五十肩について

2017年05月9日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

今回のテーマは五十肩です。

五十肩とは?
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五十肩の定義です。
「肩関節周囲炎という疾患群のことで、肩関節の周囲に起こる炎症のこと。肩に疼痛(痛み)と運動障害がある、患者の年齢が40歳以降である、明らかな原因がないという3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ」(wikipedia)

以前は腱板損傷や石灰沈着性腱板炎なども含まれていたのですが、
最近では原因が明らかなものは含まないとされています。

原因が何か分からないのに肩に炎症が起きているなんて怖いですよね。

じゃーなんで痛いの?と疑問に思われると思いますが、

やまだ接骨院では五十肩の捉え方として、原因が分からないというのは
「画像所見上、筋肉、腱、骨などに異常が無いため、原因が分からない」
と解釈しています。

では実際のところ、どうなのかというと、原因はあると思います。

まず肩の構造をお話ししますね。

古東整形外科より引用

肩の関節は上の図のように青い部分が靱帯になっていて、
さらに周りを筋肉が覆うようにして支えています。

元々、肩の関節は上腕骨に対して、受け皿である肩甲骨の関節面が薄く、
不安定です。

その代わりに骨同士がぶつかる部分が少ないため、可動範囲が広くなっています。

では、五十肩の場合、肩で何が起こっているのかというと、
この上腕骨と肩甲骨の位置関係が崩れている状態にあります。

そのため、靱帯などの肩を補強している組織に負荷が掛かり炎症が起きます。
これがやまだ接骨院では五十肩の原因だと考えています。

もう少し細かく考えると、上腕骨と肩甲骨の位置関係が崩れる原因があります。

一つ目は、肩関節を支えている筋力のバランスが悪くなることです。
前方の筋肉だけ強かったり、後方の筋力だけ弱くなってしまったりしている場合ですね。

二つ目は、股関節や骨盤、背骨などの歪みです。
簡単に言うと姿勢が悪くなってしまうことで、肩関節の位置関係が
崩れることがあります。

もっと細かくありますが、書ききれないのでこれくらいにしておきます。(^^;)

五十肩は「肩関節周囲炎」と呼ばれるように、肩の関節を支えている何かに
炎症が起こっている状態なので、必ず原因があります。

ただそれが、画像上に写らないというだけなので、原因を見極めることが
とても重要になります。

原因を放置しておくと、肩関節はどんどん固まっていき、肩が全く上がらないということも
珍しくありません。

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では五十肩を始めとした肩の痛みや制限に対して
原因から適切な施術と指導をさせて頂いております。

五十肩で整体、接骨院、整骨院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院まで
ご相談ください。