体幹の強さとは?

2018年02月1日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今晩から雪の予報ですね。(+_+)

せっかく先週の雪が溶けたのに、また積雪は勘弁してほしいです。

雪の影響で転んだり、捻挫したりする方が増えています。

来週まで大寒波は続くそうなので、皆様、明日の朝は通勤・通学お気を付けください。<m(__)m>

さて、前回に引き続き、「体幹の強さ」についてです。

本当の意味の「体幹の強さ」についてお話します。(^_^)

 

体幹の強さとは?

前回、体幹は肋骨や骨盤等の骨格とそれらを支える筋肉です、とお話しました。

※「体幹について」こちらをご覧ください ↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E4%BD%93%E5%B9%B9%E3%83%BB%E8%83%B8%E9%83%AD%EF%BC%88%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%8F%EF%BC%89%E3%81%A3%E3%81%A6%E4%BD%95%EF%BC%9F/

では、スポーツの中で、よく言われる「体幹の強さ」とは何でしょうか?

「姿勢の安定性」と考えている方も多いですが、姿勢の安定性は2つあります。

 

一つは、「静的安定性」です。

立っている姿勢、座っている姿勢、寝ている姿勢などです。

同じ姿勢を保つことが「静的安定性」です。

 

もう一つは、「動的安定性」です。

走っている時の姿勢、ジャンプしている時の姿勢、投げている時の姿勢などです。

どんどん変化していく姿勢を支えることが「動的安定性」です。

 

大半のスポーツにおいて、必要になってくるものは「動的安定性」です。

じーっと同じ姿勢を保ち続けるスポーツは、あまり無いですよね。

また正面衝突で勝てる競技も少ないかと思います。

例えば、相撲の立ち合いで相手の「ぶちかまし」に合います。

静的安定性で対抗した場合、「相手の力」に対して正面からぶつかり、跳ね返す(耐える)ことです。

「相撲 立会い ぶちかまし」の画像検索結果 amagi-sumo.blogspot.comより引用

 

動的安定性で対抗した場合、上半身で受けた「相手の力」を横に逃がして、下半身は正面を向き、体勢の悪い相手より早く次の動作に移ることです。

「相撲 立ち合い いなし」の画像検索結果 http://kyuden-sumo.com/news/2010/000005.phpより引用

 

分かりやすいので相撲にしましたが、これがサッカーならどうでしょうか?

相手が自分より大きい体格の場合、正面から力で跳ね返そうとしたら吹っ飛ばされてしまいますよね?

それなら力を逃がして、次の動作に素早く移った方が抜くことができます。

しかし、動的安定性が弱かったら、力を逃がせても体勢を整えられないので、次の動作が遅れます。

つまり、上半身と下半身、右半身と左半身、細かく分けると、肋骨と骨盤など、それぞれを使い分けつつ、安定させることが「体幹」の強さです。

言い換えると「しなやかさ」ですね。

前回のブログでお話した学生さんも「静的安定性」はありましたが、「動的安定性」がありませんでした。

そのままの姿勢で耐えることしか出来ないので、筋肉が負荷に負ければ傷めてしまいます。

静的安定性も必要ですが、動的安定性も強化していきましょうね!

次回は胸郭についてお話します。(^_^)

 

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