肩こりにはマッサージ?
2018年05月15日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「肩こり」についてのお話です。
「肩がこる」って日本独特の表現らしいです。
今では「首こり」なんて言葉も出てきましたねー。( ̄▽ ̄)
デスクワークが増えて、肩こりはもう完全に国民病です。
さて、「肩こり」を解消しようと思ったら、あなたは何をしますか?
恐らく、ストレッチやマッサージ、温泉なんかも思いつきますよね。
確かにどれも気持ち良くて、効果はあると思いますが、それだけでは根本的な改善にならないケースもあります。
というわけで、「肩こり」を改善する方法についてお話しますね!
肩こりにはマッサージ?
こんなタイトルつけていますが、決してマッサージを否定するわけではありません。
当院でもマッサージはします。
しかし、全ての「肩こり」がマッサージで改善するとは限りません。
そもそも「肩こり」とは、何か原因があって感じる自覚症状です。
痛み、重だるさと同じで、本人しか分からない症状です。
ちなみに筋肉が硬い、などは他の人が触っても分かるので、他覚症状と言います。
「肩こり」はあくまで症状の一つであり、状態を表すものではありません。
肩の筋肉が硬い=肩こり とは限らないということです。
実際、肩の筋肉が柔らかいのに「肩こり」を感じる方はたくさんいます。
マッサージやストレッチの主な目的は筋肉を柔らかくすることです。
肩の筋肉が硬いことが原因で「肩こり」を感じている場合には有効ですが、それ以外の原因が原因の場合は効果がありません。
では、「筋肉が硬くなる」以外の原因は何があるでしょうか?
①内科疾患(病気)
例えば、心臓病を患っていると、左肩に肩こりを感じることがあります。
こういった症状を「関連痛」といい、内臓と身体の各部分の神経が繋がっているためです。
私も過去に「関連痛」を感じている方を診たことがあります。
検査したところ、結果は心筋梗塞でした。
幸い、その方は大丈夫でしたが、怖いですよね。
肩を触ってみて、あまり筋肉は硬くないのに「肩こり」がある方は注意が必要です。
②筋力低下
姿勢を支えるには筋力が欠かせません。
柔軟性では身体を支えることは出来ないので、必ず筋力が必要になります。
ただ、筋力と言っても、ムキムキのボディビルダーになる必要はなく、最低限の力が出せれば問題ありません。
日ごろ、デスクワークなど同じ姿勢が続くような時間が多いと、「最低限の力」も無くなってしまいます。
こんな時はストレッチするよりトレーニングした方が「肩こり」は楽になります。
また、姿勢も改善できるので、「肩こり」になりにくい身体にも変えられます。
身体を休めても「肩こり」が解消されない方は筋力低下の可能性があります。
そんな時は運動してみてくださいね。
「肩こり」には原因があり、それぞれの原因に合わせた対処が必要です。
「筋肉の硬さ」だけが原因ではないので、自分でも確認してみてくださいね!
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スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。
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