肉離れを放置したケース
2018年03月12日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
昨日は夜中~明け方がもの凄い雨風でしたね。(>_<)
まさに「暴風雨」という感じでした。
今日は一転、晴れて良かったです。(^O^)
気温の上下も激しいので、皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。
さて、今回は「肉離れを放置したケース」についてのお話です。
肉離れ後も運動を続けたり、処置をしなかった場合、どんな状態になってしまうのか?
絶対に放置しない方がいいので、参考になるように実際のケースをお話します。
肉離れを放置すると、、、
・20代 男性 横浜市港南区
ローラースケートで肉離れ
ローラースケート中に、バランスを崩して足が前後に開いてしまい、もも裏(ハムストリングス)を肉離れしました。
痛みはあったが、その後も続け、他のスポーツもしてしまい、約2週間特に処置をせずに様子を見ていたが痛みが引かないため、やまだ接骨院に来院されました。
主な症状は以下の通りです。
- 歩くと痛い
- 力が入らない
- もも裏を伸ばせない
- もも裏を押すと痛い
では、状態についてご説明します。
肉離れしていたのは、もも裏の「半腱様筋」という筋肉でした。
筋肉の部分断裂で、2型損傷(中等度)でした。
※肉離れの分類はこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ 肉離れの見極め方 やまだ接骨院公式ブログ
図で見てみましょう。
青いところが「半腱様筋」です。
〇で囲んでいるところが肉離れした部分です。
ただし、押すと痛い部分は○以外の上下にまでありました。
筋肉は輪ゴムの束みたいなもので、寄り集まったゴム(筋線維)が伸び縮みすることで力を発揮します。
「肉離れ」では、ゴム(筋線維)の一部が切れているので、切れた部分を補うように上下の筋線維が伸び縮みします。
つまり、「肉離れ」した状態で運動してしまうと、切れた筋線維の上下の部分に過負荷がかかり、上下の筋繊維まで傷めてしまいます。
図の○以外のところまで痛みがあるのは、これが理由です。
通常ならすぐに処置をすれば、2週間で痛みはほとんど無く歩けます。
正しい処置をしなかった上に、運動してしまったことで、余計なところまで範囲を広げて傷めてしまっていました。
こうなると、2型損傷(中等度)で約1ヵ月の修復期間が、2ヶ月以上に延びてしまいます。
また、筋線維は部分断裂してしまうと、元通りには治りません。
「再生」ではなく「修復」なので、傷めたところを穴埋めするイメージです。
筋肉の収縮率が落ちてしまいますから、当然筋力も落ちます。
周りの筋線維まで傷めてしまえば、より筋力が落ちてしまいますので、絶対に放置しないでください。
受診して、損傷具合を正しく判断してもらうようにしましょう。
横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。
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