アキレス腱炎ついて!~その1~

2017年12月21日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

先日、ハワイのホノルルマラソンに出場された患者さんから報告受けました!

無事、完走できたとのことでした~~(^-^)

初めてのフルマラソン挑戦で、練習中に肉離れをしてしまった方でしたが、練習&リハビリなど本人が頑張った結果ですね!

心配だったのですが、一安心です。(^^)

足の痛みは出なかったとのことですが、また来院された時に状態をチェックして、アフターケアもしっかり行いたいと思います。

さて、今回はアキレス腱炎についてです。

フルマラソンを走った方は、ふくらはぎの肉離れでしたが、ふくらはぎの筋肉の延長にはアキレス腱があります。

普段からアキレス腱伸ばしすれば予防できるわけではなく、ふくらはぎの筋肉の構成から考えると原因が見えてきますので、

なぜアキレス腱炎になってしまうのか?
どうしたら予防できるのか?

分かりやすくご説明しますね!

アキレス腱炎とは?

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉である「腓腹筋」と「ヒラメ筋」の延長にある腱です。

筋肉

筋肉を中心に見ると上記の順番で骨にくっ付きます。

「腓腹筋」は大腿骨(ももの骨)から、「ヒラメ筋」は脛骨(すねの骨)から始まり、アキレス腱に変わって、踵の骨に付きます。

ふくらはぎの筋肉が縮むことで、踵の骨が上に引っ張られるので、「つま先立ち」が出来ます。

 

なぜアキレス腱炎になってしまうのか?

一つは、アキレス腱に直接何らかの刺激が加わることです。

サッカーなどのスポーツで、人と接触した時にアキレス腱を蹴られてしまう、足に合わない靴を履いていて、アキレス腱の部分が擦れてしまう、などです。

 

もう一つは、アキレス腱に伸縮の負担がかかるからです。

アキレス腱の伸縮の負担とは、ふくらはぎの筋肉を繰り返し使うことです。

筋肉の伸び縮みを繰り返すことで、アキレス腱も繰り返し引っ張られ、炎症を起こします。

ここにポイントがあります。

先にお話したように、ふくらはぎの筋肉には「腓腹筋」と「ヒラメ筋」の2つがあります。

両方ともアキレス腱に移行しますが、スタートが違います。

「腓腹筋」は大腿骨からスタートするので、膝関節を通るため、足首+膝の曲げ伸ばしにも関与します。

「ヒラメ筋」は脛骨からスタートするので、膝関節は通らず、足首の曲げ伸ばしだけです。

※腓腹筋・ヒラメ筋とも、働きは曲げることのみです。

同じアキレス腱炎でも、「腓腹筋」の伸縮で起きるものと「ヒラメ筋」の伸縮で起きるものは原因が違うため、治療内容も変わってきます。

2つを区別せずに改善しようとすると、なかなか痛みが引かず長期化してしまうので、とても重要です。

アキレス腱炎について~その2~に続く

 

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