捻挫してしまった時の応急処置

2018年01月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は一番の冷え込みのようで、とにかく寒い!(;゚Д゚)

年明けからインフルエンザも流行っていて、要注意ですね。

身体が冷える≠体温が下がると、免疫力が低下します。

逆に言えば、体温が上がると免疫力は高まります。

外からだと、やはりお風呂で湯船にしっかり浸かること、スーパー銭湯とかならサウナも良いですね!(血圧の変化には要注意です)

内からは、ショウガやネギなどを温かいスープに入れると身体が温まります。(^_^)

私もショウガ100%の粉末をお味噌汁に入れてます。

チューブと違い、ショウガ100%なので少しで十分なのですが、たまに量を間違えるとパンチが効いたお味噌汁になります。笑

 

さて、今回は捻挫してしまった時の応急処置についてです。

この頃、捻挫してしまわれる患者さんが増えているので、自分で出来る応急処置をご説明します。

捻挫してしまった時の応急処置

最近は学生、大人関わらず、捻挫してしまう方が多いです。

ちなみに多いのは足首の捻挫です。

捻挫は最初の処置がとても大事なので、捻挫してしまった時に自分で応急処置をする・しないで回復期間がかなり変わってきます。

応急処置の方法を順番にお話しますね。

 

①アイシング(冷やす)

捻挫すると、傷めた箇所に「炎症」という身体の反応が起きます。

身体を治すための反応ですが、痛みを伴うので捻挫直後は抑えるべきです。

氷嚢や保冷材を捻挫した箇所に密着させて15分×2セット(合間10分)アイシングしてください。

「足首 捻挫」の画像検索結果 ケガトモより引用

 

②固定

実は固定が一番大事です。切り傷ができたら、傷口が開かない様に絆創膏したり、深い傷の時は縫ったりしますよね?

捻挫も一緒です。皮膚に隠れて見えないだけで、靱帯などが傷ついています。

それ以上傷口が広がらない様に固定することが、悪化を防ぎます。

包帯やテーピングで、足首なら90度の角度で固定しましょう。

「足首 捻挫」の画像検索結果 快気堂鍼灸院白石より引用

 

③患部を高い位置にする

高い位置とは、心臓より高い位置です。

内出血を起こすので、高い位置にしてあげると出血量や腫れを抑えられます。

「足首 捻挫 挙上」の画像検索結果 白山はりきゅう整骨院より引用

 

以上の処置を行ったら、なるべく安静にして、接骨院や整形外科に受診してください。

捻挫だ!と思ったら、骨折していることもあります。

実際、足首を捻挫したので診てもらえますか?とお問合せ頂き、やまだ接骨院に来院された患者さんで、状態を確認したら骨折だったことがあります。

あくまで目安ですが、捻挫した後に痛みがあっても体重をかけられれば靱帯損傷、体重をかけられない場合は骨折していることが多いです。

もし捻挫だと思って、骨折を放置してしまうと回復が遅れるどころか、骨が変形してしまいます。

変形したら、一生そのままです。

軽度だったら、その方が良いですよね?

重症かどうかの判断は難しいです。
重症だったら受診する、ではなく、様子を見ないですぐに受診しましょう。

 

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太ももが痛い!(>_<)

2018年01月11日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今朝も寒いですねー。(+_+)

ちゃんこ鍋、キムチチゲ、水炊き、、、、

こんな時は暖かい鍋が食べたいです。笑

さて、今回は「太ももの痛みについて」ですが、中・高生が太ももの痛みを訴えて、ちょくちょく来院されます。

冬のこの時期は、部活で12月からのトレーニングで疲労がピークになり、筋肉痛かな?と思っていたのが、なかなか痛みが引かずに来院されます。

肉離れにしては、まだ動けるし、、、

広範囲に痛い、これは何なの?

そんな太ももの痛みについてお話します。

 

太ももの痛み

「太もも」でも前、後ろ、内側、外側がありますが、特に太ももの前側の痛みを訴えて来院されることが多いです。

スポーツも色々で、野球、サッカー、バレー、陸上競技などです。

実際に、やまだ接骨院に来院された症例をご紹介します。

 

・10代 男性 サッカー 太ももの前側に痛み

サッカーの練習で走っていて、だんだん太ももの前が痛くなり、そのまま続けていたら痛みが強くなってしまい、休んでいたが痛みが変わらないため、やまだ接骨院に来院。

結論から言うと、「筋膜炎」というものです。

筋膜とは何かというと、筋肉を包んでいる膜です。

下図を見てください。

浅筋膜と深筋膜の違い 肩こり研究所より引用

身体の各部分で少し違いますが、皮膚から骨までの間はこんな感じになっています。

筋膜の間の青いラインは水分だと思ってください。

この水分があることで、筋膜同士がくっつかず、滑るようになっています。

走り込みや筋力トレーニングを行うことで、水分量が減り、筋膜の滑りが悪くなります。

すると、筋膜自体が硬くなってしまい、炎症を起こし、痛みを感じます。

これが「筋膜炎」です。

「肉離れ」の軽度なものと考えてもらっても良いと思います。

 

※「肉離れ」についてはこちらをご覧ください。↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E8%82%89%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82/

 

ただ、一般的に言われる「肉離れ」は筋肉の損傷です。

筋肉は筋繊維が束の様になっていて、「肉離れ」は筋線維の一部または全部が切れてしまうことなので、ある一点が痛い、と局所的に痛みを感じます。

対して「筋膜炎」は広範囲に筋肉を包んでいる「筋膜」の炎症なので、この一点が痛いというより広い範囲で痛みを感じます。

サッカーの患者さんも、どこら辺が痛いかを尋ねると、ここが痛いというより、太ももの前側全体が痛いと訴えていました。

筋肉痛は、休養をとれば長くても1週間弱で痛みが引きますが、筋膜炎はなかなか痛みが引きません。

1週間以上痛みが続く場合は、単なる筋肉痛ではない可能性が高いので、必ず接骨院や整形外科に受診しましょう。

 

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よくある足首の捻挫とは?

2018年01月10日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

昨日は風がものすごかったです。(>_<)

そのせいか予報よりもあまり暖かく感じず、寒かったですね。

今日は風も落ち着いて晴天なので、寒いですがとても気持ちが良いですね。(^-^)

さて、今回は足首の捻挫についてです。

このブログでも何度か足首の捻挫についてお話していますが、最も起こりやすい足首の捻挫について、あまり詳しくお話していなかったので、

どこをどのように傷めるか?

やまだ接骨院に来院された症例も含めてお話しますね!

 

よくある足首の捻挫とは?

足首の捻挫とは、足の関節を捻ることによって、骨がバラバラにならないように関節を支えている靱帯を傷めてしまうことです。

足首の靱帯にはどんなものがあるか見てみましょう。

「足首 靱帯」の画像検索結果 日本整形外科学会より引用

 

上図は足首を外くるぶし側から見ています。

足首の外側だけでも、これだけ複数の靱帯がありますが、その中で、特に傷めやすい靱帯は「前距腓靭帯」です。

前距腓靭帯は、外くるぶしの骨(腓骨)と足首の真ん中の骨(距骨)を繋いでいて、足首が内向きになることを防いでくれている靱帯です。

内向きに捻るとはこんな感じです。

見るからに痛そうですね。(>_<)

足首の捻挫の9割は、この内向きの捻挫です。

つまり、捻挫した場合はかなりの確率で「前距腓靭帯」を傷めます。

足の捻り方によって、周りにある「前脛腓靱帯」「踵腓靱帯」「後距腓靱帯」なども傷めてしまいます。

では、実際の症例をご紹介します。

10代 男性 前距腓靱帯 捻挫

野球の練習(トレーニング)中に片足ジャンプをしていて、着地の際に足首を内向きに捻り、捻挫。

前距腓靭帯に圧痛、運動痛、腫れ、皮下出血を認める。

練習を休めないとのことで、テーピング固定と悪化する動作を伝え、注意するよう指導。

 

足首を捻挫すると、傷めた靱帯に炎症(痛み、腫れ、熱感)が起きます。

まずは炎症を素早く抑えることが大事です。(炎症は抑えない方が良いという論文もありますが、多くの症例を診た経験上、痛みの緩和が遅いため、やまだ接骨院では抑えます。)

いつまでも放置すると回復がかなり遅れます。
1週間放置したら、1ヵ月遅れると思ってください。

傷めた前距腓靭帯が引っ張られない様に=足首が内向きにならない様に、足首を包帯やテーピングで固定します。

切り傷があったら、傷口が開かない様に絆創膏しますよね?

皮膚で隠れているだけで、捻挫による靱帯損傷も同じです。

傷口が塞がってきたら、少しずつリハビリで弱くなった筋力や関節の可動範囲を取り戻します。

靱帯の修復と筋力、関節の可動範囲が改善したら完治です。

 

捻挫の損傷程度によりますが、傷口が塞がるまでが約1週間完治まで約1ヵ月~2ヶ月です。

捻挫した時に痛みが弱いと様子を見てしまう方が多いですが、前述したとおり放置すると、どんどん回復が遅れます。

様子を見ないで、すぐに受診しましょう。

 

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腰痛を解消するには?

2018年01月9日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は気温が急上昇らしいです。(;゚Д゚)

なんと18度!!
4月並みの気温だそうです。

でも明日から寒気で急降下、、、

身体が付いていかないですよね。(>_<)

服装や運動で体温を調節し、睡眠をしっかりとって乗り切りましょう。

さて、今回は「腰痛について」です。

やまだ接骨院にも腰痛を訴えて来院される患者さんはたくさんいますが、腰痛はマッサージすれば解消されるわけではありません。

特に「痛み」+「原因」も改善しようと考えたら、なおさらマッサージだけでは難しいです。

腰痛を解消するために必要なことは何か?

腰痛の再発を防ぐ意味でも重要になるので、お話していきますね!

 

腰痛を解消するには?

腰が痛くなれば「腰痛」なので、原因・病態は様々です。

いくつか挙げると

  1. 腰椎椎間板ヘルニア
  2. 脊柱管狭窄症
  3. 腰椎症
  4. 筋膜炎
  5. 肉離れ

などがあります。

「ギックリ腰」は違うの?と思われたかと思いますが、「ギックリ腰」も「腰痛」と同じです。
急に腰が痛くなれば「ギックリ腰」になるので、症状であり原因・病態ではありません。

話を戻します。

上記の病態は、1~3は「神経のダメージ」、4・5は「筋肉のダメージ」になります。

 

神経のダメージは、背骨の隙間から枝分かれして出てきた神経が、骨や椎間板に圧迫されて起きる腰痛です。

背骨のイメージ図 ↓↓↓

「腰ヘルニア」の画像検索結果
ハレバランス整体院より引用

 

筋肉のダメージは、筋肉や筋肉を包む筋膜という組織が傷つくことで起きる腰痛です。

イメージ図 ↓↓↓

「筋肉 腰痛」の画像検索結果 腰痛に効くストレッチ「筋肉に意識を集中!」より引用

 

それぞれをマッサージすると、どうなるか?

神経のダメージは、筋肉の牽引力で姿勢が悪くなり、神経を圧迫している場合は、筋肉をマッサージすることで圧迫が減り、改善も見られます。

筋肉のダメージは、マッサージにより血流を改善することで、傷めた筋肉の修復を促し、回復が早まります。

どちらも良い効果はあるんですね。

しかし、原因まで改善するかというと、正直なかなか難しいです。

なぜかというと、筋肉を柔らかくするだけでは「筋力」が強化されないからです。

「神経のダメージ」も「筋肉のダメージ」も、局所的に傷める原因は「姿勢」や姿勢を支える「筋力バランス」にあります。

つまり、筋力バランスを整え、姿勢を改善しないと、根本的な改善には繋がらず、腰痛を再発しやすい状態のままになってしまいます。

もちろん、痛みが強い時に正しいフォームでトレーニングをすることは難しいので、まずはマッサージやストレッチで、痛みを軽減させることを行います。

痛みが治まったら、トレーニング・リハビリを行うことで再発しない身体に変えていきます。

腰痛持ちのあなたも、その場限りではなく、痛めない身体が良いですよね?

また、トレーニングにより傷めた箇所を支えられるようになるので、痛みなどの症状も軽減させる効果もあります。

ただ、傷めている部分に負担をかけずに行う必要があるので、専門知識がある方に身体の状態を診てもらい、指示を受けてから行いましょう。

腰痛を解消するには、症状の緩和(マッサージ等)原因の改善(トレーニング等)が有効です。

症状の緩和だけにならないようにしましょうね!

 

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足を速くするには?

2018年01月8日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は「成人の日」ですね!

新成人の皆様、おめでとうございます!(^^)!

「成人の日」はなぜか天気が崩れることが多いですが、今年は何とか持ちそうで良かったです!

 

さて、今回は足を速くするには?です。

年末に中学生の男の子から、
「足を速くするには、どんなことをしたらいいですか?」と聞かれました。

足が速くなりたいって、小・中学生の男の子にとってはベスト3に入るくらいの願望ですよね(^▽^;)

しかも、その男の子は小学生まではリレーの選手に選ばれるくらい速かったのが、中学生になって急に遅くなってしまった、ということで自分のイメージとのギャップがありました。

そりゃ悔しいですよね。(>_<)

私も野球で似たような経験があったので、これは何とか力になりたいと思い、学校が冬休み中ということもあり、午後の休診時間に走り方のトレーニングを教えました。(^^)

その時の様子がこちら ↓↓↓↓↓

足を速くするにはフォームの改善が必要です。

単純に足の回転数・速度の問題もありますが、その子の筋力で出せる走力を発揮できていないことが多いので、自分の力を引き出すためのトレーニングを行います。

「自分の力を引き出すためのトレーニング」がフォームの改善に繋がります。

みんな頭では「こうやって足を動かしたい」とイメージしていますが、自分の身体をコントロールできなければ、イメージを再現できません。

分かっちゃいるけどってやつですね。(^▽^;)

足をこう動かしなさい、手をこう振りなさい、と教えても、本人はやろうとしているのに出来ないのですから、余計嫌になっちゃいますよね。

これが自然に身体をイメージ通りに動かせるようにトレーニングすることが必要な理由です。

 

小・中学生に指導する時に、もう一つ大事なことがあります。

それは「楽しくやること」です。

子供はもちろんですが、教える側の大人もです。

子供って大人のことを本当によく見ています。(というか観察しています)

お手本を見せる時にキツそうにやったり、つまらなそうにやると、途端に「やらされる運動」になります。

楽しそうにやってみせると、早くやりたい!と自分から進んでやってくれます。

こうなると止めてもずーっとやり続けますね。笑

 

ちょっと話がそれましたが、まとめると

  • フォームの改善を行う
  • 自分の力を引き出すためのトレーニングが必要
  • 楽しくやることが大事

どんなスポーツでも同じですが、トレーニングは継続する事が重要です。

感覚(コツ)をつかむと、その時は出来るようになりますが、次の日になるともう出来なくなっています。

脳に「運動の記憶」として定着させるまでは、再現性が低い運動能力のままです。

最低でも1ヵ月は継続して行いましょう。

もちろん楽しくやってくださいね!(^O^)

 

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肘の痛みについて!

2018年01月5日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は関東でも雪になるかも、、、なんて予報が出ていましたが、なんとか大丈夫そうですね(^^;)

でも気温はめっちゃ低い!

寒さが身に沁みます。(*_*)

冬より夏の方が好きなので、暑い南国に行きたいです。(笑)

南国と言えば、先月ハワイでホノルルマラソンがありました。

以前のブログでもお話しましたが、やまだ接骨院に通院されている患者さんが出場し、見事完走!(^O^)

完走した参加者には、「完走メダル」が贈られるそうで、そのメダルを持ってきてくれました!

それがこちら ↓↓↓↓

 

写真の撮り方が悪くて光ってしまっていますが、かなり大きくて、重さもしっかりあるんです(^_^)

患者さんの努力と苦悩を見ていたので、色々な意味で重さがあるメダルだなーと感じました。

その証が形に残るのはとてもいいですね!

さて今回は「肘の痛みについて」です。

ゴルフやテニス、野球など、スポ-ツで肘を傷める方が多く来院されますので、実際に来院された症例のお話も交えてご説明します。

 

肘の痛み

肘の痛みにも色々ありますので、いくつか挙げます。

  • 野球肘
  • テニス肘(外側上顆炎)
  • 内側・外側靱帯損傷

肘にある腱や靱帯など、どれもよくある「肘の痛み」ですが、今回は内側靱帯損傷についてお話します。

実際にやまだ接骨院に来院された症例をご紹介しますね。

40代 男性 右肘の痛み 

ゴルフスイングをした際に右肘の内側に痛みを感じ、やまだ接骨院に来院。

右肩に以前から痛みがあったため、肘の痛みはそこまで気にしていなかったが、一応確認してもらおうと思っていた、とのことでした。

状態を確認したところ、肘の内側靱帯損傷でした。

肘の内側靱帯といっても、1本ではありません。

下の図を見てください。

肘の内側の図ですが、3本の靱帯があります。

それぞれ役割が違い、傷めていた靱帯は斜めに走っている靱帯でした。(緑の線の一番上)

なぜ、この靱帯と判断したかというと、肘の靱帯損傷の検査方法に「外反ストレステスト」というものがあります。

これは肘を外側に反らせることで、内側の靱帯にストレスを加えて、損傷があるかを確認するものです。

 

このテストは、「肘を曲げた時」「伸ばした時」傷めている靱帯が違います。

患者さんが傷めていた靱帯は肘が伸びている状態で外側に反ることを防ぐので、肘を曲げた時のテストでは痛みが無く、肘を伸ばした時のテストで痛みが出ていました。

恐らく、ゴルフスイングで肘が伸びている時に、クラブの重さや遠心力で肘が外に反ってしまい、内側の靱帯を傷めたものと考えられます。

一つのテスト法でも、靱帯の作りを理解していないと傷めた靱帯の判別がつかなくなり、固定や注意しなければいけない動作が分からなくなってしまいます。

細かく見ることで、より早期に回復できるので、判断はとても大事です。

 

今回は靱帯損傷についてのお話でしたが、肘の痛みにはまだまだ種類があります。

違う「肘の痛み」についても、このブログでお話していきますね!

 

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新年始まりました!(^_^)

2018年01月4日

あけましておめでとうございます!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
皆様、今年もよろしくお願い致します。<m(__)m>

今日から診療スタートです!

年末は何かとバタバタしますが、年明けは少しゆっくりできたでしょうか?

私も実家に帰省してきました。(^^)

毎年恒例の「ニューイヤー駅伝」も観に行って、久しぶりにゆっくりしてきました。

一流のランナーを生で見られる機会は中々ありませんので、どんな走り方しているか?など、つい仕事目線で見てしまいました。(^▽^;)

ちなみにその時の写真がこちら ↓↓↓↓↓↓

本当に速くて、一瞬で前を通り過ぎていきます。(;゚Д゚)

上下のブレも少なく、とても十数キロ走ってきた選手とは思えないですね。(^^;)

さて、今回は「ぎっくり腰」についてです!

年末の大掃除や片付け、帰省時の長距離移動で腰を傷めてしまった方も多いと思います。

「ぎっくり腰」といっても、色々な原因がありますので、実際に来院された症例も含めてお話します。

 

「ぎっくり腰」の原因

「ぎっくり腰」って何でしょう?

そこからかよ!って突っ込まないでくださいね。(^▽^;)

動作をした際に急激に腰痛を引き起こした場合が「ぎっくり腰」です。

例えば、、、

  • 重いものを持ち上げた。
  • 顔を洗おうと前かがみになった。
  • 洗濯物を干そうと腰を伸ばした。

こんな理由があります。

意外かもしれませんが、腰の筋肉を壊すほど、強い負荷をかけて傷めることはほとんどありません。

大体はちょっとした動作で「ギックリ腰」になります。

 

では、実際にやまだ接骨院に来院された症例をご紹介します。

10代 女性 横浜市港南区在住 ギックリ腰

起床時に起き上がろうとして腰に激痛。

起き上がることが出来ず、病院へ受診しレントゲン検査をしたが、骨に異常は無く、筋肉の問題でしょうと説明され、湿布と痛み止めをもらう。

腰の痛みが引かない為、やまだ接骨院に来院。

最初に行ってしまいますが、この患者さんの原因は「骨盤自体の歪み」「筋力低下」でした。

家でゴロゴロしていることが多く、一日中寝ていることもあるとのこと。

急性の腰椎ヘルニアや背骨の関節の狭小化ならともかく、単に「骨盤自体の歪み」だけで激痛が長引くとは考えにくく、筋力を確認したところ、かなり弱くなっていました。(>_<)

自分の姿勢を支えることが出来なくなってしまっていたんですね。

「筋力低下」なんて聞くと、高齢者のようなイメージがあるかと思いますが、若年層でも多くいます。

個人的にはスマホやゲームが原因かなーと感じています。( ̄▽ ̄)

※「骨盤自体の歪み」についてはこちらをどうぞ ↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E7%9F%AF%E6%AD%A3%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

 

「ギックリ腰」には腰椎椎間板ヘルニアや筋膜炎、脊柱管狭窄症など、難しい言葉のものもありますが、やまだ接骨院に来院された患者さんの様に、筋力低下や身体のバランスが原因で、ちょっとした動作をキッカケに「ギックリ腰」になってしまうこともあります。

年末年始で腰に負担をかけている方は、十分に注意してくださいね!

 

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交通事故に遭ってしまったら、、

2017年12月30日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

年の瀬が迫ってきましたね~~。

あっという間に年末ですが、毎日寒いです。(>_<)

年末年始で帰省される方も多いと思いますが、交通手段は新幹線、自動車、飛行機など様々ですね!

東北や日本海側では大雪で、高速道路の通行止めや新幹線の運転見合わせも出ていました(;゚Д゚)

横浜で研修していて来年から地元の東北に就職する後輩が、31日に車で東北に帰ると言っていたので、無事に帰れるかちょっと心配です。(^^;)

普段はお仕事でなかなか運転が出来ず、休日だけ運転する方は特に運転要注意ですね。

慣れない帰省先の道、渋滞の高速道路、イライラしている他のドライバー、、、

連休は危険がいっぱいです。

というわけで今回は「交通事故に遭ってしまったら、、」です。

当然ですが、どう対応していいか分からないと思いますので、万が一、事故に遭ってしまった時に自分ならどう行動するかを想定して、読んでみてください。

 

交通事故に遭ってしまった時にまずやるべきこと

まずは「落ち着くこと」です。

いきなりのことで気が動転し、パニックになってしまいますが、一度呼吸をして周りを見渡しましょう。

自分も含めてですが、同乗者がいたら安否確認してください。

出血など外傷があったら、すぐに119番通報してください。
状況確認されるので、状況を伝えれば適切な対処を教えてくれます。

人の命・身体より大事なことはありませんので最優先です。

 

安全を確保したら、次に110番です。なるべく早く警察に連絡してください。

交通事故に遭った証明をしてくれますので、後で「やった・やらない」にならない為にも必ず通報しましょう。

本来は加害者に連絡義務がありますが、減点や免許停止、飲酒など、面倒になるのが嫌で、その場で収めようとする人もいます。

迷わず警察に連絡しましょう。

 

ここまで行動できると気持ちも少し落ち着いてくるので、相手(加害者)の連絡先や車のナンバーを確認します。

保険会社や相手とやりとりするためには、お互いの情報をきちんと伝えあわなければいけません。

 

ここからは身体のお話です。

交通事故直後は先にもお話した通り、突然のことで気が動転してしまいます。

例えば、後ろから追突されて「むち打ち症」になってしまっていたとしても、2~3日症状が出ないこともあります。

症状ないから大丈夫だなーと考えていると、しばらくしてから身体のあちこちに痛みや違和感などの症状が出てくることがあります。

1週間くらいは様子を見て、少しでも症状を感じるようなら、すぐに整形外科や接骨院に受診しましょう。

また、「物損事故」ではなく「人身事故」の扱いにすることも必要です。

「物損事故」では、「もの」に対しての補償しかされません。

「人」に対しての補償は無く、治療費とは別の「慰謝料」も請求できなくなりますので、身体に異常を感じた場合は必ず「人身事故」の扱いにしましょう。

 

年末年始は本当に交通事故が多いので、皆様十分にお気を付けくださいね!

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産後の骨盤矯正をすると何が改善する?

2017年12月28日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

先日、産後の骨盤矯正で通われているママさんが、お子さんと一緒に写真を撮ってくれました(≧▽≦)

めっちゃかわいいんですよ~~~

初めて来院された時は泣いてしまったんですが、今は笑いながら歩き回って遊んでます。笑

旦那さんもとても優しい雰囲気の方で、いいお父さん感が半端ないです。( ̄▽ ̄)

この年末はかなり冷え込んでいる上に、インフルエンザやノロウイルスも流行っています。

せっかく家族で楽しく過ごせるお正月休みが、寝正月にならないように気を付けてほしいですね(>_<)

さて今回は「産後の骨盤矯正」についてです。

骨盤矯正すると、何が変わるのか?どんな良いことがあるのか?

お話しますね!

産後の骨盤矯正すると改善することとは?

骨盤矯正については、以前にもお話しましたが、「骨盤自体の歪み」を矯正するものと「骨盤の傾き」を矯正するものがあります。

やまだ接骨院公式ブログ『骨盤矯正とは?』 ⇨ http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E9%AA%A8%E7%9B%A4%E7%9F%AF%E6%AD%A3%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/

産後の場合、どちらの矯正も必要なことが多いですね。

では、骨盤矯正することで何が改善されるのか?

一番は姿勢に伴う症状です。

姿勢に伴う症状には以下のものがあります。

  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 腱鞘炎

上の3つは想像つきやすいかと思いますが、腱鞘炎は少し意外に感じる方も多いかと思います。

手首の使い方で、肩や肘から連動して使うのと、手首だけで使うのでは、負担のかかり方が大きく変わります。

姿勢を改善することで、腱鞘炎を含めた手首の痛みが改善することは珍しくありません。

 

姿勢に伴う症状以外ですと、重心と歩き方が変わります。

例えば骨盤が後ろに傾くことで、重心が後ろにずれてしまうと、このゴールデンラインが直線にならず、ジグザグになってしまいます。

「歩く」とは股関節を支点にして、足が前後に振り子のように動くことが正常ですが、骨盤の傾きで後方荷重になると、地面を蹴る力が無くなり、足を前に「置く」だけになってしまいます。

また、骨盤は前後だけではなく、横にも捻じれるので、歩いてるとジーンズやスカートのウエストが横にずれてくることもあります。

実際に来院されるママさんはこうしたお悩みが多いです。

何でもかんでも「骨盤矯正すればいい!」というのは間違いですが、骨盤矯正をすることで改善する症状はたくさんあります。

産後から肩こりがひどい、、、

腰が痛い、、、

歩いていて違和感を感じる、、、

こんな症状を感じたら、いつでもご相談ください。(^^)

特に妊娠・出産前から上記の様な症状がある方は、
前からあるものだから仕方ないかー( ;´Д`)

と諦めてしまいがちです。

以前からの状態に上乗せされて、悪い相乗効果を出している場合もありますので、一度ご相談くださいね!

 

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膝に水が溜まった、、、抜いた方がいい?

2017年12月23日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

もうすぐクリスマスですね!

パーティーとプレゼントの準備で皆さんお忙しいでしょうか?(^^)

普段食事に気を付けている方もクリスマスの日くらいは、いっぱい食べちゃいますよね。笑

そのあとに調節すれば大丈夫ですよ~。

私もいっぱい食べます。( ̄▽ ̄)

さて、今回は「膝に溜まった水」についてです。

スポーツジムでエクササイズ等を楽しんでいる方から、こんなご相談がありました。

「みんな膝が腫れて水が溜まっているんです。これって抜いたほうがいいですか?」

膝に水が溜まるって、本当によく知られた症状ですよね。

ただ、その正体と対処法については、あまり知られていないので、原因と対処法についてお話します。

 

膝に水が溜まった!!

膝が痛くなり、腫れている。

水が溜まってる~~。

そもそも「膝の水」って何でしょうか?

 

「膝関節」の画像検索結果NTT東日本より引用

 

上図は、膝関節を正面から見ています。

膝関節は「関節包」という袋で包まれていて、軟骨を栄養したり、骨と骨が擦れない様に滑りを良くするための潤滑液&栄養剤が入っています。

この潤滑液・栄養剤が「水」です。

つまり、誰でも膝には水が溜まっている状態なんです。

 

では、膝が腫れて、曲げづらくなっている「膝に水が溜まっている」とは、どういう状態でしょうか?

過度の運動や、膝への衝撃を繰り返し与えると、軟骨や関節包に刺激(負荷)が加わります。

すると、身体は潤滑液を増やして、刺激を減らそうとします。

これが症状としての「膝に水が溜まっている」状態です。

 

この状態で病院に行くと、「膝の水を抜きましょう」と言われることがあります。

経験ある方もいますよね?

ここでちょっと考えてほしいです。

元々、膝には摩擦を減らしたり、軟骨を栄養するために水が溜まっています。

膝関節に負担が掛かり、刺激を受けている軟骨のために「水」を増やしているのに、水を抜いたらどうなるでしょうか?

より軟骨への刺激が増えますよね?

また、栄養剤の役割もあるのに抜いてしまったら、栄養足りなくなりますよね?

「膝の水」を抜くことで、腫れは無くなりますから、一時的に曲げ伸ばししやすくなります。

しかし、膝関節への刺激は変わらないままなので、また水が溜まります。

刺激を受ける  水が溜まる  抜く  刺激を受ける  水が溜まる ・・・・

この繰り返しです。

キリがないですよね。(>_<)

しかも、栄養が減れば軟骨は脆くなるので、変形するリスクが高まります。

 

繰り返さないためには、刺激を受ける原因を止めるしかありません。

原因には、過度な運動だったり、普段の生活動作であったり、身体のバランスの問題の場合もあります。

予防するには何が原因かを突き止めることが大事です。

「膝の水を抜く」ことは一時の対症療法にしかなりません。

腫れてしまった要因を考えて、原因にあった改善をしましょう。

 

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