性 横浜市港南区 フットサル中に足首を捻挫

フットサル中に足首にスライディングを受けて捻挫してしまいました。

捻挫してすぐに整形外科に受診し、捻挫と診断。湿布とサポーターで様子を見るように指示を受けたとのことでした。

その後、約1ヵ月経っても足首の痛みが引かず、再度、整形外科に受診するも同様の指示だったため、フットサルへの復帰に不安を感じ、やまだ接骨院に来院されました。

来院時の主な症状は以下の3つ。

  • 足首の内側と外側に痛み
  • 足首の可動域制限(関節が自由に動かない)
  • 歩いていても痛い
  • 足首の腫れ

状態を確認すると、足首の靱帯損傷と足首の関節アライメントがズレていました。

では、一つずつご説明しますね。

 

1.靱帯損傷

足首の内側の靱帯と外側の靱帯が傷んでいました。

足首の靱帯を図で見てみましょう。

右足首を上の図が外くるぶし側から、下の図が内くるぶし側から見ています。

図の青いところが傷めてしまった靱帯です。(ちなみに白いヒモみたいなものは、ほとんど靱帯です。)

上図では、外側の「前距腓靭帯」「踵腓靱帯」の2つを傷めています。

2つとも足首が内側を向かない様に補強している靱帯ですが、「前距腓靭帯」は斜め方向、「踵腓靱帯」は真横方向を特に補強しています。

下図では、内側の「内側(三角)靱帯」の中の「脛舟部」というところを傷めています。

内側靱帯は足首が外を向かない様に補強していますが、「脛舟部」は斜め方向にも向かない様に補強しています。

 

本来、足首を内側に捻るだけなら外側靱帯のみ捻挫するのですが、この患者さんはスライディングをスネ側に受けたことで、足首の骨が回転してしまい、内側の靱帯まで傷めてしまいました。

 

2.関節アライメント

足首の関節は骨が石垣の様に組み合わさっています。

この組み合わせを「アライメント」と言います。

赤いラインが「足首の関節」です。

正常ならピッタリ組み合わさっているアライメントが、内側・外側の靱帯を傷めたことで崩れてしまい、骨がずれてしまっていました。

捻挫してから、2週間もあれば腫れはほとんど無くなるのですが、1ヵ月経っても腫れが残っていたのは、アライメントが崩れたままだったからです。

また、関節の「隙間」は数ミリしかないので、ずれてしまうと骨がぶつかり、関節がスムーズに動かせなくなってしまいます。

最初に関節のアライメントを正しい位置に直すべきだったんですね。

 

捻挫は最初の処置がとても重要です。

正しい処置がされないと、いつまでも痛み・腫れといった症状が引かず、回復もどんどん長引いてしまいます。

自分で判断することはなかなか難しいので、捻挫してしまったら、すぐにご相談ください。

 

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「肉離れ」

2018年03月7日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

あk

赤いところは全て筋肉ですが、「半腱様筋」は青いところです。

「半腱様筋」の中の緑○のところを肉離れしていました。

では、一つずつ解説します。

 

まず、傷めたキッカケですが、急に走り出したことにより、急激に筋肉が収縮しながら伸ばされて切れてしまったんですね。

ここポイントです。

筋肉は「縮もうとしながら、伸ばされる」時が、一番大きな筋力を使います。

ただ縮めるよりも、相当力が入ります。

最も傷めやすい力の入り方ですね。

ちなみに「縮もうとしながら、伸ばされる」力の入れ方を「遠心性収縮」、そのまま縮んでいくことを「求心性収縮」と言います。

 

傷めてるものが筋肉、正確に言うと「筋線維」だと判断するには、ストレッチテストと筋力テストを行いました。

  • 筋肉に力を入れると痛い
  • ストレッチする(伸ばす)と痛い
  • 筋肉部分に圧痛(押すと痛い)

テストを行い、3つが認められたからです。

※肉離れの分類はこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ 肉離れの見極め方 やまだ接骨院公式ブログ

 

次に治療です。

肉離れで大事なことは、「固定」をすること。

それも、ただ包帯等でグルグル巻きにすれば良いわけではなく、切れた筋線維を寄せるように固定する事です。

この患者さんの場合は、「半腱様筋」の上の方を傷めていたので、下から上に向かって固定しました。

また傷めた箇所やお仕事等を考慮して、部分的なテーピングサポーターにしました。

また、「炎症」という痛みや腫れを伴う反応が起きるので、「アキュースコープ」という医療機器で組織の修復を促します。

よくある「低周波」のようなビリビリ感じるものとは違うので、痛くはありません。

 

組織の修復が進んだらリハビリをしますが、「半腱様筋+協力して動く筋肉」をリハビリします。

リハビリは筋肉の柔軟性と筋力、周りの筋肉とのバランスを取り戻すことです。

身体はどの動作でも、色々な筋肉・関節が連動しています。

傷めた筋肉のリハビリはもちろんですが、連動する筋肉も同時にリハビリしないと、再発する原因になりかねません。

 

以上が肉離れにおける検査から治療までの流れです。

肉離れは再発がとても多いケガです。

再発のリスクを考えて、しっかり治しましょうね!

 

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股関節の痛み

2018年03月6日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

イチロー選手のマリナーズ復帰がほぼ決まったみたいですね!

今年のメジャーのFAは停滞していて、なかなか選手の行き先が決まらず、どうなることかと心配でしたが、開幕前に決まりましたね。(^O^)

イチロー選手は本当に50歳まで現役を続けられる選手ですよね!

それも、ただ続けるのではなく本当に戦力として活躍できる能力を維持できそうです。( ̄▽ ̄)

どこまでいけるか見てみたいです。

さて、今回は「股関節の痛み」についてのお話です。

股関節の痛みは年齢層が幅広いですね。

ただ、女性にとても多いように感じます。

実際にやまだ接骨院に来院されたケースについてもお話しますね!

 

股関節の痛み

まず股関節の構造を見てみましょう。

「骨盤」と「大腿骨」の接するところが「股関節」です。

骨盤に大腿骨がはまり込んでいます。(赤丸)

ヘルメット(骨盤)と頭(大腿骨)みたいな関係ですね。

 

続いて、筋肉です。

 

表も裏もいっぱいありますよね。(^▽^;)

股関節は「曲げる」「伸ばす」「開く」「閉じる」「捻る」と色々な方向に動かせます。

足をぐるぐる回せるのは、全ての方向へ動かせるからなんです。

その分、痛みの原因も複雑で多様です。

では、筋肉の問題と関節の問題のケースをご紹介します。

 

・10代 女性 横浜市港南区 
 ダンス中に股関節を傷める

ダンス中に股関節に痛みを感じ、その後は「あぐら」などでも痛みを感じるようになったとのことで、やまだ接骨院に来院されました。

来院時の症状は、股関節のつけ根にあぐらで痛み、ジャンプして開脚の痛み、が主な訴えでした。

状態を確認すると

  1. 身体の捻じれ
  2. 内転筋のダメージ

この2つが原因でした。

1.身体の捻じれ

どのように捻じれていたかというと「左捻じれ」でした。

しかも「骨盤」を中心に左に捻じれていました。

お話を伺うと、普段から左足だけ「あぐら」をよくしていたそうです。
左捻じれなので、その方が座っていて楽なんですよね。

身体は骨盤が前後に傾くことで横に捻ることができます。

前述したとおり、股関節は「骨盤と大腿骨」の関節です。

骨盤が傾くことで、大腿骨との位置関係がずれてしまい、股関節の筋肉や靱帯に負荷がかかっていました。

ヘルメットを横にずらして被っているようなものですね。

 

2.内転筋のダメージ

「内転筋」とは股関節を閉じる筋肉です。

これも身体の捻じれが影響していますが、開脚すると傷めている内転筋が伸ばされるので、痛みを感じていました。

 

どちらの原因も改善してあげると、明らかに痛みが減りました。

今回のケースでは、骨盤と筋肉の2つに原因がありましたが、関節だけ、筋肉だけ、3つ以上の原因が合わさってというケースもあります。

原因が多種多様なので、何が原因なのか、が非常に大事になります。

いつまでも股関節の痛みが取れないという方は、一度ご相談くださいね。(^_^)

 

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ギックリ腰! 

2018年03月5日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

一気に気温が上昇していますね!

「三寒四温」で季節の変わり目という感じです。

同時に花粉の季節、、、(T_T)

目と鼻がやられそうで恐ろしいです。

しかし、患者さんから良い予防方法を教えて頂きました!

鼻の中に「ワセリン」を塗ると良いとのこと。

ワセリンが花粉を吸着してくれるようです。
早速、試してみて、ご報告しますね!

さて、今回は「ギックリ腰」についてのお話です。

お話というか、症例報告ですね。(^▽^;)

これぞ「ギックリ腰」という患者さんが来院されました。(>_<)

「ギックリ腰」予防の参考になればと思いますので、お話しますね!

 

「ギックリ腰」

・50代 男性 横浜市港南区 
 立ち上がろうとして「ギックリ腰」

自宅の床に新聞を広げて読んでいて、立ち上がろうとしたところ、腰に痛みが走ったとのことでした。

来院時は、背中が横に傾き、腰が伸びず、膝が少し曲がり、腰に手を当てて、何とか歩いている状態でした。

身体のバランスや痛みがあるところを確認すると、主な原因は3つ。

 

①腰椎の前弯が無い

首~腰まである背骨は、前後にカーブしています。

腰の部分は前にカーブするようになっていますが、このカーブが無くなっていました。

カーブが無くなると、腹筋が働かなくなり、腰の筋肉ばかり使って姿勢を支えようとしてしまいます。

結果、腰の筋肉に過剰な負荷が日常的にかかり続けます。

※背骨のカーブについてはこちらをご覧ください。
背骨のカーブって何?

 

②下半身の筋力低下

下半身、特に「もも裏」と「お尻」の筋力がかなり弱くなっていました。

両方に共通して言えることは、「股関節を動かす筋肉」ということです。

ゆっくり前かがみになる動作を行ってもらったところ、腰が丸くなるだけで、股関節が全く曲がっていませんでした。

腰に痛みがあるから出来ない動作ではなく、普段から股関節を使えていないので、筋力が弱くなってしまっていました。

  • 上図が股関節から曲げた時
  • 下図が腰だけ曲げた時

 

③背中の傾き

後ろから見ると明らかに「肩の高さ」が違いました。

でも、実際は「肩の高さ」ではなく、「背中の傾き」によって、左右の肩の高さに違いが診られる状態でした。

背中が傾くと何がいけないかというと、動作や姿勢を保つための筋肉への負担が「左右どちらかに偏ること」です。

来院された「ギックリ腰」の患者さんも片方により痛みを感じていました。

 

3つの原因に共通して言えることは、「普段からの積み重ね」ということです。

いきなり腰のカーブが無くなったり、筋力が落ちたり、背中が常に傾く、なんてことはありません。

少しずつ作り上げてしまっていたんですね。

ギックリ腰のキッカケになった「下を向いていて身体を起こす」動作は、誰でもやっている動作です。

キッカケを作らないことより、「普段からの積み重ね」を作らないことを意識しましょうね!

 

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肋骨が痛い!

2018年03月3日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

ボクシングの山中選手、負けてしまいましたね、、、

凄く好きなボクサーだったので残念です。

相手は計量は余裕でオーバー、1階級以上の重量があっても、平然とケーキをほおばる写真に怒りが込み上げました。

正直、永久追放してほしいです。

でも、あの状況で応援してくれた人たちに感謝の言葉を言える山中選手は本当に尊敬です。

偉大なボクサーはやっぱり人間性も違いますね!

さて、今回は「肋骨の痛み」についてのお話です。

「ぶつけてしまった」

「咳をしてたら痛くなった」

肋骨周囲の痛みには、色々な原因、傷め方があります。

よくある肋骨のケガと珍しい傷め方の両方をお話しますね!

 

肋骨が痛い!(>_<)

肋骨の形状がどんなものかを理解しておくと、どうやったら傷めてしまうのか?が理解しやすいので、まずは形状を図で見てみましょう。

肋骨は上から見るとタルの様な形状になっています。

また、呼吸をするときに肋骨が膨らむことで肺が引っ張られて、空気が入ってきます。

つまり、肋骨の特徴は「膨らむこと」「タルの様な形状」です。

 

では、どうやったら傷めてしまうのか?

①押しつぶされる

肋骨が押しつぶされることで骨折します。

しかも、直接押されたところだけではなく、横が骨折することもあります。

タル(肋骨)を押しつぶすと、横に膨らむ力がかかるので、外に向かって骨が折れてしまいます。

この場合は深呼吸や身体を捻る、安静時でもズキズキ痛む、といった症状があります。

直接ぶつけて骨折した場合は、もっと怖いです。

なぜかというと、内側に向かって骨が折れるので内臓を損傷してしまうリスクがあるからです。

何かに胸や脇を強くぶつけてしまい、ぶつけた箇所が安静にしていてもズキズキ痛む場合は、肋骨を骨折している可能性があり、内臓まで傷めてしまっているかもしれませんので、様子見せずに早急に病院へ受診してください。

 

②膨らむ

膨らむといっても、全てが膨らむわけではなく、後ろだけ・前だけ、など一部分が膨らむことで、肋骨の関節を捻挫します。

肋骨は「胸骨」という胸にある骨と関節を作っています。

ちなみに背中側では、背骨と関節になっています。

緑の線で囲われているところが「胸骨と肋骨の関節」です。

肋骨の後ろ側だけが膨らむと前側の関節が詰まってしまい、肋骨がずれてしまいます。

ずれる力が強いと脱臼してしまうこともあります。

この場合は、深呼吸や身体を捻じった時に痛みがあり、横から押しても痛みがないことが一つの目安です。

また、後ろ側が常に膨らんでいる状態になるので、背中に筋肉が張るような痛みを感じることも多いです。

 

肋骨はその特性から色々なケガの仕方があります。

救急になってしまうような重篤なものもあるので、くれぐれも放置しない様にしてくださいね!

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