野球肩について!①

2017年05月19日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

今回のテーマは、、、

「野球肩」について!①
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野球肩」ってだいぶ広い範囲ですが、少しずつやっていきましょう(^_^)

まず「野球肩」とは何でしょう?

野球肩とは、滑液包炎、棘上筋腱炎、上腕二頭筋腱炎、肩甲上神経麻痺による棘下筋萎縮、インピンジメント(impingement)症候群、上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)などの投球動作によって引き起こされる、さまざまな肩関節障害の総称。 (ZAMST)

専門用語だらけですが(笑)、要するに肩の筋肉や腱、骨などに何かしら障害が発生したら

野球肩と呼びます。

上記の傷病にも、それぞれ発生する原因があります。

まずは何より子供たちに「野球肩」になってほしくないので、子供特有の「野球肩」である、

上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)についてお話しします。

 

上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)とは?
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小・中学生くらいの年齢だと、骨がまだ完成されていません。

この時期に肩の骨(正しくは上腕骨)に繰り返し捻じれるストレスを加えると、

軟骨がダメージを受けてしまいます

大人の骨は完成しているので、まず発生しません。

上腕骨骨端線障害がリトルリーグ肩と呼ばれる所以ですね。

 

では、投球時、少年期の肩にどんなストレスを受けるのか見てみましょう。

 

                                   古東整形外科より引用

古東整形外科より引用

 

上の図は肩関節の図です。

下の図が投球動作時に上腕骨にかかる負担を現した図です。

上腕骨には骨の頭と体の間に骨端線という青い線の部分があります。

この骨端線を境にして、
引っ張る力とねじる力が加わり、骨端線が裂かれるように傷めます

これが上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)です。

大人の骨になっていくにつれて骨端線は無くなっていきます。

そうすると骨の部分ではなくて、筋肉や靭帯に負担がかかり、そちらを痛めます。

つまり、大人と子供では、骨の構造的に傷める部分が違うのです。

ここを理解していないと、同じものと捉えてしまい、処置を誤ります。

まずはしっかり診断することがとても重要ですね。

 

次回は上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)の治療についてお話しします!

「野球肩」について② に続く

 

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