野球肩について!

2017年06月27日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

今回のテーマは野球肩について!です。

以前にも「野球肩」の投稿はしましたが、主にリトルリーガーズショルダー(リトルリーグ肩)についてでしたので、投球動作による他の「野球肩」について、お話したいと思います。

野球肩について!
(インピンジメント症候群)

投球障害には様々なものがありますが、
今回は「インピンジメント症候群」という野球肩についてのお話です。

野球肩(投球障害)の半分くらいはインピジメント症候群と言われています。

インピンジメントとは「衝突」という意味です。

さて、どんなものかというと名前の通り、肩の筋肉とクッションが骨と骨に挟まれ(衝突)して起きるものです。

 


スポーツの杜より引用

 

肩関節は肩甲骨と上腕骨という骨で構成されています。

インピジメント症候群で重要な身体のパーツが3つあります。(上図)

  1. 棘上筋     → 肩の筋肉で腕を上に挙げるための筋肉。
  2. 肩峰      → 肩甲骨の一部。出っ張り。
  3. 肩峰下滑液包 → 棘上筋が縮んだ時に、骨と擦れないためのクッション。

腕を上げるときに正常な状態なら、上腕骨は下に潜るように沈み込みます。

しかし、筋肉が硬くなると下への沈み込みが出来なくなります。

すると、肩峰の下を通る棘上筋と肩峰下滑液包が、上腕骨と肩峰に挟まれてしまいます。

これが「インピンジメント症候群」です。

 

投球動作のどのタイミングで起こりやすいか?

投球フォームをまず確認しましょう。(下図)

 

インピンジメント症候群がどのタイミングで起こりやすいかというと、「コッキング期」です。

テイクバックで肩を上げ始め、腕が最も後ろにしなる時ですね。

腕を上げる動作は、肩甲骨と上腕骨が連動することで、スムーズに真上まで上がります。

肩を支えている筋肉や肩甲骨を動かしてくれる筋肉が硬くなってしまうと、この連動が無くなり、「コッキング期」で肩のインピンジメント症候群が起きてしまいます。

「棘上筋」も肩を支えている筋肉の一つですが、他にも重要な筋肉があるので、次回は野球肩・インピンジメント症候群になりやすい身体の状態について、お話します。

野球肩について!(インピンジメント症候群)②に続く

 

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