肉離れについて!(実際のケース)

2017年07月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です(^_^)

今回は肉離れの症例報告です!

肉離れについて!(実際のケース)

先日肉離れの学生が来院されました。

予診票を書いて頂き、確認すると3か月前の肉離れでした(ー_ー)!!

 

詳しくお話を伺ったら、病院に受診したが、軽い肉離れと言われ
電気かけて温めるだけ、、、、

テーピングなどの固定やリハビリの指示も無し、、、

レギュラーだから練習も休めないし、試合にも出なきゃいけなくて痛いけど、我慢してやってました(T_T)

 

そりゃ治りません!!

もちろん学生さんが悪いわけではありません。

ケガの程度、必要な処置、復帰までのリハビリ、全部ちゃんと説明されていないんですから

一生懸命取り組んでいる選手なら、我慢してやっちゃいますよね。

 

学生さんの状態をまとめます。

◇ケガの程度・・・内転筋の2型損傷。

◇ 症状  ・・・力を入れると痛い。内転筋を伸ばされると痛い。

◇ 筋肉  ・・・内転筋が硬くなってしまい、お尻の筋肉も硬くなっている。

 

おそらく最初に肉離れした時点で、肉離れの2型損傷をしていたと思われます。

練習を続けてしまっていたため、筋肉からの出血が吸収されず、

内転筋含め、周囲が固まってしまっていました。

 

○治療

内転筋の柔軟性はもちろんですが、骨盤の左右差があり、お尻の筋肉が硬くなってしまっていたので、お尻の筋肉の柔軟性も出しました。

また反対の足(痛めてない方)のバランスも悪くなっていたので、そちらも施術しました。

 

○結果

内転筋に力を入れたり伸ばしたりしても痛みはなく、屈伸や踏ん張る感覚も改善されました。

 

○まとめ

肉離れは「最初の処置」「損傷の程度の分類」ができているかが重要になります。

 

今回のケースは、

「最初の処置」 ➡ 電気をかけるのみで固定も安静にもしていない。

「損傷の程度の分類」 ➡ 診た時点で2型損傷だったが、軽度と診断された。

 

以上により、肉離れしてしまった筋肉が修復されず、また軽いものと判断されたため、

練習を続けてしまい、患部のみならず周囲の関節や筋肉にも負担をかけ、

身体のバランスを崩していました。

 

受傷直後に来院していたら、すでに治っているであろう肉離れだったので、

遅れてしまった分を早く取り返せるようにしていきたいですね。

 

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では肉離れや捻挫など、スポーツ外傷に対して

競技特性等も考慮し、専門的な施術、リハビリを行っています。

早期に復帰したい、病院に通っているけど良くならない、そんなお悩みをお持ちの方が

多数来院されております。

あなたのお悩みの早期解決をお手伝い致しますので、一度ご相談ください(^-^)