手の痺れはどこから来る?

2018年05月11日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「手の痺れ」についてのお話です。

指先が痺れる、、、

物が握りづらい、、、

あなたはそんな経験ありませんか?

手に痺れなどがあると、手に問題があると思いがち。

でも、実際は手の問題では無いことがほとんどです。

どこから手の痺れが来るのか?についてお話しますね!

 

手の痺れはどこから来る?

「痺れ」とは、神経症状です。

何らかの原因で神経が刺激を受けると、「痺れ」を感じます。

神経は「中枢神経」と「末梢神経」の2つがあります。

「中枢神経」は脳・脊髄、「末梢神経」は運動神経・感覚神経のことです。

難しい言葉が続いてしまいましたね。(^▽^;)

手の痺れについては、「末梢神経」に絞ってお話します。

運動神経は身体を動かす時の神経です。

感覚神経は触られたことを感じる神経です。

例えば、運動神経が切れてしまうと身体が動かなくなりますが、触られている感覚は分かります。

感覚神経が切れてしまうと触られていることが分からなくなってしまいますが、身体は動かせます。

では、手の神経はどんな感じなのか、図で見てみましょう。

黄色い細い線が神経です。

手の神経は首の骨の間から始まります。

枝分かれしながら、首~指まで繋がっています。

神経が何かしらの刺激を受けると「痺れ」を感じるとお話しましたね。

ということは、首~指のどこかで神経が刺激を受けているということです。

刺激の一つに「筋肉の圧迫」があります。

図は骨と神経のみですが、実際は身体中筋肉だらけで、神経も筋肉の間を通っています。

筋肉が硬く縮むと、隙間を通っている神経が圧迫されて、「痺れ」を感じます。

「筋肉の圧迫」が起きやすい場所はいくつかありますが、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをご紹介します。

 

50代 女性 港南区 手の痺れ

本を読んだり、電車のつり革につかまっていると、指先が痺れてきてしまうとのことで、やまだ接骨院に来院されました。

テストを行うと、すぐに原因が分かりました。

神経が圧迫されていた場所は「胸」です。

テストは、手を挙げて手首の脈を取ることです。

 

青い部分が「小胸筋」という筋肉です。

ここで圧迫されていました。

神経と血管が並走している場所なので、テストをすると、手首の脈が無くなっていました。(ちなみに手を下げている時はちゃんと脈がありました。)

これを「胸郭出口症候群」と言います。

この患者さんは姿勢が悪かったため、小胸筋が縮み、神経を圧迫していました。

神経の圧迫が起これば、そこから先の神経に症状(痺れ)が出てしまいます。

どこで圧迫されているか?がとても大事になります。

また、悪化すると「運動マヒ」や「感覚マヒ」になります。(>_<)

おかしいなーと感じたら早めにご相談くださいね!

 

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