肩の痛みついて!(実際のケース)

2017年07月18日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

今回は野球、バドミントン、バレーボール、ハンドボール、ソフトボール、テニス、などなど

投げる・打つという動作が多いスポーツに起きやすい「肩の痛み」について、

実際に来院された症例から考えていきましょう。

肩の痛みについて!(実際のケース)

では、実際に来院された患者さんです。

40代、男性、肩の痛み。

・学生時代からバドミントンをしている。(肩痛のため、現在はお休み中)

・20代の時にも肩痛の経験あり。

・2年前から再発し、病院、整形外科、整骨院に受診するも改善しない。

 

結論から言ってしまうと、こちらの患者さんの場合は骨盤に原因がありました。

今まで通院した整形外科や整骨院では、肩に注射をしたり、肩周りのマッサージをしてもらっていたとのことです。

単純に骨盤に原因があるのに、肩だけに処置しても良くならないですよね(>_<)

 

次に、なぜ骨盤が原因だったのか?です。

ここが一番気になりますよね。

肩がどんな状態だったかというと、「肩峰下インピンジメント症候群」という状態でした。

簡単に言うと上腕骨と肩甲骨に筋肉が挟まれて傷めるものです。

(肩峰下インピンジメントについて、詳しくは「野球肩について」をご覧ください)↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E9%87%8E%E7%90%83%E8%82%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%81/

 

日常生活を送っていて、急に「肩峰下インピンジメント」になるものか?

、、、なりません。

 

人の身体はとてもよく出来ていて、どこかを動かす時に、

スムーズに動かせるように身体全体が連動します。

逆に言えば身体全体が連動しないと、ただ肩を上げるだけでもスムーズに上がらないんです。

 

話を戻しますが、今回の患者さんの場合、骨盤の可動範囲を見るためのテストを

行ったのですが、骨盤の可動性がほとんどありませんでした。

動作をするときに、ほぼ上半身しか動いていない状態です。

それにより姿勢も悪くなってしまい、肩が内側に捻じれている状態でした。

こうなると、肩を傷める下地が出来上がっているため、日常生活でも傷めてしまうんですね(+_+)

 

結果、骨盤の可動性を改善したら、肩の可動性も良くなりました。

ただスポーツ選手のフォームと同じで、悪いフォーム(姿勢)はそう簡単には改善しません。

というより、改善しても頭が悪いフォームを記憶しているので、戻ってしまうんです。

戻らないためには、トレーニングが必要になります。

 

なので、やまだ接骨院では施術とトレーニングを並行して行っています。

通ってマッサージ受けていれば治ります!なんて言いません(笑)

治す気が無い人は治りませんから。

 

本気で肩痛を改善したいと思っているあなた

すぐに上大岡やまだ接骨院までご来院ください!

今なら1日2名様限定で初回割引もございますので、ご相談はお早めにお願いします。

中高生の身体を大きくするには?(栄養)

2017年07月14日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

先日、日本スポーツ栄養コンディショニング協会のグランドマスター認定講師の
髙野紀子さんをお招きして、やまだ接骨院で栄養セミナーを開催しました!

今までも勉強してはいましたが、やはりまだまだ足らないところだらけ(^^;)

もっともっと患者さんのために学ぶ必要があるなーと感じました。

セミナーの中で出たお話で、おそらく多くの中高生の親御さんが悩んでいるであろうことを
今回はお話したいと思います。

あなたのお子さんにも当てはまるかもしれませんので、ぜひ、ご一読ください。

中高生の身体を大きくするには?

野球の硬式チームに入った時に、

「とにかく身体を大きくするためにタッパーいっぱいにゴハン(食事)を食べなさい」

と言われることがあるそうです。

 

実際に食べる量を大幅に増やして、身体が大きくなる子もいれば、

なかなか食べられず大きくならない子もいるようです。

 

後者の場合、無理やり食べてもお腹を下してしまったり、単純にもう食べられないと食事が苦痛になってしまいます。

 

では、「食べて大きくなる子」と「食べられず大きくならない子」の違いは何でしょうか?

 

答えは「胃腸の発達」です。

 

身長と同じように胃腸の発達にも、かなり個人差があるとのこと。

おおよそ12~16歳くらいで胃腸は大人と同じように機能するようになると言いますが、

12歳以下でも発達していたり、16歳以上でも未発達だったりはあるそうです。

 

つまり「食べられず大きくならない子」は胃腸の機能がまだ未発達なんですね。

そんな子供に無理に食べさせたら、消化・吸収が上手にできないわけですから、
もちろんお腹下します。

それならどうしたら良いかというと、「待つこと」です。

 

講師をして頂いた髙野さん曰く、「必ず食べられる時期が来ます。」

早く大きくなってそれぞれの競技で活躍してほしいと考えるのは当然です。

本人も望んでいることでしょう。

ただ、成長というのは本当に人それぞれです。

胃腸に限らず、筋肉や骨、感覚、神経、他の内臓など全てに言えます。

 

その時期を見極めて、成長に合わせた努力を勧めてあげるのはどうでしょうか?

例えば、骨格や筋肉が大きくなっていなくても、頭で思い描いたイメージ通りに体を動かすために必要な、「身体の感覚」を向上することは出来ます。

イメージ通りに動かせるようになって、時期が来た時に身体が大きくなれば、それまで体格(パワー)で劣っていたとしても「感覚×パワー」で飛躍的に向上します。

 

今すぐ結果を出したい、出さないと強い学校に進めないなど、色々な問題はあると思いますが、親御さん、指導者が正しい知識を持って、「成長を待つこと」で選手の持っている潜在能力を十分に引き出してあげられると思います。

何より、楽しくスポーツに打ち込んでほしいのに、焦って結果が出なくて嫌になってしまったら悲しいですよね。(+_+)

私もスポーツに携わらせて頂いているので、なるべく周知していけるように努力したいと思います。

 

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では身体の不調に対して、筋肉や骨格だけではなく、

栄養など身体の内側からも改善していきます。

通院していてもなかなか良くならない、そんなお悩みをお持ちの方は一度

上大岡やまだ接骨院までご相談ください(^_^)

肉離れについて!(実際のケース)

2017年07月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です(^_^)

今回は肉離れの症例報告です!

肉離れについて!(実際のケース)

先日肉離れの学生が来院されました。

予診票を書いて頂き、確認すると3か月前の肉離れでした(ー_ー)!!

 

詳しくお話を伺ったら、病院に受診したが、軽い肉離れと言われ
電気かけて温めるだけ、、、、

テーピングなどの固定やリハビリの指示も無し、、、

レギュラーだから練習も休めないし、試合にも出なきゃいけなくて痛いけど、我慢してやってました(T_T)

 

そりゃ治りません!!

もちろん学生さんが悪いわけではありません。

ケガの程度、必要な処置、復帰までのリハビリ、全部ちゃんと説明されていないんですから

一生懸命取り組んでいる選手なら、我慢してやっちゃいますよね。

 

学生さんの状態をまとめます。

◇ケガの程度・・・内転筋の2型損傷。

◇ 症状  ・・・力を入れると痛い。内転筋を伸ばされると痛い。

◇ 筋肉  ・・・内転筋が硬くなってしまい、お尻の筋肉も硬くなっている。

 

おそらく最初に肉離れした時点で、肉離れの2型損傷をしていたと思われます。

練習を続けてしまっていたため、筋肉からの出血が吸収されず、

内転筋含め、周囲が固まってしまっていました。

 

○治療

内転筋の柔軟性はもちろんですが、骨盤の左右差があり、お尻の筋肉が硬くなってしまっていたので、お尻の筋肉の柔軟性も出しました。

また反対の足(痛めてない方)のバランスも悪くなっていたので、そちらも施術しました。

 

○結果

内転筋に力を入れたり伸ばしたりしても痛みはなく、屈伸や踏ん張る感覚も改善されました。

 

○まとめ

肉離れは「最初の処置」「損傷の程度の分類」ができているかが重要になります。

 

今回のケースは、

「最初の処置」 ➡ 電気をかけるのみで固定も安静にもしていない。

「損傷の程度の分類」 ➡ 診た時点で2型損傷だったが、軽度と診断された。

 

以上により、肉離れしてしまった筋肉が修復されず、また軽いものと判断されたため、

練習を続けてしまい、患部のみならず周囲の関節や筋肉にも負担をかけ、

身体のバランスを崩していました。

 

受傷直後に来院していたら、すでに治っているであろう肉離れだったので、

遅れてしまった分を早く取り返せるようにしていきたいですね。

 

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では肉離れや捻挫など、スポーツ外傷に対して

競技特性等も考慮し、専門的な施術、リハビリを行っています。

早期に復帰したい、病院に通っているけど良くならない、そんなお悩みをお持ちの方が

多数来院されております。

あなたのお悩みの早期解決をお手伝い致しますので、一度ご相談ください(^-^)

ケガの予防について!

2017年07月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です(^_^)

今回はケガの防ぐ方法についてのお話です!

いろいろな方法がありますが、基本だけど大切で、忘れがちなことを考えていきましょう
(^-^)

ケガの予防について!

ケガの予防と聞いて、あなたは何を思いつきますか?

ちょっと考えてみてください(^-^)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いいですか? 考えられました?

 

おそらく、最初にパッと思いついたのは運動前・.運動後のストレッチですかね?

あとはウォーミングアップをしっかりやる、などが思いついたでしょうか。

今あなたが考えた「ケガの予防法」はどれも正解だと思います(^_^)

 

では、それらに共通して言えることって何だと思いますか?

それは、、、

「準備」です。

 

どんなことにも言えることですが、「準備」ができていないと何かを始めた時に対応できません。

 

ケガの予防を考えた場合の準備には、どんな要素があるでしょうか?

 

①柔軟性・・・筋肉や関節の柔らかさです。ストレッチや準備体操など。

②筋力・・・筋肉の強さです。筋力トレーニングなど。

③感覚・・・運動感覚や皮膚感覚です。体操、トレーニングなど。

④栄養・・・5大栄養素を考えた食事です。食事、サプリメントなど。

⑤休養・・・・休むこと。睡眠、入浴など。

 

大まかに5つ挙げましたが、どれも必要なものです。

言い方を変えると、どれも欠かしてはいけないものです。

 

予防というと、どうしても「柔軟性」や「休養」に偏りがちですが、他の3つもとても重要です。

「筋力」が強ければ、多少無理な態勢でも身体を支えられるため、靱帯や骨のダメージを防げます。

「感覚」がしっかりあれば、自分の身体をイメージ通りに動かせるので、必要な箇所に必要なだけ筋力を働かせられるので、疲労を最小限にできます。

「栄養」を摂取することは車で言ったらガソリンを入れることです。必要なエネルギーを取り込むほか、運動で傷ついた筋肉を修復します。

それぞれの要素には他にもたくさんの機能があり、お互いが影響し合って正常に機能しているため、どれも欠かしてはいけないのです。

ストレッチや休養を意識しているけど、ケガしやすい、すぐに身体が痛くなるという方、

トレーニングや感覚、栄養などを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は
上大岡やまだ接骨院までご相談ください(^_^)

あなたの身体に合ったケアの方法や、ケガしにくい身体作りをサポートします!

野球肘・野球肩の復帰まで

2017年07月3日

こんにちは!

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

高校野球の夏の大会も迫ってきたので、野球のお話しです!

野球肘・野球肩になってしまった時に、まずどんな治療をするかが気になると思いますが、

痛み等の症状が治まってきた後のリハビリがとても重要です。

復帰までの道のりをどう計画立てていくかで、再発のリスクも大きく変わってきます。

そんなわけで今回は野球肘や野球肩になった後の復帰までのお話しです。

野球肘・野球肩の復帰

野球肘・野球肩になってしまい、病院や接骨院等に通院したことがある方は

きっと言われた経験があると思いますが、症状が改善してくると

「痛みが引いてきたから、少しずつ投げていいよ!」

と大体言われます。

ここで一つ疑問があります。

「少しずつ投げる」ってどれくらいだと思います?

キャッチボールしていい距離は?

力はどれくらい??

3日間投げたら、普通に投げていいの?

・・・・・ハッキリしないですよね(^_^;)

 

野球肘・野球肩から復帰する上で大事なことは

痛みや可動域などの症状、投球フォーム、そしてリハビリ計画です。

復帰までのリハビリを計画的に行わないとせっかく症状が改善していても

再発してしまいます。

それなのに「痛みが引いてきたから、少しずつ投げていいよ!」

って適当だと思いませんか?

 

実際、痛みが引いたから投げ始めたらまた痛くなったとの話をよく伺います。

どれくらいの力と距離で投げ始めたのかを確認すると皆さんバラバラです(*_*)

当然ですよね。

ちゃんと指示されていないんですから。

 

上大岡やまだ接骨院では、週に何回、何メートルで何割の力で、球数を決めて投げてもらいます。

 

そこから、状態を確認しながら距離やセット数、力の割合を増やしていきます。

もちろん右肩上がりで良くなればいいのですが、大体、一定の距離で違和感や痛みがでます。

そこで、一度距離などを戻して、またリハビリを行います。

投げる筋力・感覚はやはり投げないことには戻らないので、落ちたものを取り戻す時には

時間をある程度必要とします。

ただそこに具体的な計画性がないと無駄な時間がかかってしまいます。

野球肘・野球肩のリハビリ中の方は具体的かつ計画的に進めるようにしましょう。

 

横浜市港南区上大岡やまだ接骨院では、野球肘・野球肩などのスポーツ障害やケガに対して

具体的・計画的にリハビリを行なっています。

スポーツ障害のほか、身体の不調でお悩みの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

硬式野球部サポートに行ってきました!

2017年06月30日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

昨日は午後の休診時間を利用して、高校の硬式野球部のサポートに行ってきました!(^O^)

もうすぐ始まる夏の大会に向けて、身体のケアや大会までのコンディショニングを指導させてもらいました。

さすがに夏の大会開幕1週間前、指導にも熱が入ってました。

この時期に注意することは、メンタル面ですね。

あと1週間と考えてしまうと、焦りが出たり、急に慌てだす選手がいます。

普段やっていないことをやろうとして、身体に無理な負担がかかり、故障をしてしまいます。

小さなキッカケで、急激に伸びる選手はいますが、それも普段の積み重ねがあってのこと。

マンガのように急にパワーアップすることはありえません。

「ワンピース ギアセカンド」の画像検索結果 ワンピースより 

 

こんな風になったらいいですよね(^▽^;)

急にパワーアップした選手は、身体能力が伸びたのではなく、

頭で思い描くイメージと身体の感覚が一致した結果だと思っています。

身体能力で大事なことは自分の身体をコントロールすることです。

いくら強大な筋力があっても、それをコントロールできなければ意味がありません。

宝の持ち腐れどころか、むしろマイナスになることさえあります。

 

大会前のコンディショニング指導はそこに重きを置くようにしています。

今は試す時期ではなく、確認する時期だと伝えています。

身体の面でも技術の面でも、準備がしっかりできていれば、慌てることはありません。

持てる能力以上のものを出すことより、今まで培った能力を出し切ることの方が重要です。

選手たちには焦らず「準備」をしっかりして、大会に臨んでほしいと思います。

 

あなたのチームはウォーミングアップやトレーニングを意味を持ってしっかりできていますか?
上大岡やまだ接骨院では野球をはじめ、スポーツコンディショニングのアドバイスもさせて頂いております。

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までお問合せください。

野球肘は投げ過ぎが原因?

2017年06月29日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

高校野球の夏の大会がもうすぐ始まりますね!

日本の場合、大半の選手は高校生までで野球が一区切りになります。

野球人生の節目になる大会だからこそ、故障なくやり切ってほしいですね!

そんなわけで、今回のテーマは、、、、

野球肘は投げ過ぎが原因?

少年から大人まで、たくさんの選手を診させて頂いた経験からいうと、

野球肘のほとんどはただの投げ過ぎではありません。

ポイントは「ただの」投げ過ぎではないということですね。

たしかに投げ過ぎはよくありません。しかし、それが一番の原因でしょうか?

野球肘と言っても、内側型や外側型など、いろいろな状態がありますが、

原因については年齢で分けたほうが、分かりやすいかもしれません。

 

少年野球の場合は、大体週に1~2日の練習です。

中学生だとシニアリーグやボーイズリーグ、部活動など、所属で変わりますが、

硬式野球で週に3日、軟式野球(部活)で4~5日ですね。

高校生~大学生になると、硬式野球の場合はほぼ毎日になります。

 

さて、野球肘等の肘の痛みを初めて感じる年代はどこになるかというと、

少年野球の割合がかなり多いと思います。

投げた時に肘が痛いと来院される高校生でも、最初にいつ痛みを感じました?と聞くと、

「小学生の時に痛くて、でも休んでたら痛みは治まったので、その後は投げていました。

最近になってまた肘が痛くなってきて、痛みが強くなってしまったので来ました。」

この話の流れをよく聞きます。

要は、小学生の時に傷めた野球肘が完治していなかった、もしくは

痛みは引いたが野球肘になった要因が改善してなかった、ということです。

要因とは、投げ過ぎになるのでしょうか?

でも、小学生で毎日100球投げることはほとんど無いですよね。

それに同じ練習量をこなしている他の子が野球肘にならないのは不思議じゃありませんか?

つまり投げ過ぎによるものではないということです。

では、何が原因か?

それは「投球フォーム」です。

肘の高さや肩の高さ、股関節の可動範囲や足首の柔軟性の低下などにより、

正しいフォーム(肘への負担が少ないフォーム)で投げられないために傷めていたんです。

休んで痛みが引いたとしても、投球フォームの改善が成されていないまま投げてしまうので

再発を繰り返す結果になってしまいます。

 

いかがでしたか?

まだ野球肘は投げ過ぎのせいだから、休めば良くなると思いますか?

 

小学生で自分の身体を判断するのは難しいです。

少年野球において、子供の身体を守れるのは親と指導者だけです。

あなたのお子さんは大丈夫でしょうか?

肘が痛い、肩が痛い、いつもとフォームが違う、など気づくことはありませんか?

見ていておかしいなと思ったら、まずは聞いてあげてください。

それから、医療機関等に受診して、しっかりケアしてあげましょう。

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では野球肘、野球肩のほか、スポーツ障害に対応しております。

お子様の様子がおかしいなと感じたら、まずはご相談ください。

 

野球肩について!

2017年06月27日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

今回のテーマは野球肩について!です。

以前にも「野球肩」の投稿はしましたが、主にリトルリーガーズショルダー(リトルリーグ肩)についてでしたので、投球動作による他の「野球肩」について、お話したいと思います。

野球肩について!
(インピンジメント症候群)

投球障害には様々なものがありますが、
今回は「インピンジメント症候群」という野球肩についてのお話です。

野球肩(投球障害)の半分くらいはインピジメント症候群と言われています。

インピンジメントとは「衝突」という意味です。

さて、どんなものかというと名前の通り、肩の筋肉とクッションが骨と骨に挟まれ(衝突)して起きるものです。

 


スポーツの杜より引用

 

肩関節は肩甲骨と上腕骨という骨で構成されています。

インピジメント症候群で重要な身体のパーツが3つあります。(上図)

  1. 棘上筋     → 肩の筋肉で腕を上に挙げるための筋肉。
  2. 肩峰      → 肩甲骨の一部。出っ張り。
  3. 肩峰下滑液包 → 棘上筋が縮んだ時に、骨と擦れないためのクッション。

腕を上げるときに正常な状態なら、上腕骨は下に潜るように沈み込みます。

しかし、筋肉が硬くなると下への沈み込みが出来なくなります。

すると、肩峰の下を通る棘上筋と肩峰下滑液包が、上腕骨と肩峰に挟まれてしまいます。

これが「インピンジメント症候群」です。

 

投球動作のどのタイミングで起こりやすいか?

投球フォームをまず確認しましょう。(下図)

 

インピンジメント症候群がどのタイミングで起こりやすいかというと、「コッキング期」です。

テイクバックで肩を上げ始め、腕が最も後ろにしなる時ですね。

腕を上げる動作は、肩甲骨と上腕骨が連動することで、スムーズに真上まで上がります。

肩を支えている筋肉や肩甲骨を動かしてくれる筋肉が硬くなってしまうと、この連動が無くなり、「コッキング期」で肩のインピンジメント症候群が起きてしまいます。

「棘上筋」も肩を支えている筋肉の一つですが、他にも重要な筋肉があるので、次回は野球肩・インピンジメント症候群になりやすい身体の状態について、お話します。

野球肩について!(インピンジメント症候群)②に続く

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は
上大岡やまだ接骨院までご相談ください!
野球肘、野球肩、その他スポーツ障害に、競技の特性や状況に応じた施術やトレーニング計画を立てて、改善を目指します。

 

 

膝の捻挫とは?③

2017年06月24日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

膝の捻挫について、今回が最後です。

前回まで前十字靱帯、後十字靭帯、外側側副靱帯とお話したので、

最後は内側側副靱帯です!

膝の捻挫とは?③

4.内側側副靱帯

大腿骨から脛骨の内側につき、側方の安定性を保っています。

内側の半月板にも接しているため、半月板損傷も合併しやすいです。

 

古東整形外科より引用

 

・内側側副靱帯を捻挫しやすい動作とは?

膝から下が外側に向いてしまった時(外反)に損傷します。

サッカーでパスやシュートをブロックしようとして足が外に持っていかれたり、相手とボールの蹴り合いになり、競り負けた時に外反強制され、受傷します。

サイドステップでの切り返しでも起こります。

 

・内側側副靱帯の特徴的な症状とは?

側方への不安定性が起きます。

膝を外に向ける(外反)動作をすると、膝の内側が開き・痛みを感じます。

ニーイン・トゥアウト(Knee in・toe out)の動作で受傷しやすいため、

半月板や前十字靭帯の損傷を合併することもあるので、注意が必要です。

 

まとめ

膝の捻挫には、前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靱帯・外側側副靱帯がありますが、

それぞれに特徴があります。

中でも、前十字靭帯と内側側副靱帯はその機能や形態から、受傷しやすく、

半月板などの他の組織と合併した、同時受傷が起こりやすい靱帯です。

膝を捻挫してしまったときは、自分の判断で様子を見たりせず、後遺症や続発症を引き起こす可能性があるので、速やかに受診しましょう。

可能な限りご対応いたしますので、休診日や休診時間帯でも、Facebookやホームページの「お問合せ」からメッセージしてください。

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応急処置などもお伝えできますので、お気軽にご相談ください。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方、病院に受診してもなかなか治らず特に説明もないまま通院している方、一度、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

あなたの身体の状態やライフスタイルに合わせて、治癒までに最適なご提案をさせて頂きます。

またスポーツ障害、捻挫、肉離れ、骨折、野球肘、野球肩など、専門の技術と知識で施術させて頂いております。

膝の捻挫とは?②

2017年06月23日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

前回の捻挫①の1.前十字靭帯に続き、今回は後十字靭帯のお話からいきます!

膝の捻挫とは?②

2.後十字靭帯

後十字靭帯は大腿骨の前方から脛骨の後方に向かってくっついています。

 

古東整形外科より引用

 

膝から下が後ろにズレない様に支えてくれているのが後十字靭帯です。

前十字靱帯とクロスしているので、同様に回旋の制御もしてくれますが、

前十字靱帯と比べると、後十字靭帯の方が太く強いため、

比較的、損傷頻度は少ないです。

 

・後十字靭帯を捻挫しやすい動作とは?

ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツにおいて、タックルの様な衝撃を膝に直接受けると受傷します。

また、交通事故でも膝を車のダッシュボードにぶつけることにより、傷めてしまうこともあります。

 

・後十字靭帯を捻挫した時の特徴的な症状

膝の不安定性は出ますが、特徴としては、膝が後方に「落ち込む」ことです。

仰向けで寝てもらい、膝を45度くらいに曲げると、膝の下の部分の出っ張り(脛骨)が

下に落ち込みます。

受傷直後は腫れが強く出る為、分かりづらいですが、腫れが引いてくると明らかに「落ち込み」が見られることがありますので、傷めたことがある方は確認してみてください。

 

3.外側側副靱帯

外側側副靱帯は大腿骨の外側から腓骨につきます。

 

古東整形外科より引用

 

膝が内に向かないように(内反)、膝の外側の安定性を保っています。

膝を支える4つの靱帯の中では、もっとも傷めにくい靱帯です。

 

・外側側副靭帯を捻挫しやすい動作とは?

後十字靭帯と同じように交通事故やスポーツ中の接触など、強い衝撃を直接受けることで傷めます。

他の靱帯と比べると、捻じることによる損傷は少ないです。

 

外側側副靱帯を捻挫した時の特徴的な症状

膝の外側の安定性が無くなるので、O脚のように外側に開きやすくなります。

また、外側に通るももの筋肉にも負担がかかるようになり、「ランナーズ・ニー」等になりやすくなります。

「ランナーズ・ニー」についてはこちらをチェックしてみてください ↓↓

http://yamada-sekkotsu.com/blog/category/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC/

 

膝の捻挫とは?③ に続きます!

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は
上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

膝の捻挫やスポーツ障害、野球専門治療を行っております。


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