痛くなければ大丈夫?
2018年05月19日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「スポーツ復帰まで」についてのお話です。
どんなケガもほとんど始めは痛みがありますよね。
復帰する時は、やはり「痛み」が基準になってしまいますが、あくまで症状の一つです。
痛み以外に何を基準にすれば良いのか?
ここが分からないと、「痛み」で判断してしまいますよね。
痛くなければ大丈夫?
上大岡やまだ接骨院には、野球、サッカー、バレーボール、テニスなど、様々なスポーツをされている方が来院されます。
再発を繰り返している方も多いのですが、皆さんお話を伺うと、
「少し休んで、痛くなくなったので再開したけど、また痛くなった」
この様な経過がとても多いです。
当たり前ですが、痛くなければ大丈夫と思いますよね。
例えば、ふくらはぎを肉離れした場合、筋肉や腱が傷ついている状態です。
治る過程で、血管が修復し、筋肉なども少しずつ修復していきます。
傷ついた筋肉を覆う様に「かさぶた」が出来ると、とりあえず傷口が広がることがなくなるので、痛みが引きます。
しかし、この段階で運動を再開すると、十分に治っていない筋肉を伸び縮みさせてしまうので、「かさぶた」が剥がれ、傷口が開きます。
こうして、また痛くなってしまいます。
痛みだけを基準にすると、再発を繰り返してしまうんです。
では、痛みの他に、何を基準にすればいいのか?
例に挙げたので、「ふくらはぎの肉離れ」でお話します。
①柔軟性
痛みが引いてきたら、ゆっくり筋肉を伸ばしてみます。(アキレス腱伸ばし)
傷めていない方と比べて、同じように伸ばせれば大丈夫です。
必ず、両足で比べてください。
②筋力
「つま先立ち」をゆっくりしてみてください。
こちらも傷めていない方と比べて、同じくらいの力が出れば大丈夫です。
筋力は「利き足」かどうかもあるので、判断が難しいですね。
スポーツなら競技によりますが、まずは「つま先立ち」、次に「足踏み」、最後に「ジャンプ」が出来れば、日常生活上は問題ありません。
最低でも「柔軟性」と「筋力」の2つを元の状態に近いところまで戻さないと、再発のリスクがとても高くなります。
特に「筋力」は見落としがちです。
肉離れの場合、筋肉の傷ついた一部分の伸び縮みする力が弱くなります。
すると、周りの筋肉がカバーしようとして、たくさん働いてしまい、オーバーワークになってしまいます。
「柔軟性」に目が行きがちですが、「筋力」の回復が無いと、スポーツ復帰は危険です。
焦らず、元の状態に戻してから復帰しましょうね!
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