大雪!!・・・転倒(>_<)

2018年01月23日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

関東でも大雪警報出てました。(ー_ー)!!

こんな時に多いのが転倒です。

雪道なんて慣れないですからね~~。

私は群馬出身ですが、一応平野部だったこともあり、横浜と雪が降る回数は大して変わらないので、全然雪に慣れてません。( ̄▽ ̄)

車で1時間弱、走れば雪山ですけど。笑

話がそれました。(^▽^;)

今回は転倒のお話です。

雪で転んでしまった時に考えられるケガと対処法をお話しますので、参考にしてくださいね!

 

大雪で転倒!!

転んだ時、瞬間的にどうするかというと、大半の方はまず手が出ます。

なので、一つ目は手を着いた時に起こるケガです。

転倒で起こるケガには、指・手首・肘・腕・肩 の 捻挫・骨折・肉離れ(筋損傷)などがあります。

転倒による肩から指のケガは本当に多く、捻挫はもちろん、骨折も珍しくありません。

捻挫・骨折した場合、ズキズキとした痛みを感じ、熱くなってきます。

「力が入らない」「痺れる」といったものは骨折の可能性があります。

傷めたところが動かない様に三角巾やタオルで固定してください。

心臓より高い位置に置いておくと、ズキズキとした痛みは少し楽になります。

座っていると疲れるので、寝転がってしまうのが一番良いですね。

手のケガの中には後遺症が残るリスクが高いものもあります。
※詳しくはこちらをどうぞ ⇨ http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%81%A7%E8%BB%A2%E5%80%92%EF%BC%81_/

痛みが弱かったとしても接骨院・整骨院、整形外科に早めに受診しましょう。

 

手の次は「尻もち」です。

転倒して「尻もち」も多いです。

買い物後など手に荷物を持っていると、手が出ずにお尻からドンっと着いてしまいます。

尻もちで傷めやすい箇所には「尾骨」という骨があります。

画像の青いとこですが、一番先端にあるため、骨折しやすい部分です。

特徴として、身体を動かしてもあまり痛みを感じませんが、直接触ると痛みを感じます。

また、高齢者の方で気を付けてほしいことは「背骨の圧迫骨折」です。

尻もちの衝撃は背骨にまで伝わるので、背中や腰を打っていないのに痛みを感じたら「圧迫骨折」の可能性があります。

骨折していても痛みが弱いこともありますので、すぐの接骨院、整骨院、整形外科に受診しましょう。

 

最後は「足首」です。

これまた、捻挫、骨折が多いところです。

過去にやまだ接骨院に来院された患者さんで、転倒して右足を捻挫左足を骨折してきた患者さんがいました、、、

もうどうにもならないですよね。(+_+)

足首の骨折と捻挫の違いは、骨折の場合は「体重をかけられない」ことです。

捻挫の場合は、痛みがあっても体重を支えられます。

捻挫・骨折に関わらず、「RICE」が応急処置の基本になります。

RICEをしつつ、早めに接骨院・整骨院、整形外科に受診しましょう。

RICEについてはこちらをどうぞ ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E5%BF%9C%E6%80%A5%E5%87%A6%E7%BD%AE%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%81/

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

リリースの後に足を引くといい?

2018年01月22日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は夕方から雪予報、、、

しかも、関東でも積雪なんて言ってます。(;゚Д゚)

数年前に横浜でも大雪になった時は、転倒でケガしてしまう患者さんがたくさん来院されました。

明日の朝が一番危なそうですね。

と言っても、夜には積もっている可能性ありますから、皆さま、通勤通学お気を付けください<m(__)m>

さて、前回に続き、野球の投球動作についてです!

エンゼルス・大谷選手の投球フォームの特徴にボールリリース後4の左足の「引き」があります。

一時期、野球部の患者さんにも結構聞かれました。(^▽^;)

この「引き」の動作には意味があります。

形だけ真似しても意味が無いので、ご説明しますね!

 

ボールリリース後の足の引き

早速ですが、動画見てみましょう。

投球後の左足に注目してください。

大谷翔平 動画 ↓↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=2dUIhnaxNj0

 

ちなみにダルビッシュも。

ダルビッシュ 動画 ↓↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=ccQ_o6R0Se8

 

二人とも、グッと左足を後方に引いていますよね。

ただ、ストレートの時は引きますが、変化球の時にはあまり引きません。

だからか、ストレートの球速を上げるためには「ステップ足を引けばいい」と考えます。

先にお話した学生さんにも「足を引くとスピード上がるんですよね?」と聞かれました。(^▽^;)

そりゃー日本を代表する、本格派の二人のピッチャーがやっている動作なら真似した方がいいと思いますよね。

私も学生だったら、間違いなく真似します。笑

 

では、大谷とダルビッシュは、なぜステップ足を引くのでしょうか?

それは「腕を加速させる距離を長くするため」です。

早いボールを投げる時に必要な要素に、リリースまでの距離があります。

つまり助走です。

幅跳びをする時も、助走が長く取って勢いを付けた方が遠くまで飛べますよね。

 

投球時に下半身から上半身にかけて身体を回旋していくことで、遠心力や反動が起こり、力がボールに加わります。

力をボールに効率よく伝え、ホームベースの方向に投げるために重要になるのが、ステップ足のお尻・もも裏の筋肉です。

臀筋、ハムストリングスなどと呼ばれる筋肉ですが、簡単に言うと、足を後ろに引き上げる働きがあります。

 

投球時に遠心力が働くとかなり手前でリリースしないとホームベースの方向ではなく、バッターの方に投げてしまいます。

下の画像は身体が回っているだけ(回旋)の状態です。

 

臀筋、ハムストリングスが働くことで、下半身を後方に引っ張り、力のベクトル(方向)をホームベース側に向かわせます。

下の画像では、臀筋、ハムストリングスの力で身体の左半身を後ろに引き、右半身が前に出ます。
「回旋」+「前後の直線」の力が働きます。

 

するとリリースポイントが前になり、結果として、腕を加速させる距離が長くなり、球速が上がります。

「臀筋、ハムストリングスが働くこと」が重要であり、「足を引くこと」が重要ではないんです。

力が大きければリリース後に引く現象が起きますが、筋肉が働いていれば引く現象が起きなくても問題ありません。

 

一流スポーツ選手の動作やフォームには意味があります。

なぜその動作が起きるのか?

そこを理解しないまま、ただ真似するだけでは効果はありません。

一流選手の真似をすること自体は良いことなので、せっかくやるなら意味も理解して行いましょう。(^_^)

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

投げる時に肩が開いてしまう、、(>_<)

2018年01月20日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

先日、高校野球部のサポートに行ってきました!

月に1~2回なんですが、毎回、選手の意識・身体の変化があって、こちらも学ぶことが多いです。

この時期はまだトレーニング期ということもあり、正しいトレーニングの方法(フォーム)とストレッチを指導してきました。

選手からの質問で多いもの。

「身体を大きくするにはどうしたらいいですか?」

これには、あえての質問返し。

「そもそも身体を大きくしたい理由は何?」

なぜ筋力トレーニングをする必要があるのか?をあまり深く考えないで、とりあえずトレーニングしていることって意外と多いんですよね。

せっかく一生懸命にトレーニングしているので、目的に合ったものを正しく行えるように指導しています。

というわけで、今回は野球関連のお話です。

あなたは「肩が開いている」と指導されたことありませんか?

何をもって「肩が開く」なのか、定義が曖昧なことが多いので、そこからお話します!

 

肩が開いてしまう、、、

いきなりですが、「肩が開く」とはどんな状態ですか?

考えてみてください。

・・・答え出ました?

 

投げる時でも、打つ時でも、「肩が開いている」「肩の開きが早い」と指導者から指摘されます。

では、定義してください。と聞いたら、ハッキリと答えられるでしょうか?

肩を指しながら「ここがこう開いて、、」と言っていたら、それは間違いです。

「肩が開く」とはどんな状態か理解できていない証拠です。

 

「肩が開く」とは、ステップ足が着地した時に反対側の骨盤が前傾している状態です。

右投手なら、左足が着地した時の右の骨盤が前傾している状態です。

①開いている画像

②開いていない画像

①と②の図を見比べてみてください。

①では、着地の時点で右の骨盤が前傾しています。

投球動作において、後ろ側の骨盤が前傾してしまうと身体は回り始めてしまうので、いくら肩を閉じようとしても早く開きます。

もちろん、後ろから前への体重移動も始まっているので、上体が突っ込み「手投げ」になります。

また、無理やり肩が開かない様に我慢すると、肋骨の筋肉を傷めてしまいます。

 

一方、②では、着地の時点では、まだ右の骨盤が前傾せず、フラットな状態なので、重心も後ろに残っており、余裕をもって身体の回旋をできます。

「肩が開いていない」状態です。

言い方を変えると「後ろでタメが作れる」状態です。

いかがでしょうか?

肩を一生懸命閉じようとしていませんでしたか?

野球の動作の指導で使われる表現には、感覚的なものが多く、それを理論・理屈で伝えることが出来ていない場合もあります。

前述の「肩が開かない」「後ろでタメを作る」も表現は違いますが、身体の動作においては共通しています。

経験や身体の感覚で表現し、伝えることも大事ですが、選手が指導する側の意図と違う解釈をしてしまう可能性もあるので、理屈と感覚の両方から伝えられることが一番分かりやすいと思います。

「肩が開く」以外の動作についても、また解説していきたいと思います。

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

ストレッチとトレーニング

2018年01月18日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

前回のブログは美味しいお店の紹介という、全く接骨院には関係ないお話でした。(^▽^;)

病院や接骨院とかって、初めて行くところだと、ちょっと入りづらいですよね。

やまだ接骨院では、一緒に来た子供と遊んだり、患者さんと何気ないお話もしているので、お気兼ねなくご来院ください。(^-^)

美味しいお店も教えますよ~~~。笑

さて、今回はストレッチとトレーニングについてです。

やまだ接骨院に初めて来院される患者さんには、普段の運動習慣についてもお尋ねしています。

「毎日ストレッチはしているんです。」

「週1回ヨガに行っています!」

健康意識が高い方も多いので、こんなお話を伺いますが、

今の自分の身体に効果的なのか?

健康のために行っているなら、そこが一番重要です。(趣味として行っているなら別です)

ストレッチとトレーニングの意義についてお話しますね!

 

ストレッチとトレーニング

  • ストレッチは、筋肉の柔軟性を得るために行う。
  • トレーニングは、筋力アップさせるために行う。

こんな風に思っていませんか?

実はちょっと違います。

ストレッチでも筋力アップできるし、トレーニングで柔軟性を得ることもできます。

やり方次第なんです。

ストレッチからご説明しますね。

ストレッチには、静的ストレッチ動的ストレッチがあります。

 

 

静的ストレッチとは、筋肉をじわーっと伸ばして、20秒キープ!というやり方です。

ゆっくり伸ばすことで、反射が起きにくく、急に縮まることがないのがメリットです。

ただし、伸縮を繰り返すわけではないので、皮膚や体温は上がりづらく、ウォーミングアップには向きません。

 

動的ストレッチとは、伸ばして縮めてを繰り返す「ラジオ体操」みたいな感じですね。

伸縮を繰り返すため、皮膚温や体温が上がりやすいことがメリットです。

ただし、勢い良く伸ばそうとするとケガをするリスクがあります。

 

どちらも特徴がありますが、前述したストレッチでも筋力アップできるのは動的ストレッチです。

伸縮を繰り返し、筋肉の温度を上げることで、「筋肉を動かせ」という脳からの神経の伝わりも良くなります。

神経の伝わりが良くなると、使える筋肉の数が増える=自分の筋力を引き出せる ようになり、筋力アップに繋がります。

これがストレッチでも筋力アップできる方法です。

 

次にトレーニングです。

トレーニングはストレッチ以上に、たくさんの種類・方法がありますが、柔軟性を得る方法は軽・中・重量でいうと、軽~中量の重さで行うトレーニングが柔軟性を得るために有効です。

やり方は簡単です。

スクワット、ランジなどの筋力トレーニングにダンベル・バーベルを軽~中量に設定した重さを加えて行う方法です。(股関節の柔軟性)

 ※写真はランジです。

自分の関節の可動範囲の限界まで行えば、5~10回繰り返すだけで柔軟性が得られます。

やってみると可動範囲が広がっていくのが分かりますよ。(^^)

 

トレーニングやストレッチは、とにかく自分で一度やってみることが大事です。

テレビやネットで、「腰痛には○○体操がいい!」とか出ていますが、全員に当てはまるわけではありません。

自分にとって有効なものであれば、やってみると必ず良い効果が現れます。

色々検索するのもいいですが、まずは試しにやってみてくださいね!(^_^)

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

患者さんとのお話(^_^)

2018年01月17日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

先日、来院された患者さんが、「これから都内まで餃子を食べに行くんです!」と教えてくれました。

何でもテレビで餃子特集やっていたそうで、それから食べたくてしょうがなかったらしいです。笑

それを聞いたら私もメッチャ餃子が食べたくなり、連想して中華も食べたくなり、、、

もともと食べることが好きなので、お話聞いたら食欲が湧いてきます。(^▽^;)

いつも捻挫や肉離れ、骨盤矯正に野球肘など、ケガや不調に関するお話ばかりなので、今回は全然関係ない、患者さんから伺い、実際食べに行ってみて美味しかったお店のお話します!!笑

というわけで、接骨院っぽい内容を求めてご覧になってくださった皆様、ごめんなさい<m(__)m>

ケガ・不調に関する内容はこちらから「カテゴリー」をご覧ください。↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/

 

おススメのお店

接骨院なのに、こんなタイトルでいいのだろうか、、、

今回はいいですね。( ̄▽ ̄)

美味しさとご紹介の順番は関係ないです。(私&患者さん基準ですが、どこも美味しいです!)

まずが最初に中華のお話出たので、中華からいきます!

 

上大岡 福鼓樓(フッコロウ)

中華って、炒めたり揚げたり何となく油っぽいイメージありませんか?

でも、福鼓樓は中華なのに全然油っぽくないし、くどくないんです。

こちらは化学調味料は使用せず、国産の野菜、肉、魚を使っています。

調味料も作ってるって凄いですよね。

素材の味が凄く良く分かります。

実はオーナーシェフがやまだ接骨院の患者さんなんですが、一切の忖度なしです。笑

おススメは「大海老のマヨネーズ和え」です。プリプリした大きい海老とまろやかで少し甘いマヨネーズが合わさって激うまです!

あとは「大根餅」ですね。ハッシュポテトの大根版みたいな感じです(こんな表現ですみません)。もちもちしてますが、大根の食感もあり、辛味噌と相まって美味しいです!

ランチもディナーメニューも、福鼓樓は本当に何食べても美味しいですよ。(^O^)

福鼓樓HP&FB ⇨ http://fuccorou.news.coocan.jp/index.html

https://www.facebook.com/fuccorou/

(Facebookの方が美味しそうな写真がたくさん載ってます)

 

井土ヶ谷 アリラン飯店

ここは焼肉店です。

店内はスポーツ選手や芸能人のサインでいっぱいです。

薩摩牛らしいのですが、今まで行った焼肉屋の中で一番美味しいです。

タン、カルビ、ハラミなど、やっぱりどれも美味しいですが、おススメはミノです!

臭みなんて一切なく、口に入れるとトロッとします。(*´Д`)

野球選手も多く訪れているので、野球好きの方はサインを探してみるもいいかも。

井土ヶ谷 アリラン飯店 ⇨ http://localplace.jp/t000314707/

 

今回はただの美味しいお店紹介でした。笑

まだまだ美味しいお店はあるので、そのうちご紹介しますね!(^-^)

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

スノボで転倒!(>_<)

2018年01月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

やっと寒さが少し和らぎましたね~。

代わりに風が強いですけど。(^^;)

朝の冷え込みが違うだけでだいぶ楽ですね!

昨日の朝に来院された患者さんが、外気温が0度と仰ってました。(*_*)

そりゃ寒いですよね、、、

でも寒い時期は悪いことばかりではなく、ウィンタースポーツを楽しめますね!

スノーボードやスキーなど、雪遊びだけでも楽しいですが、必ず「転倒」があります。

今回は転倒してしまった時に傷めやすい手首についてのお話です。

 

スノボで転倒!(>_<)

スキーやスノーボードで、転倒は付き物ですよね。

転ぶと分かっていればスピードを緩めたり受け身を取れますが、スピードが出過ぎて

人と接触しそうになったりすると、思わぬ転び方をしてしまいます。

そんな時に一番最初に出すのは「手」です。

人間誰しも、転びそうになったら手を出して頭や身体を守ろうとします。

手を着いた時に上手に衝撃を逃がせればいいのですが、全て手に負荷がかかってしまうことがあります。

そんな時に「手首」を傷めます。

元々、手首で倒れてきた身体・体重を支えるのは無理があります。

咄嗟に手を出すのは、衝撃を和らげ、そのあとの肘や肩、胸や背中で分散させるためです。

手で衝撃を全て受けると、負荷に耐えられず、手首の関節がずれてしまいます。

手首の関節を支えているのは「靱帯」なので、まずは靱帯を傷めます。(捻挫)

靱帯でも支えきれない場合は、骨を傷めます。(骨折)

手首の骨折の中には、後に後遺症を出してしまうものがあるので、今回は骨折についてお話します。

 

転んだ時の手首の骨折

手首の骨折で多いものは、「橈骨」という骨の骨折です。

※下図の青い骨です。

この骨の手首寄りの部分で折れてしまいます。

転倒の際に手首に力を入れて固めるので、手を着いた時にちょうどここに力が加わりやすいんですね。

※赤い線から手側は上に向かって、肘側は下に向かって力が加わります。

 

この骨折は、相当骨がずれてしまったり、骨の周りの神経を傷つけたりしない限りは後遺症は残りにくいものです。(もちろん骨折に変わりはないので、治療とリハビリは必須です)

 

では、後遺症のリスクが高い骨折はどこかというと「舟状骨」という骨です。

親指のつけ根部分にある楕円形の骨です。

※下図の青い骨です。

 

「舟状骨」は周りが軟骨に覆われていて血管が一部からしか通っていない為、栄養が行き渡りづらい骨です。

その為、骨折してしまうと血液(栄養)が届かない部分が出来てしまい、壊死してしまいます。

また、骨折直後は痛みや腫れといった症状が弱く、レントゲンにも写りづらいので、CTスキャンなどの精密検査をしないと判明しない骨折であり、見落とされてしまうこともあります。

そのままにしてしまうと、手を床に着くたびに痛い、動かしても違和感がある、などの後遺症が残ってしまいます。

 

スキーやスノーボードでの転倒は付き物なので、手を着いた痛みに慣れてしまいますが、思わぬケガをしていることがあります。

転んだからだろうなーと自己判断で放置すると、後遺症が残る様なことになりかねませんので、少なくとも帰ってきて痛みを感じているようなら、接骨院や整形外科に受診しましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

投球時の肩の痛み

2018年01月14日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

身体を動かしたり、勉強した時って、甘いもの欲しくなりますよね~。( ̄▽ ̄)

砂糖たっぷりのお菓子は食べた後で調子が悪くなって後悔するので、そんな時はヨーグルト食べます。

プレーンヨーグルトにハチミツ、きな粉、たまにレーズンなんか入れると美味しいですよ!(^O^)

さて、今回は「投球時の肩の痛みについて」です。

投球時とは野球の投球動作です。

投げた時に肩のどこが痛いのか?

何が原因で痛みを引き起こすのか?

野球特有の傷め方もありますので、やまだ接骨院に来院された実際の症例も含めてお話しますね!

 

投球時の肩の痛み(野球肩)

野球の投げ方って、他の競技にはなかなか無い動きですよね。

バレーボールのアタック、サッカーのゴールキーパー、バドミントンのスマッシュ。

似たような動作はありますが、どれとも違います。

私も坊主頭でした。笑

野球の投球動作において、重要なことは「反射」や「反動」を利用して投げるこです。

  • 「反射」は、熱いものを触ってしまった時に瞬間的にアチッと手を離す、などですね。
  • 「反動」は、高くジャンプしようとした時に膝を曲げて深く沈み込みますよね?予備動作を行うことで高い能力を発揮することです。

 

「反射」「反動」を上手に利用できないと、肩や腕の力で投げてしまいます。

俗にいう「手投げ」です。

投げ過ぎ以外で肩を傷める人は、手投げになっていることが多いです。

大体の方は、フォームに問題があると考えるので、フォームを変えようとするのですが、そこで身体の問題が出てきます。

技術的な問題の場合は、意識して反復すればフォームは変えられますが、身体の問題の場合は意識しても変えられません。

例えば、肩が上がらない人に「肩を高く上げて、肘が下がらない様にしなさい」と教えても上げようがありませんよね。

それどころか、本人は一生懸命上げようとしているのに何度も注意されるとヤル気自体を失いかねません。

では、実際の症例です。

 

20代 男性 野球の投球動作で肩に痛み

右投げの方で、リリースからフォロースルーで痛みを感じるとのこと。

それまで痛みは無かったが、急に痛くなったそうです。

結論から言うと、この患者さんは「インピンジメント症候群」というもので、棘上筋という肩の筋肉の腱を傷めていて、原因は「骨盤の左右差」でした。

※「インピンジメント症候群」についてはこちらをご参照ください。
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E9%87%8E%E7%90%83%E8%82%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%81/

 

骨盤の左右差があることで姿勢が悪くなり、右肩の骨の位置関係が正常な位置に無い状態でした。

そのせいで肩が上がらず、棘上筋を傷めていました。

また、投球フォームも見せて頂きましたが、反射を利用できないことで「手投げ」になっていました。

リリース時に肩は最も外側に捻じれますが、この「捻じる」ことが反射を利用できない理由でした。

ここまで分かれば、それぞれの問題を解決すればいいので、改善は難しくありません。

肩に必ず問題があるわけでもなく、肩以外だけの問題でもない症例でした。

 

しっかり原因を突き止めて対処していけば、肩の痛みは改善出来ます。

おかしいなと感じたら、一度フォームや身体の状態を確認してみましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせかこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

捻挫したけど痛くないから大丈夫?

2018年01月13日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

二日続けて寒いですね~。(*_*)

受験が始まり、まずはセンター試験があるのに、受験生が体調崩さないといいですけど、、、

インフルエンザも流行っているので、大人も子供も要注意です!

さて、今回は捻挫についてですが、

「捻挫して腫れたけど、それほど痛くなかったから放置してました。」

というお話をよく伺います。

腫れるけど痛みがあまり無いことには理由があります。

もちろん良いことではないので、放置するリスクも含めてお話します。

 

腫れてるけど痛くない捻挫とは

捻挫とは、関節を捻ることによって、関節を支えている靱帯などを傷めてしまうことです。

捻挫をすると、痛み・腫れ・熱感といった症状(炎症)を感じます。

「炎症」は傷めた組織を治すための身体の反応です。

つまり、捻挫して靱帯などの組織を傷めれば必ず出る反応です。

では、捻挫をして腫れてはいるが痛みはあまり感じない、とはどういう状態でしょうか?

それは捻挫する以前の状態にあります。

実際にやまだ接骨院に来院されたケースでお話します。

 

30代 男性 柵を乗り越えて、着地した際に足首を捻挫

柵を乗り越えて足を着こうとした際に、足首を捻って着地したので、体重をかなりかけてしまったとのことでした。

捻った直後は痛みがあったようですが、しばらくすると痛みが引いて腫れが出てきた、とのこと。

状態を確認すると、足首の外側を傷めており、腫れもありました。

ただ、歩いたり曲げたりした時の痛みは、ほとんどありませんでした。

なぜ、捻挫直後だけで痛みが無くなったのでしょうか?

この患者さんの足首の関節は、かなり緩い(不安定)状態でした。

お話を伺うと、学生時代に何回も同じ足を捻挫していたそうです。

捻挫を繰り返していたことで、足首の靱帯がほとんど切れてしまっていたんですね。

 

あまり知られていませんが、靱帯損傷は再生しません。

一度傷つくと元通りではなく、もう少し違う組織で穴埋めされます。

イメージでいうと「かさぶた」みたいな感じですね。

本来の靱帯からすると、弾力性に欠け、伸びた状態になります。

「捻挫はクセになる」と言われる理由の一つです。

 

足首を捻挫しても、傷つくはずの靱帯がすでに無ければ、傷つきようがありません。

靱帯が無いので骨がずれる力が働くため、代わりに骨や関節部分の軟骨のダメージが加わります。

最初の痛みは恐らく関節の痛みです。

幸い骨へのダメージは少なかったので炎症反応も弱く、痛みが引き、腫れが残ったと考えられます。

痛みが無いと大丈夫な感覚になってしまいますが、もちろん大丈夫ではありません。

本来あるべき靱帯が無いということは、脱臼したり骨折するリスクが高くなります。

筋力を強化し身体のバランスを整えて、関節を安定させないと骨の変形も招きます。

 

以前に繰り返し捻挫したことがある方は要注意です。

関節が柔らかい(緩い)と自覚がある方は、関節を安定させるように今からでもトレーニングしましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

捻挫してしまった時の応急処置

2018年01月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は一番の冷え込みのようで、とにかく寒い!(;゚Д゚)

年明けからインフルエンザも流行っていて、要注意ですね。

身体が冷える≠体温が下がると、免疫力が低下します。

逆に言えば、体温が上がると免疫力は高まります。

外からだと、やはりお風呂で湯船にしっかり浸かること、スーパー銭湯とかならサウナも良いですね!(血圧の変化には要注意です)

内からは、ショウガやネギなどを温かいスープに入れると身体が温まります。(^_^)

私もショウガ100%の粉末をお味噌汁に入れてます。

チューブと違い、ショウガ100%なので少しで十分なのですが、たまに量を間違えるとパンチが効いたお味噌汁になります。笑

 

さて、今回は捻挫してしまった時の応急処置についてです。

この頃、捻挫してしまわれる患者さんが増えているので、自分で出来る応急処置をご説明します。

捻挫してしまった時の応急処置

最近は学生、大人関わらず、捻挫してしまう方が多いです。

ちなみに多いのは足首の捻挫です。

捻挫は最初の処置がとても大事なので、捻挫してしまった時に自分で応急処置をする・しないで回復期間がかなり変わってきます。

応急処置の方法を順番にお話しますね。

 

①アイシング(冷やす)

捻挫すると、傷めた箇所に「炎症」という身体の反応が起きます。

身体を治すための反応ですが、痛みを伴うので捻挫直後は抑えるべきです。

氷嚢や保冷材を捻挫した箇所に密着させて15分×2セット(合間10分)アイシングしてください。

「足首 捻挫」の画像検索結果 ケガトモより引用

 

②固定

実は固定が一番大事です。切り傷ができたら、傷口が開かない様に絆創膏したり、深い傷の時は縫ったりしますよね?

捻挫も一緒です。皮膚に隠れて見えないだけで、靱帯などが傷ついています。

それ以上傷口が広がらない様に固定することが、悪化を防ぎます。

包帯やテーピングで、足首なら90度の角度で固定しましょう。

「足首 捻挫」の画像検索結果 快気堂鍼灸院白石より引用

 

③患部を高い位置にする

高い位置とは、心臓より高い位置です。

内出血を起こすので、高い位置にしてあげると出血量や腫れを抑えられます。

「足首 捻挫 挙上」の画像検索結果 白山はりきゅう整骨院より引用

 

以上の処置を行ったら、なるべく安静にして、接骨院や整形外科に受診してください。

捻挫だ!と思ったら、骨折していることもあります。

実際、足首を捻挫したので診てもらえますか?とお問合せ頂き、やまだ接骨院に来院された患者さんで、状態を確認したら骨折だったことがあります。

あくまで目安ですが、捻挫した後に痛みがあっても体重をかけられれば靱帯損傷、体重をかけられない場合は骨折していることが多いです。

もし捻挫だと思って、骨折を放置してしまうと回復が遅れるどころか、骨が変形してしまいます。

変形したら、一生そのままです。

軽度だったら、その方が良いですよね?

重症かどうかの判断は難しいです。
重症だったら受診する、ではなく、様子を見ないですぐに受診しましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

太ももが痛い!(>_<)

2018年01月11日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今朝も寒いですねー。(+_+)

ちゃんこ鍋、キムチチゲ、水炊き、、、、

こんな時は暖かい鍋が食べたいです。笑

さて、今回は「太ももの痛みについて」ですが、中・高生が太ももの痛みを訴えて、ちょくちょく来院されます。

冬のこの時期は、部活で12月からのトレーニングで疲労がピークになり、筋肉痛かな?と思っていたのが、なかなか痛みが引かずに来院されます。

肉離れにしては、まだ動けるし、、、

広範囲に痛い、これは何なの?

そんな太ももの痛みについてお話します。

 

太ももの痛み

「太もも」でも前、後ろ、内側、外側がありますが、特に太ももの前側の痛みを訴えて来院されることが多いです。

スポーツも色々で、野球、サッカー、バレー、陸上競技などです。

実際に、やまだ接骨院に来院された症例をご紹介します。

 

・10代 男性 サッカー 太ももの前側に痛み

サッカーの練習で走っていて、だんだん太ももの前が痛くなり、そのまま続けていたら痛みが強くなってしまい、休んでいたが痛みが変わらないため、やまだ接骨院に来院。

結論から言うと、「筋膜炎」というものです。

筋膜とは何かというと、筋肉を包んでいる膜です。

下図を見てください。

浅筋膜と深筋膜の違い 肩こり研究所より引用

身体の各部分で少し違いますが、皮膚から骨までの間はこんな感じになっています。

筋膜の間の青いラインは水分だと思ってください。

この水分があることで、筋膜同士がくっつかず、滑るようになっています。

走り込みや筋力トレーニングを行うことで、水分量が減り、筋膜の滑りが悪くなります。

すると、筋膜自体が硬くなってしまい、炎症を起こし、痛みを感じます。

これが「筋膜炎」です。

「肉離れ」の軽度なものと考えてもらっても良いと思います。

 

※「肉離れ」についてはこちらをご覧ください。↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E8%82%89%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82/

 

ただ、一般的に言われる「肉離れ」は筋肉の損傷です。

筋肉は筋繊維が束の様になっていて、「肉離れ」は筋線維の一部または全部が切れてしまうことなので、ある一点が痛い、と局所的に痛みを感じます。

対して「筋膜炎」は広範囲に筋肉を包んでいる「筋膜」の炎症なので、この一点が痛いというより広い範囲で痛みを感じます。

サッカーの患者さんも、どこら辺が痛いかを尋ねると、ここが痛いというより、太ももの前側全体が痛いと訴えていました。

筋肉痛は、休養をとれば長くても1週間弱で痛みが引きますが、筋膜炎はなかなか痛みが引きません。

1週間以上痛みが続く場合は、単なる筋肉痛ではない可能性が高いので、必ず接骨院や整形外科に受診しましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform


1 24 25 26 27 28 29 30 31 32 40