野球肘の繰り返す痛み
2018年04月21日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「野球肘の繰り返す痛み」についてのお話です。
「学生の時に野球肘と診断されて、治療したのにまだ痛みがある。」
こんな経験ありませんか?
痛みが引いたと思ったら、投げるとまた痛くなるという方は多くいます。
なぜ痛みが繰り返してしまうのか?
野球肘の原因や状態からお話していきますね!
野球肘とは?
まず、「野球肘」とはどんなものか?です。
投げた時に肘に痛みがあれば「野球肘」でいいと思いますが、野球肘にも種類があります。
- 内側型(靱帯による剥離骨折)
- 内側型(骨端線離開)
- 外側型(離断性骨軟骨炎)
以上が野球肘の「骨」のダメージです。
他にも靱帯損傷、腱損傷などがあります。
次に肘の作りを見てみましょう。
肘は上腕骨、橈骨、尺骨の3本の骨で構成されています。
上腕骨と橈骨の関節を「橈尺関節」、上腕骨と尺骨の関節を「腕尺関節」と言います。
野球肘は、これらの関節を繋ぐ靱帯が引っ張られたり、骨同士がぶつかることで傷めます。
では、野球肘をなぜ繰り返すのか?です。
ケガの状態がはっきり分かっているのに、繰り返すのはいくつか理由があります。
- 痛みが時々で、放置している
- (投球を)休まない
- 原因が違った
チーム事情から中々休めず、投げざるを得ないという方は多いです。
また、投げられない程の痛みではない為、投げてしまうということもあります。
しかし、選手にとって、最も良くないことは「原因が違う」ことです。
1.2は大人であればある程度、自分で理解し、リスクも承知の上で投げているので仕方ない部分もありますが、「原因が違う」ことは、本人は回復するために野球を我慢して治療しているにも関わらず、改善していないことになります。
一番つらいですよね。(>_<)
上大岡やまだ接骨院に来院されたケースでお話しますね。
20代 男性 軟式野球 野球肘内側型
学生の時から肘に痛みがあり、「内側靱帯損傷」と診断され、治療を続けていたそうです。
遠投など、強く投げることで痛みがあり、休んで投げての繰り返しで痛みが取れず、やまだ接骨院に来院されました。
状態を確認すると、内側靱帯に痛みはあったのですが、「前腕屈筋腱」という指・手首を曲げる筋肉の方が痛みがありました。
また、投球フォームも確認したところ、骨盤の問題から肩が開きやすいフォームになっており、「手投げ」になっていました。
痛みは「前腕屈筋腱」が強く、「フォーム」に問題があり、その原因は「骨盤」だったわけです。
これでは、肘の「内側靱帯」の治療をしてもなかなか良くならないですよね。
繰り返す痛みには必ず原因があります。
傷めた部分の治療をしても改善が見られない場合は、他の「何か」を疑いましょう。
一人で悩むと「答え」が見つけにくいので、視点を変えるためにも、上大岡やまだ接骨院へ、いつでもご相談くださいね!
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スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。
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