ケガを放置すると、、、

2018年04月15日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回はケガを放置すると、どんな悪いことが起こるのか?についてお話します。

実際、上大岡やまだ接骨院に来院される患者さんにも

「放置しなければよかった、、、」

と後悔される方がたくさんいます。

なぜ後悔したのか?

具体例を挙げて、お話しますね。

 

ケガを放置すると、、、

捻挫、肉離れ、骨折、打撲、つき指、交通事故のむちうち、などなど

色んなケガがありますが、どれも放置していいことはありません。

なぜケガを放置することが良くないかというと、別のガを誘発するからです。

もちろんケガ自体の回復も悪くなり、長引いてしまうことにもなります。

何となくイメージはできると思いますが、なぜ別のケガを誘発するのか?について、

予防するためには具体的に理屈を理解しておくべきです。

実際に「肉離れ」を放置した結果、膝を痛めてしまったケースを例にお話します。

 

40代 男性 港南区 膝痛

サッカーなど色々なスポーツをされている方で、膝が曲がりにくく、痛みもあるとのことで、上大岡やまだ接骨院に来院されました。

お話を伺うと、これまでも数々のケガをされていたようで、ケガしている状態に慣れてしまっていたそうです。(>_<)

状態を確認すると、膝に腫れがあり、深く曲げると痛みありました。

膝の痛みの原因の一つになっていたのが、「ニーイン・トゥーアウト」という状態です。

「ニーイン・トゥーアウト」とは、膝が内側を向き、つま先が外側を向いている状態です。(上図参照)

骨で説明すると、ももの骨が内向きに捻じれ、すねの骨が外向きに捻じれている状態です。

サッカーやバスケ等の、ステップによる「切り替えし動作」が多いですね。

「ニーイン・トゥーアウト」により、膝が捻じれ、関節に摩擦が起きてしまい、腫れと痛みを感じていました。

普段からサッカーをしている方なので、「ニーイン・トゥーアウト」になっていてもおかしくはないですが、気になったことは、「太ももの裏」の筋肉が「太ももの前」の筋肉と比べて弱くなっていたことです。

お話を伺うと、少し前に「ふくらはぎ」と「太ももの裏」の肉離れをしていたそうです。

太ももの裏の筋肉は「膝を曲げる」機能がありますが、他に「すねの骨を内側に捻じる」機能もあります。

ここで「ニーイン・トゥーアウト」をもう一度ご覧ください。

すねの骨が外向きに捻じれている状態なんです。

「太ももの裏」を肉離れしているので、力が入らず、すねの骨が外向き=「ニーイン・トゥーアウト」を助長していたんですね。

結果、膝に必要以上の負担がかかり、膝まで傷めていました。

ケガを放置すると、こんな「ケガの連鎖」が起きます。

傷めなくていいところまで傷めてしまうので、放置しないで、しっかり完治させましょう。

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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骨盤矯正ってバキバキするの?

2018年04月14日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「骨盤矯正」についてのお話です。

「矯正」って聞くと、「バキッ!」とやりそうなイメージですよね。(^▽^;)

でも、関節を急に動かすことが「骨盤矯正」ではないんです。

上大岡やまだ接骨院で行っている「骨盤矯正」についてお話しますね!

 

骨盤矯正はどんなことをするのか?

そもそも、なぜ骨盤矯正を行うのか?ですね。

至って単純ですが、「骨盤が歪む」からです。

また、「骨盤」がどう歪んでいるのかによって、矯正の方法が変わります。

 

骨盤は上図の様に開いたり傾いたりします。

開きタイプ、捻じれタイプは「骨盤の関節」が歪んでいることが多いので、骨盤の関節を矯正する必要があります。

一方、傾きタイプ、前屈・後屈タイプは骨盤の関節より、背骨など「骨盤以外の関節」が歪んでいることが多いので、骨盤というより骨格を矯正します。

つまり、「骨盤の関節が歪んでいるケース」「骨盤以外の関節が歪んでいるケース」があります。

骨盤矯正なのに、骨盤以外の関節を直すの?と思いますよね。(^▽^;)

次に矯正の方法です。

関節を直接矯正する方法が、皆さんがイメージされるという骨盤矯正です。

ちなみに当院では「バキッ!」とやりません。

やまだ接骨院では、関節を直接矯正する場合、少しずつジワーっと誘導するように矯正します。

なぜなら、はリスクがあるからです。

ズレて固まっている関節に衝撃を加えるようなものなので、関節を傷める可能性があります。

少しずつ矯正する方が安全かつ効果的に矯正できるので、わざわざ患者さんに負担をかけるような矯正はしません。

 

また、「少しずつ矯正」するには大事なことがあります。

それは筋肉を柔らかくすることです。

関節は筋肉によって動きます。

肩関節を上げる時は、上げる筋肉に力が入り、下げる筋肉は力が抜けます。

骨盤の関節も同じで、骨盤が開いて歪んでいる時は
「開く筋肉に力が入っている=筋肉が硬い」状態です。

そのまま関節を矯正しようとしても、なかなか元の正しい位置には戻らないので、まずは開く筋肉を柔らかくします。

筋肉が緩み、関節が動きやすい状態になってから「骨盤矯正」します。

ただマッサージしてもあまり意味は無く、悪い方向に引っ張る筋肉を柔らかくしてあげることが大事です。

骨盤が正しい位置に戻ってきたら、運動も少しずつ行っていきます。

悪い方向に引っ張る筋肉を柔らかくする+良い方向に引っ張る筋肉を強くする

両方行うことで、骨盤のバランスは正しい位置で安定するようになります。

骨盤矯正しても、時間が経ったら元通りではもったいないですからね。

以上が上大岡やまだ接骨院で行う「骨盤矯正」の方法です。

不安に思うことがありましたら、何でも聞いてくださいね!

 

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突然の腰痛! 

2018年04月13日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「突然の腰痛」についてのお話です。

突然と言っても、いわゆる「ギックリ腰」ではありません。

だんだん痛みが強くなってくるケースです。

でも、めっちゃ痛いんです。(>_<)

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースなので、お話します。

 

突然の腰痛

腰痛の原因は、それはもうたくさんあります。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症
  • すべり症
  • 筋膜炎 etc

いくつも挙げられますが、その中で「筋膜炎」というものについてお話します。

「筋膜炎」なんて、あまり聞き慣れないですよね?

「肉離れ」なら聞いたことがあると思います。

「筋膜炎」は肉離れの一種だと思ってください。

まず腰の筋肉を見てみましょう。

赤いところは全て筋肉です。

全身筋肉だらけですね。笑

筋肉はそれぞれが伸び縮みすることで、身体を動かしてくれます。

腰で言うと、「腰を後ろに反る筋肉」もあれば、「腰を前にかがめる筋肉」もあります。

また、筋肉は皮膚から骨までの間に何層にも重なっています。

重なった筋肉が伸び縮みする時に、筋肉同士が擦れ合わないように保護している(包んでいる)ものが「筋膜」です。

何らかの原因で、この「筋膜」が擦れて傷ついてしまった状態が「筋膜炎」です。

では、実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをご紹介します。

 

50代 女性 港南区 腰痛

重い荷物を長時間持っていたら、その日の夜に痛みが強くなったとのことでした。

翌日少し楽になったが、仕事をしていたら、また痛みが強くなり、腰を前にかがめることが出来なくなった為、やまだ接骨院へ来院。

主な症状は、「腰の真ん中付近に痛み」「前かがみが出来ない」「歩くと腰に痛みが響く」というものでした。

状態を確認すると、身体の左右差などのバランスはあまり悪くなく、腰周りの筋肉が硬直しているような状態でした。

お話を詳しく伺うと、腰痛のキッカケになった「重い荷物を持つ」とは、荷物を「持ち上げる・下ろす」を繰り返したわけではなく、持ち続けたとのことでした。

そこで、腰に痛みが出ないような動作で、少しずつ身体を動かしてもらいました。

すると、腰の痛みが少し和らぎました。

次に「筋膜」を引っ張り、たるみを出すように施術を行いました。

ここで、かなり痛みが引き、腰を前にかがめられるようになりました。

どのような問題だったかというと、長時間同じ姿勢で腰を支え続けたため筋肉が硬直し、「筋膜と筋肉」がくっ付いてしまい、筋肉が伸び縮みしづらい状態になっていました。

筋肉はゴムの様に伸び縮みしますが、「筋膜」は伸び縮みしません。

それでも伸縮させようとすると、筋膜が擦れて傷ついてしまいます。

仕事で前かがみになることで硬直した筋肉が伸縮し、筋膜が傷ついてしまったんですね。

こんな状態の時に、腰を一生懸命マッサージしたりストレッチしても、筋膜を刺激するだけなので、良くなるどころか悪化します。

なので、腰以外のところから身体を動かし、張り付いた筋膜に余裕を作ってあげることで、痛みが楽になりました。

腰痛は原因が本当にたくさんあるので、原因に合わせた治療をしないと、かえって悪化します。

自己判断はなかなか難しいですから、早めに受診しましょう。

 

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産後の骨盤の歪み

2018年04月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

もうメジャーリーグの話題は大谷選手一色ですね!

牧田選手や平野選手も順調に登板を重ねているのですが、大谷選手のインパクトが強過ぎて印象が薄れてしまっているんでしょうね。(^▽^;)

気付けば、日本人メジャーリーガーはほぼ投手。

野手のスター選手も出てきてほしいですね!

今回は「産後の骨盤の歪み」についてのお話です。

特に骨盤が歪むと、どんな症状が出てくるのか?をお話します。

あなたに当てはまるものがあれば、産後の骨盤の歪みが原因かもしれません。

参考までに確認してみてくださいね。

産後 骨盤の歪みからくる症状

まず、産後の骨盤の歪みについてお話しますね。

骨盤の歪みには2種類あります。

一つは「骨盤の関節の歪み」

もう一つは「骨盤自体の歪み」

図で見てみましょう。

 

  • 骨盤の関節の歪み・・・「開きタイプ」「捻じれタイプ」
  • 骨盤自体の歪み・・・「傾きタイプ」「前屈・後屈タイプ」

骨盤にはお尻の方に「仙腸関節」という関節があり、開き・捻じれタイプでは主に「仙腸関節」がズレてしまいます。

「仙腸関節」のズレではなく、骨盤自体が前後左右に傾くことがあり、こちらが骨盤自体の歪みになります。

では、それぞれどんな症状があるのでしょうか?

上図の赤字の症状以外をお話しますね!

 

1.骨盤の関節の歪み

「開きタイプ」で多い症状は「腰痛」と「膝痛」

腰を丸めた姿勢になりやすく、腰に負担がかかります。

また、腰のバランスを取るために、膝も前に曲がりやすくなるため、膝痛も起きます。

「捻じれタイプ」で多い症状は「座っている時の偏り」

重心が偏るので、座っていると左だけお尻の骨が当たる、などの感覚が出ます。

 

2.骨盤自体の歪み

「傾きタイプ」で多い症状は「股関節の痛み」

左右の足の長さが変わってしまうので、股関節(お尻)を横に振りながら歩いてしまいます。

股関節の筋肉で横ブレを支えようとするので、つけ根付近に痛みを感じます。

「前屈・後屈タイプ」で多い症状は「足の痛み」

重心が前や後ろに偏るため、指が床から浮いて「すねの筋肉」が痛くなったり疲れたりします。

足の踏ん張りが効かないことが多いです。

 

当てはまるものはありましたか?

「産後の骨盤の歪み」は産後1年以内などと決まっているものではありません。

何年経っていても「骨盤の歪み」はそのままですが、逆に言えば、何年経っていても改善できます。

ただ、期間が長いほど、改善するための期間も長くなるので、早めに受診してくださいね!

 

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肘が曲がらない!

2018年04月11日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

サッカー日本代表のハリル監督が電撃解任ですね。(;゚Д゚)

ビックリしました。

でも、個人的にですが、正直最近の日本代表のサッカーは面白くなかったです、、、

ワールドカップまであと2ヶ月しかないですから、反省は後にして、まずは結果が出る様に頑張ってほしいですね!

さて今回は肘についてのお話です。

「肘が腫れて曲がらない、、、」

こんな症状で来院された患者さんがいました。(>_<)

でも肘が原因では無かったんです。

肘に症状があるけど、肘に原因は無い。

何が原因だったか、お話しますね!

 

肘が曲がらない!

肘について、まずは肘の構造から見てみましょう。

肘は上腕骨、尺骨、橈骨の3つの骨で構成されています。

上腕骨+尺骨(腕尺関節)、上腕骨+橈骨(腕橈関節)の関節があります。

肘の曲げ伸ばしは腕尺関節、捻じることは腕橈関節が主な関節機能です。

では、実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話します。

 

40代 男性 港南区在住 肘痛・曲がらない

特に何かをしたわけではなく、急に肘が腫れて、痛みとともに曲がらなくなったとのことでした。

元々、肘を手術しており完全に伸びない状態でしたが、曲がらないことは無かったため、上大岡やまだ接骨院に受診されたとのことです。

状態を確認すると、右肘の腕尺関節に腫れがあり、痛みは腕橈関節にありました。

一つずつ説明しますね。

まず、腕橈関節ですが、痛みの原因は「骨盤の歪み」でした。

骨盤から肘を傷める流れは

  1. 骨盤から身体が左に捻じれる。
  2. 右肩が内巻きになる。
  3. 手のひらを返す動作がやりづらくなる。
  4. 捻じることが得意な腕橈関節に負荷が集中した。

こんな流れです。

「骨盤の歪み」を改善すると、肘(腕橈関節)の痛みは無くなりました。

 

次に腕尺関節ですが、二の腕の筋肉である「上腕三頭筋」という筋肉が原因でした。

上腕三頭筋は、肘を伸ばす働きがあります。

上腕三頭筋に負荷がかかり硬く縮むことで、肘が曲げづらくなっていました。

筋肉が硬い状態が続くと、筋肉を覆っている「筋膜」というウィンナーの皮の様な膜があり、筋肉にくっついてしまいます。

筋膜がくっついて引っ張られているまま、肘の曲げ伸ばしをしたことで、関節に摩擦が起きていたと考えられます。

筋膜を引きはがす処置をしたところ、肘は曲がるようになっていました。

 

肘が曲がらない、と言っても、肘だけに原因があるとは限りません。

身体のどこに原因があるかを突き止めて、根本から治していきましょう。

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野球肩と肋骨の関係

2018年04月10日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「野球肩」についてのお話です。

野球肩になったら、当然、肩が悪いと思いますよね。

もちろん肩を傷めているのですが、傷めた原因がどこにあるかが重要です。

野球肩と関連する骨や筋肉はいっぱいありますが、特に肋骨との関係についてお話します。

 

野球肩と肋骨の関係

「野球肩」とは、投球動作で肩を傷めることです。

傷めるものには、主に次のようなものがあります。

  • 肩の筋肉(インナーマッスル)
  • 肩の骨
  • 関節唇(軟骨)
  • 靱帯

肘と比べて肩の故障は回復が悪く、プロ野球選手も復帰後の成績が良くないと言われています。

肩は構造と投球メカニズムが複雑な為、一部の組織が壊れると、他に組織にまで影響が出てしまう為と考えられます。

肘や腰など、野球でのケガは他にもありますが、肩は予防が何より大事ですね。

では、本題の「野球肩と肋骨の関係」について。

投球動作は、下半身から上半身へと力を連動させて投げる力をボールに加える、というものです。

投球動作を行う時に、手だけで投げる人はいないですよね?

連動させる上で重要なものが「肋骨」です。

 

 

肋骨は1本1本が、胸の中心の骨から後ろに回って背骨と関節しています。

赤線で囲われているところは「体幹」と呼ばれる部分ですが、肋骨は骨盤や背骨、肩甲骨と筋肉が繋がっていて連動します。

投球動作の一連の流れの中で、「連動する」とは体に捻じれを生じさせることです。

この捻じれを作るために肋骨が重要です。

上の写真はテイクバックから投げ始めているところです。
下半身が回り、続いて上半身が回り出す直前です。

服に斜めのシワがついているのが見えますね。

これが「捻じれ」です。

肋骨の関節が一つずつ動いていくことで、「上半身の捻じれ」が起きます。

捻って反動がつくことで、強く勢いがあるボールを投げられます。

仮に捻じれが無かったとすると、反動がないため、腕の力だけで投げることになり勢いが付きません。

俗に言う「手投げ」です。

 

肋骨がきちんと動いているかを簡単にチェックする方法があります。

それは「深呼吸」です。

両脇に手を添えて、ゆっくり深呼吸してみてください。

息を吸う時に肋骨が膨らんでいくのが分かると思います。

両方同時に同じくらい膨らんでいれば問題ありません。

左だけ膨らんで右が膨らまない、始めに右だけ膨らんで後から左が膨らむ、など左右差や膨らみが悪いという状態の人は問題ありです。

膨らませようと意識すれば膨らみますので、膨らみが悪い人は練習しましょう。

投球動作は身体の各関節のスムーズな連動が大事です。

肋骨は上半身の連動を生むために重要なので、肩や肘だけに意識を向けるのではなく、肋骨も意識しましょう。

 

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肩こりは病院がいい?

2018年04月9日

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メジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平選手は、驚愕のデビューですね。( ̄▽ ̄)

まだ1週間とはいえ、恐ろしいです。

今日も6回までパーフェクトピッチング。

マンガみたいですが、実在の人物ですもんね。笑

でも、マンガのようにいきなりパワーアップしたわけではなく、一つ一つ課題をクリアしていき、作り上げた能力です。

「天才」とか「才能」という言葉で片づけてはいけないですね。

さて、今回は「肩こり」についてのお話です。

肩こりがひどいから病院で痛み止めや漢方薬をもらう方も多いと思います。

ただ、あなたの肩こりの原因は理解していますか?

肩こりの原因は肩の筋肉の緊張だと思っていませんか?

原因が分からないままだと、病院に通院してもなかなか改善しません。

原因からお話していきますね。

 

肩こりの原因とは?

病院で原因を調べてくれるんじゃないの?と思いますよね。

「肩こり」で病院に行った場合、レントゲンを撮って、問題なければ湿布と痛み止めで様子見になることが多いです。

しかし、ほとんどのケースで湿布と痛み止めで「肩こり」は改善しません。

肩こりの原因には何があるかというと、

  1. 姿勢
  2. 運動不足
  3. 内臓疲労(病気も)
  4. 神経障害

以上のような原因があります。

もちろん肩の筋肉の緊張(硬さ)も「肩こり」を引き起こしますが、そもそも筋肉が硬くなる理由があります。

その一つが姿勢」です。

例えば、デスクワークで座り続け、一日中、腰が丸くなった姿勢でいたとします。

腰が丸くなると後ろに重心が移動するので、バランスを取るために頭は前に下がります。

頭を支えるためにどこの筋肉を使うかと言うと、後ろの筋肉、つまり「首・肩・背中」の筋肉に力を入れ続けて頭を支えます。

「腰が丸くなる」という姿勢が原因で「肩こり」を感じている場合は、腰の丸さを改善すると「肩こり」が改善します。

他にも、心臓に病気があっても、「肩こり」は感じます。

この場合は、肩の筋肉の緊張が無いこともあります。

でも患者さんは「肩こり」を感じます。

「血栓症」などで、心臓の血管が詰まっていることが原因である時は、心臓の血管が正常に流れるようになると「肩こり」も改善します。

肩こりなんて言ってる場合じゃないと思いますが、「胸が痛い」じゃなく「肩がこる」という症状の方が先に感じたりするんです。

「肩こり」から様々な病気が予測できることもあるので、「たかが肩こり」と侮らないことが大事です。

状態から想定される原因から改善することで、「肩こり」は改善されます。

原因をしっかり理解しましょうね!

 

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肉離れを放置してはいけない理由 

2018年04月7日

こんにちは!
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今回は「肉離れ」についてのお話です。

上大岡やまだ接骨院に「肉離れ」で来院される患者さんのほとんどは、肉離れして2週間~2ヶ月くらい経ってから来院されています。

すぐに来院される方は少ないです。

恐らく、肉離れしてしまった方の多くは、様子を見てしまうのだと思います。

ただ、肉離れの様子見による弊害は相当です。

そんなリスクを、実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話します。

 

肉離れを放置すると、、、

「肉離れ」とは、筋肉や腱が急激な伸び縮みによって傷ついてしまうことです。

場所は、太もも・ふくらはぎに多いですね。

肉離れを傷めたもので分けると、以下の様になります。

  • 1型・・・血管、筋膜の損傷
  • 2型・・・筋肉の損傷
  • 3型・・・筋腱移行部・腱の損傷

次に傷めた度合で分けます。(筋肉・腱の損傷)

  • 1度・・・軽い損傷
  • 2度・・・部分損傷
  • 3度・・・完全断裂

ちょっと分かりづらい言葉が出てしまったので、解説します。

「筋膜」というのは、筋肉を包んでいる膜です。
そのままですね。笑

筋肉はいくつかの層になっているので、筋肉同士が擦れない様に「筋膜」で分けられています。

ウィンナーが重なっていると思ってください。( ̄▽ ̄)

「筋腱移行部」は見た方が分かりやすいので、下図をご覧ください。

ふくらはぎの図ですが、赤いところが「筋肉」で白いところが「腱」です。

筋肉から腱に変わるところを「筋腱移行部」と言います。

「腱」は筋肉と比べて血流が少ないため、筋肉と腱が重なっている「筋腱移行部」を傷めてしまうと回復が遅いです。

では、本題です。

肉離れを放置した場合、何が悪いかというと、単純に悪化します。

ただ悪化の仕方が「捻挫」などと違います。

捻挫(靱帯損傷)後に放置し、悪化した場合は、靱帯の傷口が広がります。

一方、肉離れの場合は、傷めた部分の傷口が広がるだけでなく、周囲の筋肉も新たに傷つきます。

筋肉は伸び縮みするものですが、肉離れした部分は「かさぶた」の様になり、伸縮性が落ちます。

すると、傷めたところをフォローするために、周りの筋肉がより伸び縮みをします。

筋肉の伸縮はとても大きな力なので、負荷が増えて周りの筋肉を傷めてしまいます。

 

上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例に挙げますね。

テニスをされている方で1ヵ月前に「もも裏」に初めて痛みを感じたそうです。

1週間休んで練習すると、最初は出来るが、すぐにまた痛くなる、という状態を1ヵ月繰り返した為、やまだ接骨院に来院されました。

下図の青いところは「もも裏」の筋肉です。

の部分が肉離れしたところです。

本来なら、のところだけに痛みがあるはずですが、の上下にも痛みがありました。

傷めて少し休んだことで、かさぶた程度に修復し痛みが和らぎましたが、十分な修復がされないまま練習してしまったので、その分上下の筋肉が伸縮し傷んでしまっていました。

肉離れの2型・2度だったので、すぐに治療すれば1ヵ月で練習に復帰できるはずが、復帰まで2ヶ月かかってしまいました。

こんなケースが本当に多く見られます。

今回紹介した「肉離れの弊害」は、まだ一部です。

他にも色々な弊害がありますので、絶対に放置しないでください。

必要以上に長い期間休まないといけなくなりますので、肉離れしてしまったら、すぐに受診してくださいね!

 

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2年前の捻挫なのに、まだ痛い(>_<) 

2018年04月6日

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横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「捻挫」についてのお話です。

「捻挫してから何年も経つのに痛い、、、」

「痛みが引いて、また痛くなるを繰り返している」

こんな症状ありませんか?

捻挫はクセになる、痛みが残る、なんて言われますが、実際のところはどうなのか?

足首の捻挫を例にお話しますね!

 

捻挫はクセになる?

先に結論を言ってしまうと、捻挫はクセになりません。

ただし、「正しく治したら」という条件が付きます。

捻挫とは、関節を捻ることで、靱帯・腱・筋肉などの組織を傷めてしまうことです。

傷め具合によりますが、中等度以上のダメージがある靱帯・腱・筋肉は修復はされても再生しません。

「元通りの組織には治らない」ということです。

これが、クセになる、痛みが残ると言われる一つの理由かと思います。

実際は修復されれば痛みは無くなりますし、捻挫がクセになるわけでもありません。

ちなみに骨は元通りに再生します。

では、実際に上大岡やまだ接骨院に来院された足首の捻挫についてお話しますね。

 

10代 女性 港南区 足首を捻挫

2年前に部活動で、足首を捻挫してしまい、病院(整形外科)に受診したが、もう治らないと言われ、湿布等で痛みを抑える処置をしてもらったとのこと。

それから長時間歩くと捻挫したところが痛み、2年経った今でも痛みがあるとのことで、やまだ接骨院に受診されました。

確認すると、足首の外側に痛みがありました。

「踵腓靱帯」「長腓骨筋」の2か所が痛みを感じている部分でした。

※右足を外くるぶし側から見ている図です。

恐らく、最初に捻挫した時には「踵腓靱帯」を傷めていたのだと思います。

ただ、触診すると踵腓靱帯が触れることから、完全断裂ではなく部分断裂だったので、「もう治らない」という判断は適切ではなかったかと思います。

その後のリハビリ等の指示がほとんど無かったようで、ほぼ捻挫は放置していた状態です。

治らないと言われたら、放置してしまいますよね。(>_<)

足首が内向きにならないように補強している「踵腓靱帯」を傷めてしまったことで、足首が内側に捻れやすい状態になっていました。

リハビリで足首の筋力をしっかり強化しておけば良かったのですが、リハビリ不足のため、足首が不安定に(特に内向きに)なり、「長腓骨筋」という筋肉に負担がかかっている状況でした。

捻挫して2年も足首が痛いなんて苦痛ですよね。

正しい処置がされていれば、痛みもなく、生活上何も支障は無かったはずです。

通常、捻挫(靱帯損傷)は約1ヵ月で修復されます。

痛みが引かなかったり繰り返す時は、適切な処置がされず、ずっと痛みが残る可能性があるので早めに受診しましょう。

 

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ラケットを振ると肩が痛い!

2018年04月5日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「ラケットを振った時の肩の痛み」についてのお話です。

振る動作はバドミントン、野球、テニス、卓球などでよくありますね。

競技は違いますが、肩を傷めてしまう方には共通する動作もあります。

その中で、バドミントンでラケットを振って肩が痛くなったと来院されたケースをお話します。

 

ラケットを振ると肩が痛い

「振る」という動作の時に使う筋肉の中で、特に重要なものが「回旋筋腱板(ローテーターカフ)」と言われる筋肉です。

「回旋筋」は名前の通り、肩を回す働きがある複数の筋肉の総称で、次の4つを指します。

  • 棘上筋
  • 棘下筋
  • 小円筋
  • 肩甲下筋

回旋筋が肩の骨を覆うことで、肩が外れない様に安定させています。

※回旋筋についてはこちらもご覧ください。
⇨⇨⇨回旋筋(ローテーターカフ)について やまだ接骨院公式ブログ

では、やまだ接骨院にバドミントンでラケットを振って肩が痛くなったケースをお話します。

 

10代 男性 港南区在住 バドミントン 肩が痛い

部活動で、バドミントンの練習中にラケットを振った時に肩が痛くなり、上大岡やまだ接骨院に来院されました。

特にシャトルに当たる瞬間が肩に痛みを感じるとのことでした。

状態を確認すると、傷めていたのは「回旋筋」の中の「棘下筋」という筋肉でした。

図の青いところです。(図は右肩を後ろから見ています。)

棘下筋は肩甲骨から上腕骨に繋がっていて、腕を後ろに捻じる働きがあります。

バドミントンのラケットを振る動作において、棘下筋はどのタイミングで働く、つまり傷めやすいかと言うと、「シャトルを打った後」です。

この時に肩が内側に強く捻じれます。

「内側に捻じれた肩」を「外側に捻じり返す」ことで、肩が外れない様にしてくれています。

写真

バドミントンを始め、他の「振る動作」がある競技においても、共通して言えることは、「手振り」が肩を傷める要因になるということです。

ラケットを振るためには、肩や手を捻じるのはもちろんですが、下半身や体幹といった身体全体を使えないと大きな力は生み出せません。

下半身・体幹から力を生み出せないと、肩や手の力だけで早く振ろうとします。

これが「手振り」です。

「振る」という動作は足し算です。

全身の関節・筋肉から力を生み出し、その合計が振る力、バドミントンで言えば「シャトルを打つ力」になります。

「肩+手」より、「下半身+体幹+肩+手」の方が大きな力が出せますよね。

数が増えれば一つの関節・筋肉にかかる負担が減るので、動作に参加する筋肉・関節の数がそのままケガのリスクの減少に繋がります。

肩の痛みの原因が必ず肩にあるとは限りません。

しっかり原因から改善していきましょう。

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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