膝の痛み 

2018年03月26日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「膝の痛み」についてのお話です。

病院でレントゲン撮って、こんなこと言われたことありませんか?

「膝の骨が変形してるから痛いんだね~」

「体重落として、筋力つけましょうね~」

患者さんから、よくこんな話を伺います。

でも、骨の変形があっても痛みが無い人もたくさんいます。

体重が重くても、膝は痛くない人もいます。

本当のところはどうなのか?

実際に、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね!

 

膝の痛み(変形性膝関節症)

膝の構造を見てみましょう。

右膝を正面から見ると、骨はこんな感じです。

「大腿骨」と「脛骨」の間が膝関節になり、それぞれ「軟骨」で覆われています。

この「軟骨」は氷のようにツルツルスベスベで、骨同士の摩擦が減る様になっています。

続いて筋肉も見てみましょう。

・後ろから

・前から

・横から

特に前後が筋肉に覆われていて、膝の主な機能である「曲げ伸ばし」が出来るようになっています。

膝には「捻じる」という機能は少ないんです。

 

60代  女性  港南区在住  膝痛

以前から膝の痛みがあり、病院で大腿骨の骨壊死と変形性膝関節症と診断され、人工関節の手術をしました。

その後も痛みはあり、環境の変化もあって、外出する事が怖くなってしまい、運動量も落ちてしまいました。

ご家族が、産後の骨盤矯正で上大岡やまだ接骨院に通院していたので、紹介され来院。

では、状態についてお話しますね。

まず痛みを感じているものは「膝蓋大腿関節」でした。

「膝関節」が痛いはずはないんです。

人工関節にしてますから。

「膝を曲げる筋肉」の筋力低下もあり、「膝を伸ばす筋肉」にばかり負担をかけた歩き方・姿勢になっていたことで、「膝蓋大腿関節」に痛みをしていました。

ちなみに「膝を伸ばす筋肉」の主なものを「大腿四頭筋」と言います。

大腿四頭筋に負担をかける歩き方・姿勢は下の画像を見てください。

 

見てもらうと分かりやすいですが、お尻が後ろに下がって、腰が丸くなっていますよね。

これが、大腿四頭筋に負担をかける姿勢であり、膝に痛みを感じる原因です。

改善方法はシンプルです。

腰が伸びて、お尻も下がらない姿勢に変えることです。

そのために必要な部分のマッサージや筋力トレーニングを行います。

 

膝をどうこうするより、余程回復が早いです。

初めて来院された時はイスから立ち上がる時に痛みを感じていたのですが、2回目に来院された時は、立ち上がり時の痛みは無くなっていました。

まず痛みが治まって何よりです。(^_^)

原因がどこにあるのか?を理解して改善していくことが大事です。

痛みがある時は根本から変えていきましょうね!

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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股関節の痛み

2018年03月24日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「股関節の痛み」についてのお話です。

最近だと「グロインペイン症候群」なんて名前が付くこともあるようです。

股関節の痛みで原因がハッキリしないと付くらしいですが、、、

原因を突き詰めて調べないだけですね。(^▽^;)

股関節の痛みを繰り返していたケースがあるので、同じような症状を感じている方がいると思いますので、参考になるよう、ご紹介しますね!

 

股関節の痛み

まずは股関節を見てみましょう。

正面から骨だけ見るとこんな感じです。
(赤丸が股関節です。)

続いて筋肉です。

青い線で囲われている範囲に、股関節に関わる大体の筋肉があります。

めっちゃ多いですね。( ̄▽ ̄)

股関節に関わる筋肉はこれだけあるので、傷める筋肉・骨・靱帯により症状は変わります。

では、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

 

40代 女性 港南区在住 バレーボール後に股関節の痛み

かなり前から、バレーボール後に股関節の痛みを感じていて、整骨院にほぼ毎日のように通院していたが、マッサージで少し良くなってもバレーボール後には痛くなる、という状態が続いた為、上大岡やまだ接骨院に来院されました。

股関節の痛みはかなり強く、足を引きずるような歩き方になってしまうほどでした。

まず、痛みを感じているものは「股関節の筋肉」でした。

股関節の筋肉が引きつれるように硬くなっていて、痛みを感じていました。

足がつったことがある方は分かると思いますが、つった時の様な痛みが股関節にあると思ってください。

 

では、なぜ股関節の筋肉がつったのか?ですね。

原因は「骨盤の歪み」です。

「股関節」は骨盤と大腿骨(ももの骨)で構成されています。

骨盤が歪んでしまうと、股関節も捻じれたり、骨の位置がずれるようになってしまいます。

「筋肉」は関節が正しい位置にあって初めて正常に力が入るので、「骨盤の歪み」により常に縮むような力が働いてしまったんですね。

※骨盤の歪みのイメージ図

ちなみにこの患者さんは骨盤の左右がそれぞれ前屈(右)・後屈(左)していました。

通っていた整骨院では、筋肉をマッサージしてもらっているだけだったとのことなので、原因である「骨盤の歪み」を改善しなかった為、バレーボールをすると、痛みが再発していたのだと考えられます。

筋肉の痛みだとしても、筋肉以外に原因があることは多いです。

何が原因か分からないままだと、対症療法にしかならないので、症状と原因の両方を改善できるように治療しましょう。

 

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50肩について

2018年03月23日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「50肩」についてのお話です。

肩が上がらないって、本当に不便ですよね。(>_<)

「痛くて寝れない」「力が入らない」

「50肩」と言っても原因は様々ですが、神経系の問題で肩が上がらなくなってしまったケースをお話します。

 

50肩について(神経系)

いきなりですが、図をご覧ください。

赤いところは全て筋肉です。
肩の筋肉だけでも、これだけあります。

肩に連動する筋肉や関節を包む靱帯など、肩を動かそうとすると色々な要素が関わってきます。

筋肉や関節、靱帯、神経など、何らかの原因があって、肩が上がらなくなったら「50肩」と考えてもらっていいと思います。

なので、50肩の症状は人それぞれです。(肩が上がらない・上がりづらいは共通)

今回、お話するケースは「肩が上がらない+力が入りにくいが主な症状です。

実際に、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

 

50代 男性 港南区 50肩

以前から肩に痛みを感じていて、2ヶ月ほど様子を見たが、痛みが引かず、力も入りにくい、首も上に向きづらいという状態になり、上大岡やまだ接骨院に来院されました。

主な症状を挙げます。

  • 首を上に向ける、右に回すと肩に痛みが走る。
  • 肩の力が入りにくい

では、状態を説明します。

先に結論から言ってしまうと、肩が上がらない、痛みがある、という症状は首が原因でした。

首の図を見てみましょう。

首の骨と骨の間から、出ている黄色いものが神経です。

首の骨の隙間が狭くなっていることで、神経が圧迫されて、肩に症状を感じてしまう状態でした。

ただ、首の骨の隙間が狭くなってしまった原因は、また別にありました。

それはです。

通常、腰は前にカーブしています。

この患者さんの場合、腰のカーブが無くなることで、バランスを取るために首~腰まで、背骨が真っすぐになってしまっていました。

なので、腰のカーブを作ってあげると、肩が上がりやすくなり、上を向いても肩に痛みが出なくなりました。

腰のカーブを改善したことで、首の骨の隙間も正常になったんですね。

 

正しい姿勢をキープするには、筋力も戻さないといけないので、トレーニングも行ってもらいますが、肩のトレーニングではなく、股関節周りのトレーニングが中心になります。

「50肩」だからといって、肩に原因があるとは限らず、セルフケアも身体の他の部分を動かした方が改善することはよくあります。

何が原因かを理解することが大事なので、分からない時は上大岡やまだ接骨院にいつでもご相談くださいね。(^_^)

 

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ヘッドスライディングのリスク

2018年03月22日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「ヘッドスライディングのリスク」についてのお話です。

通称「ヘッスラ」。( ̄▽ ̄)

すみません、めっちゃ野球ネタです。笑

ただ、ヘッドスライディングでケガをする選手が本当に多いんです。(>_<)

つい出てしまうのは分かりますが、こんなリスクがある、ということを知っておいてほしいと思います。

 

ヘッドスライディングのリスクとは?

ヘッドスライディングって、魅力ありますよね!

気持ちの入ったプレーとして評価されることが多いですが、とてもリスクが高く、足からのスライディングと比べて、メリットがあるかというと正直少ないです。

手や頭から突っ込むので、色々なケガをします。

多いケガをいくつか挙げますね。

  • つき指
  • 打撲
  • 捻挫(手首)

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースもお話します。

 

10代 男性 港南区 つき指 打撲(膝)

野球の試合中にヘッドスライディングをして、ベースに手を付いた時に「つき指」。

上に跳んでしまったので、膝を打撲。

以前にも、同じようにヘッドスライディングで打撲していましたが、思わずやってしまったとのことでした。

状態を確認すると、手の指の「腱損傷」と、膝を打ちつけたことにより、お皿の関節(膝蓋大腿関節)を傷めていました。

まず指の「腱損傷」について。

指には曲げる筋肉と伸ばす筋肉がありますが、伸ばす筋肉の腱を傷めていました。

図の青いところが指の伸筋腱です。

ベースに詰まる感じになり、指の第2関節が深く曲がってしまったと考えられます。

指を曲げると痛みがあり、腫れていました。

 

次に膝のお皿の関節です。

ももの骨(大腿骨)とお皿(膝蓋骨)の関節を「膝蓋大腿関節」と言います。

低い姿勢でヘッドスライディングなら、まだいいのですが、上に跳ぶようにヘッドスライディングしてしまうと、「ドンッ!」と身体を打ちつけてしまいます。

お皿を強く打ちつけたことで、「膝蓋大腿関節」が腫れてしまい、深く曲げられなくなっていました。

 

「つき指」も「膝の打撲」も全治2~3週間です。

その間、自分のパフォーマンスが落ちてしまいます。

まして、これから春の大会など、野球のシーズンが始まるのに「ヘッドスライディング」でケガをしていたら、せっかく冬からのトレーニングで向上してきた能力を本番で発揮できません。

ほとんどのケースで「ヘッドスライディング」は「足からのスライディング」でも問題ありません。

1塁に到達するなら「駆け抜ける」、2塁へ到達するなら「足のスライディング」の方が、むしろ早いです。

プレー中に気持ちが昂って、ついヘッドスライディングしてしまうのは理解できます。

偉そうに話していますが、私も野球をやっていたので実際ヘッドスライディングしていました。

ただ、ケガしてしまったら元も子もありません。

普段から足のスライディングを徹底することで、咄嗟のプレーでもヘッドスライディングは出なくなります。

ケガのリスクを減らすためにも、普段から注意してくださいね。

 

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肉離れを放置すると、、、

2018年03月21日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「肉離れ」についてのお話です。

徐々に良くなるだろうと思って肉離れを放置してしまうと、なかなか痛みが引きません。

でも、理由は「肉離れを放置したから」だけとは限りません。

実際に肉離れで、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話します。

 

肉離れを放置すると、、、

肉離れを放置すると、痛みが治りにくい、というのは想像つきますよね。

では、安静にしていれば治るのか?

安静にすれば一応、筋肉の修復は始まりますが、再発のリスクがかなり高いです。

なぜ肉離れを接骨院・整骨院で治療する必要があるのか?

それは「原因を理解するため」です。

なので、原因を教えてくれない整骨院・病院なら行く必要ないです。(^▽^;)

実際に、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

 

10代 女性 港南区 太ももの肉離れ

ダンスの練習中に、足を前後に開脚した時に右足の太もも裏(ハムストリングス)を肉離れしました。

1ヵ月様子を見ていたが、痛みが取れない為、上大岡やまだ接骨院へ来院。

前後に開脚すると痛みがあり、反対の足と比べて、まだ完全に開脚ができない状態でした。

まず、何が「肉離れ」していたかというと、「半腱様筋」という筋肉でした。

図の青いところが「半腱様筋」です。

その内、丸く囲んであるところが肉離れした部分です。

「半腱様筋」は膝を曲げたり、股関節から足を後ろに引いたりする働きがあります。

開脚(右足が前)は膝も股関節も伸ばす動作なので、「半腱様筋」が引っ張られ、肉離れしてしまったんですね。

ただ、本人にお話を伺うと、ダンスの練習では右も左も交互に前後開脚していたそうです。

左右交互に開脚していたなら、両方とも肉離れしそうですよね。

何で右足のもも裏だけ肉離れてしまったのでしょうか?

その理由は「骨盤の傾き」にありました。

骨盤は図の様に、結構色々な方向に動きます。

今回のケースでは、右の骨盤だけ「前屈」していました。

「半腱様筋」を今度は横から見てみましょう。

 

骨盤の後ろから筋肉が始まっているので、骨盤が前屈すると、それだけで「半腱様筋」は引っ張られて(伸びて)しまいます。

これが右足だけ肉離れしてしまった原因です。

  • 傷めたのは「半腱様筋」
  • 傷めた原因は「骨盤の傾き」

この様なケースは決して珍しいものではありません。

むしろ、傷めたところ以外に原因があることの方が多いように感じます。

肉離れを放置すると、痛みが治らないだけではなく、原因も分からないままになってしまうので、再発してしまいます。

もし、「肉離れ」してしまったら、ちゃんと原因を教えてくれる整骨院・接骨院に受診しましょうね。(^_^)

 

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投球時の肩の痛み 

2018年03月20日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

イチロー選手が「ふくらはぎの張り」で一時、開幕絶望か?なんてニュースがありましたが、トレーニングで急速に回復し、無事復帰とのことです。

良かった良かった。(^▽^;)

トレーニングって筋肉を硬くするイメージがあるかと思いますが、目的に合わせて正しく行うと、柔軟性が増したり、疲労の回復になります。

イチロー選手は、そういったセルフケアをずーっと毎日続けているんでしょうね。

まさにプロスポーツ選手の鑑です!

さて、そんなこともあり今回は野球のお話です。

「投球時の肩の痛み」は少年期から大人まで、どの年代にも多いものです。

「野球肩」なんて言ったりしますね。

私も高校まで野球をしていたので、肩・肘が痛くてプレーできないのは本当に辛いです。

投球時の肩の痛みについて、やまだ接骨院に来院されたケースも含めてお話します。

 

投球時の肩の痛み(野球肩)

「野球肩」といっても、種類はたくさんあります。

主なものをいくつか挙げます。

  • 腱板断裂(損傷)
  • 関節唇損傷
  • 滑液包炎
  • 骨端線損傷(リトルリーガーズショルダー)
  • インピンジメント症候群

やはり、投球フォームに問題があり、上記の様な「野球肩」になってしまうケースが多く見られます。

この中で今回は「腱板損傷」について、実際のケースをお話します。

 

20代 男性 横浜市港南区 腱板損傷

野球の練習で投球時に肩の痛みを感じて、やまだ接骨院に来院されました。

リリース時に痛みがあり、ゴロ捕球からのスローイングより、キャッチボールの時の方が痛みが強いとのことでした。

結論から言うと、「肩甲下筋」という筋肉を傷めていました。

肩の構造を見てみましょう。

※上図が後ろから、下図が正面から見ています。

筋肉だらけですね。(^▽^;)

投球時に傷めやすい筋肉に「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」があります。

この4つは腕の骨を捻じる筋肉なので、まとめて「回旋筋」(ローテーターカフ)と呼びます。

肩関節における「インナーマッスル」です。

「インナーマッスル」は関節がずれたりしない様に安定させる働きがある一方、薄い筋肉なのであまり大きな力は発揮できません。

投球時には、肩関節に脱臼してしまうような大きな負荷がかかるので、インナーマッスルによって、肩を支えています。

 

この患者さんの場合、骨盤の問題があり、左足が地面に着地した時点で、下半身が回り始めてしまっていました。

上図の「早期コッキング期」の直前です。

本来なら左足が着地してから回り始めます。

着地の時点で回り始めていると、上半身も下半身と同時に回ってしまい、野球の用語でいう「肩が早く開く」フォームになってしまいます。

すると、「捻転からの反動」が利用できないため、腕の力だけで投げてしまいます。

この時に、使う筋肉が「肩甲下筋」です。

※図の青いところが「肩甲下筋」です。

あまり大きな力を持たない「肩甲下筋」で、腕を内側に強く捻じり、ボールを投げようとするので、「肩甲下筋」に無理な負荷をかけ、傷めてしまっていました。

投球フォームには、身体中の関節・筋肉が連動しています。

「野球肩」だとしても、原因が肩にあるとは限りません。

何が原因になっているかを把握してから、フォーム改善等行いましょうね!

 

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ストレッチについて 

2018年03月19日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

先日、野球部へトレーナー活動に行ってきました!

いよいよ春の大会が始まります。

神奈川県は今年の夏、北と南に分かれての大会になるので、より上位に行くチャンスです。

そのためにも春の大会はとても重要。

シード権を得られるように、コンディションをしっかり整えて、万全の状態で試合に臨んでほしいです!

さて、今回は「ストレッチ」についてのお話です。

野球部でも指導しましたが、柔軟性を得るなら「ストレッチ」という発想ありますよね?

でも、ストレッチにも種類があり、状態や目的に合わせて行わないと、むしろマイナスになってしまうこともあります。

種類と目的についてお話しますね!

 

ストレッチについて

ストレッチの種類は2つあります。

  1. 動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
  2. 静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

この2つは効果が違うので、もちろん目的も違います。

動的ストレッチをするタイミングで静的ストレッチをしてしまうと、かえって良くないことがあります。

それぞれの効果について見ていきましょう。

 

1.動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)

身体を繰り返し動かすストレッチです。

分かりやすいものが「ラジオ体操」ですね。

関節を大きく動かすことで、筋肉を伸び縮みさせ、筋肉への血流を良くする効果があります。

体温が上がり、神経伝達も良くなるので、運動前のウォーミングアップに向いています。

血流が良くなり神経も興奮するので、運動後や就寝前には向いていません。

 

2.静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

反動をつけず、ゆっくり伸ばすストレッチです。

ストレッチと聞くと、このストレッチを連想するのではないでしょうか?

反動を使わない分、筋肉の反射が起きにくく、ケガへのリスクが少ないと言われています。

運動後に行うと筋肉の疲労を速やかに除去する効果があります。

体温の上昇や血流の改善はあまりないので、運動前には向いていません。

 

まとめ

  • 動的ストレッチ・・・運動前がおすすめ。就寝前に行うと神経が興奮してしまうことも。
  • 静的ストレッチ・・・運動後がおすすめ。体温の上昇等は無いので、ウォーミングアップには向かない。

 

ストレッチを取り入れるなら、動的ストレッチの方がおすすめです。

静的ストレッチは、そればかり行うと筋力が低下することもあります。

伸ばすだけなので、「筋収縮」が少ないためです。

運動する時間がなかなか取れない方が多いと思いますので、筋力を落とす可能性がある「静的ストレッチ」より、血流も良くなる「動的ストレッチ」を行う様にしましょう。

 

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手首の腱鞘炎 

2018年03月17日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

2~3日前は暖かかったのに、今日はまた寒いですね~。

皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今回は「手首の腱鞘炎」についてのお話です。

手首は色々使いますよね~。

持つ、掴む、投げる、パソコンを打つ時も使いますね。

生活動作からお仕事まで、負担は常にかかります。

そりゃ「腱鞘炎」にもなるわ!って話ですが、単純に使い過ぎだけではないこともあります。

使い過ぎ以外で「腱鞘炎」になってしまった例をお話しますね。

 

手首の腱鞘炎

手首の腱鞘炎の中で、代表的なものに「ドケルバン病」というものがあります。

「ドケルバン病」とは、親指を開く筋肉(長母指外転筋)と伸ばす筋肉(短母指伸筋)の腱を一つにまとめている腱鞘が擦れたりすることで起こる「腱鞘炎」です。

上図の赤い筋肉が「長母指外転筋」と「短母指伸筋」です。

下図の青いラインのところが2つをまとめている「腱鞘」です。

ドケルバン病の症例をご紹介します。

 

30代 男性 港南区上大岡 ドケルバン病

2~3日前から急に左手首が痛くなったとのことで来院されました。

普段から手を使うお仕事ですが、あまり使わない方の手が急に痛くなり、痛みが引かなかったそうです。

主な症状は以下の通りです。

  • 親指を曲げ伸ばしすると痛い
  • 手首を小指側に曲げると痛い
  • 物を持つと痛い

では、状態をご説明します。

先にお話しましたが、「ドケルバン病」という腱鞘炎の一つでした。

ただし、本人には腱鞘炎の方の手を、頻繁に使った覚えが無く、むしろ逆の手の方が使っていたとのことでした。

状態を確認すると、長母指外転筋を指で押さえてあげると痛みが無くなる、症状にある「手首を小指側に曲げると痛い」というのも腱鞘炎の典型的な症状なので、腱鞘炎であることに間違いありません。

なぜ、使った覚えがないのに腱鞘炎になってしまったのか?

原因は背中と骨盤にありました。

身体全体を確認すると、骨盤と背中で身体をかなり捻じっていて偏った姿勢でした。

本人も「そーいえば普段から腰や首が痛くなる」と症状は自覚がありました。

手のひらを返している時は、指を曲げる筋肉の方がよく使いますが、反対に手の甲が上を向いている時は指を伸ばす筋肉をよく使ってしまいます。

身体のバランスが偏ることで、左腕が自然に内側に捻じりやすくなってしまい、左の親指を伸ばす筋肉に負荷がかかっていました。

「使い過ぎ」ではなく、「使い方」による腱鞘炎でした。

 

「腱鞘炎」自体を回復させてあげることは、とても大事ですが、痛くなる原因まで改善すると再発のリスクも無くなります。

何が痛んでいるか?
原因は何なのか?

順を追って改善し、再発しない身体にしましょうね!

 

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太ももの肉離れ

2018年03月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「太ももの肉離れ」についてのお話です。

「肉離れ」は分類がとても重要です。

どの筋肉どんな組織どれくらい傷めているのか?

これが分からないと、適切な処置が出来ず、回復が長引いたり再発してしまいます。

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースもお話しますね!

 

太ももの肉離れ

「太ももの筋肉」は前、後ろ、内側、外側とあります。

身体の中でも、大きい筋肉が多いので、筋肉が強いため、肉離れが起こりやすい箇所です。

その中で、前の筋肉を肉離れしてしまったケースをお話します。

20代 男性 野球で太ももの前を肉離れ

野球の試合中に捕球しようとして、しゃがんだ時に太ももに「ピキッ!」と痛みを感じたそうです。

2週間ほどで痛みが引いたので、野球に復帰したら、再び「ピキッ!」と痛くなり、その後は毎週、野球をするたびに痛みがあったとのことでした。

主な症状は以下の通りです。

  • うつ伏せで膝を曲げると痛い
  • 捕球姿勢になると痛い
  • 一点より広範囲に痛みがある

では、状態について説明します。

まず肉離れした筋肉は「大腿直筋」という筋肉です。

「大腿直筋」は「大腿四頭筋」という筋肉の中に一つです。

図の青いところが「大腿直筋」です。

この筋肉には「膝を伸ばす」という働きがあります。

肉離れしたことにより「膝を曲げる」と大腿直筋が引き伸ばされるので、痛みを感じていました。

 

次に「肉離れ」の分類です。

このケースでは、1度損傷(筋膜損傷)でした。

※肉離れの分類はこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ 肉離れの見極め方 やまだ接骨院公式ブログ

通常、肉離れの1度損傷では、最初にしっかり固定をすると、1~2週間で痛みは無くなります。

肉離れの中では比較的、軽い方でしたが、その割に痛みが強く、長引いていました。

また、捕球姿勢では両足とも膝を曲げて踏ん張るのに、右の太ももだけ肉離れしていたのは不思議ですよね?

その理由は「骨盤」です。

骨盤が左に捻じれていた為、右の股関節は右方向に捻じれていました。

身体の重心を真ん中に保つために、反対方向に捻じっていたんですね。

タオルを絞るのに、上と下が逆に捻じれているイメージです。

右の股関節が右方向に捻じれることで、前傾姿勢になった際に右足に体重が乗りやすく、また前にも曲がりやすくなり、結果、右太ももだけを肉離れしていました。

この状態で、捕球姿勢を繰り返すと何度も右太ももを傷めてしまうので、1度損傷が2度、3度損傷と悪化していきます。

身体を傷める時は必ず理由があるので、「強い力を加えていないのに傷めた」「両方同じように使っているつもりなのに片方だけ傷めた」といった時は偶然・たまたまではありません。

どんな理由で傷めたのか?

なぜ痛みが取れないのか?

原因を把握して改善していきましょう。

 

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交通事故はもちろん、スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労まで、原因に合わせて改善していきます。

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手首の捻挫

2018年03月15日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

日本ハムの清宮選手が「腹膜炎」で緊急入院だそうです。

ずーっと注目されてきて、プロ野球の世界に入り、疲労も相当溜まっていたんでしょうね。(>_<)

早く練習再開しなきゃと焦らずに、しっかり治してほしいですね。

さて、今回は「手首の捻挫」についてのお話です。

手首の捻挫も結構多いんです。

バレーボール、サッカー、スノボー、野球など、スポーツの他にも、つまずいて転んでしまったりと、どんな方にも起こりうる捻挫です。

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースも含めてお話します。

 

手首の捻挫

手首の構造って見たことありますか?

こんな感じになっています。

上2つの図は筋肉付き。下の図は骨だけです。

手首の関節は、前腕部の2本の骨(橈骨・尺骨)と指の付け根の骨が石垣の様に組み合わさっています。

それぞれの組み合わせごとに「靱帯」で補強がされているので、靱帯だらけです。

その中で、手首の小指側の靱帯を捻挫してしまったケースをご紹介します。

 

20代 女性 横浜市港南区 バレーボールで手首を捻挫

バレーボールのプレー中にレシーブをしようとして、手を床に付いてしまい捻挫しました。

病院でレントゲンを撮ったが、骨に異常はなく、痛み止めで様子を見ましょうと言われる。

2ヶ月様子を見ていたが痛みが取れない為、やまだ接骨院に来院されたとのことでした。

主な症状は次の通りです。

  • 手首を回すと痛い(手の平を返す)
  • 手首を親指側に倒すと痛い
  • 物を持つと痛い

では、どの様な状態だったか。

まず、捻挫していたのは先にお話しましたが、手首の小指側の靱帯です。

手首の横の靱帯なのですが、手の平側から尺骨に付いているので、「手首が親指側に倒れる動作」と、「手の平を返す動作」を安定させてくれている靱帯です。

この靱帯を捻挫してしまっていたので、手首を回すと痛い(手の平を返す)、手首を親指側に倒すと痛いという症状が出ていました。

捻挫の場合、基本的には捻挫した後は靱帯に負荷がかからないように包帯やテーピングで固定します。

今回のケースでは、痛み止めだけで固定等を行っていないことで、回復が遅れていました。

ただ、痛みが取れなかったのはこれだけが原因ではありません。

それは「手の使い方」です。

身体のバランスを確認すると、左の肩が外側に捻じれるようになっていました。

そのため、自然に手首も「手の平を返す使い方」になりやすく、捻挫した靱帯に負荷をかけ続けていたことで、痛みが治りにくくなっていました。

捻挫などのケガの回復を遅らせてしまう要因は、傷めたところ以外にもあります。

ケガの処置を早く行うことが一番ですが、痛みが引きづらい時は何が原因になっているかを診てもらうといいですよ!

 

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