背中の痛み?肋骨の痛み?
2018年05月16日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「背中の痛み」についてのお話です。
スポーツや家事で、急に背中が「ピキッ!」と痛くなってしまった経験ありませんか?
範囲が広いので、その痛みが、背中?肋骨?肩?どこから来ているの?とハッキリ分からないことがよくあります。
実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話しますね。
背中の痛み?肋骨の痛み?
まずは背中周辺の筋肉を見てみましょう。
赤いところは全て筋肉です。
身体中、筋肉だらけですね。(^▽^;)
背中は範囲がとても広いので、肩、腰、骨盤、首など、色々な関節に関与します。
筋肉も何層にも重なっていて、それぞれに役割があります。
範囲が広く、筋肉の数も多いので、「ここの一部分が痛い」「こう動かすと痛い」というのがハッキリしなくても仕方ないんです。
自己判断が特に難しい場所なので、きちんと診断してもらうことが大事です。
では、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話します。
20代 女性 港南区 バレーボールで背中~脇腹に痛み
バレーボールで、スパイクを打った際に背中から脇腹に痛みを感じたそうです。
始めは肋骨が折れてしまったかと思ったとのことでした。
状態を確認すると、「広背筋」という筋肉が傷んでいました。
「広背筋」とは、上腕骨~背骨・骨盤まで延びている、肩を後ろに引いたり内側に捻じる働きがある筋肉です。
単純に考えると、ボールを打つ動作は肩を内側に捻じり、腕を上から下に引きます。
傷めるのは想像できますが、それだけなら打つたびに毎回傷めてしまいますよね?
図の青いところが「広背筋」です。
そのままですが、広い背中の筋肉なので「広背筋」です。
範囲がとても広いので、広背筋のどこを傷めているかによって、症状が変わります。
患者さんの場合、バレーボールでスパイクを打った時にコースを変えるようと身体を捻じりながらスパイクしたそうです。
背骨まで延びている筋肉なので、身体を捻ることにより、正面に打つよりも筋肉が引っ張られている状態で打ったことで「広背筋」を傷めていました。
これが背骨まで延びる筋肉ではなく、肩周囲だけの筋肉だったら、傷めなくて済んだのだと思います。
「背中」は本当に範囲が広いため、何を傷めているかが分かりづらく、色々な筋肉を傷めやすい場所です。
実際、患者さんのケース(同じ動作)でも肋骨や他の筋肉を傷めることがあります。
ちょっとした力の加え方で傷める場所が変わるので、自己判断せず、診てもらいましょうね。
横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。
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