投球時の肩の痛み

2018年01月14日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

身体を動かしたり、勉強した時って、甘いもの欲しくなりますよね~。( ̄▽ ̄)

砂糖たっぷりのお菓子は食べた後で調子が悪くなって後悔するので、そんな時はヨーグルト食べます。

プレーンヨーグルトにハチミツ、きな粉、たまにレーズンなんか入れると美味しいですよ!(^O^)

さて、今回は「投球時の肩の痛みについて」です。

投球時とは野球の投球動作です。

投げた時に肩のどこが痛いのか?

何が原因で痛みを引き起こすのか?

野球特有の傷め方もありますので、やまだ接骨院に来院された実際の症例も含めてお話しますね!

 

投球時の肩の痛み(野球肩)

野球の投げ方って、他の競技にはなかなか無い動きですよね。

バレーボールのアタック、サッカーのゴールキーパー、バドミントンのスマッシュ。

似たような動作はありますが、どれとも違います。

私も坊主頭でした。笑

野球の投球動作において、重要なことは「反射」や「反動」を利用して投げるこです。

  • 「反射」は、熱いものを触ってしまった時に瞬間的にアチッと手を離す、などですね。
  • 「反動」は、高くジャンプしようとした時に膝を曲げて深く沈み込みますよね?予備動作を行うことで高い能力を発揮することです。

 

「反射」「反動」を上手に利用できないと、肩や腕の力で投げてしまいます。

俗にいう「手投げ」です。

投げ過ぎ以外で肩を傷める人は、手投げになっていることが多いです。

大体の方は、フォームに問題があると考えるので、フォームを変えようとするのですが、そこで身体の問題が出てきます。

技術的な問題の場合は、意識して反復すればフォームは変えられますが、身体の問題の場合は意識しても変えられません。

例えば、肩が上がらない人に「肩を高く上げて、肘が下がらない様にしなさい」と教えても上げようがありませんよね。

それどころか、本人は一生懸命上げようとしているのに何度も注意されるとヤル気自体を失いかねません。

では、実際の症例です。

 

20代 男性 野球の投球動作で肩に痛み

右投げの方で、リリースからフォロースルーで痛みを感じるとのこと。

それまで痛みは無かったが、急に痛くなったそうです。

結論から言うと、この患者さんは「インピンジメント症候群」というもので、棘上筋という肩の筋肉の腱を傷めていて、原因は「骨盤の左右差」でした。

※「インピンジメント症候群」についてはこちらをご参照ください。
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E9%87%8E%E7%90%83%E8%82%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%81/

 

骨盤の左右差があることで姿勢が悪くなり、右肩の骨の位置関係が正常な位置に無い状態でした。

そのせいで肩が上がらず、棘上筋を傷めていました。

また、投球フォームも見せて頂きましたが、反射を利用できないことで「手投げ」になっていました。

リリース時に肩は最も外側に捻じれますが、この「捻じる」ことが反射を利用できない理由でした。

ここまで分かれば、それぞれの問題を解決すればいいので、改善は難しくありません。

肩に必ず問題があるわけでもなく、肩以外だけの問題でもない症例でした。

 

しっかり原因を突き止めて対処していけば、肩の痛みは改善出来ます。

おかしいなと感じたら、一度フォームや身体の状態を確認してみましょう。

 

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