50肩について!

2018年05月10日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「50肩」についてのお話です。

つい先日も、「肩が痛くて挙がらない」と、50肩になってしまった患者さんが来院されました。(>_<)

2ヶ月くらい前から痛かったそうですが、病院で「放っとけば1ヵ月くらいで治る」と言われて放置してしまったそうです。(*_*)

もっと早く来ていれば、、、

放置してしまうと、どう悪くなってしまうのか?

また、何が原因で「50肩」になってしまったのか?

お話しますね!

 

50肩について!

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例に挙げます。

・40代 男性 港南区在住 50肩

来院される2か月前に、急に眠れないほど右肩が痛くなったが、お知り合いから放っとけば大丈夫と言われ、1ヵ月様子を見ていた。

その後も症状変わらないため、病院へ受診。

病院で「50肩」と診断されたが、痛み止めで1ヵ月くらいで治ると説明され、様子を見ていたところ痛みが悪化したため、やまだ接骨院に受診されました。

状態を確認すると、右肩の「肩峰下インピンジメント症候群」というもので、原因は「骨盤と腰」でした。

一つずつ、ご説明しますね。

 

1.肩峰下インピンジメント症候群

下図をご覧ください。

「肩インピンジメント」の画像検索結果
人工関節ライフより引用

「インピンジメント」とは衝突・挟まる、という意味です。

図は右肩を前から見ているものです。

「肩のインピンジメント」は肩甲骨の一部と上腕骨により、肩の筋肉(棘上筋)とクッション(滑液包)が挟まれてしまうことです。

正常な肩の場合、肩を挙げていくと上腕骨の頭の部分が下がり、「インピンジメント」は起こりません。

つまり、何らかの原因で上腕骨が下がらなくなってしまうと「インピンジメント」が起こります。

今回のケースでは、その原因が「腰と骨盤」です。

 

2.腰と骨盤

上腕骨が下がらない原因には

①肩関節を包んでいる「関節包」というものが硬くなって「たるみ」が無くなってしまう

②上腕骨の位置がずれてしまう

などがあります。

今回のケースでは、②の方でした。

肩は周りの筋肉がバランス良く働くことで、正しい位置に安定します。

しかし、この患者さんは「骨盤と腰」が後ろに倒れてしまい、上腕骨が内巻きに捻じれていました。

なので、「骨盤と腰」を前に倒してあげると肩の痛みが軽減し、肩が挙がるようになりました。

姿勢によって肩への負担が蓄積し、50肩になってしまったケースですね。

痛みから安静にしたことで一時的に痛みが和らいでも、姿勢(原因)は改善していないので使ってしまえば、また痛くなります。

繰り返し筋肉を挟んでしまえば、悪化することは想像できますよね。(>_<)

放置したことで、より筋肉を傷めてしまっていました。

 

「50肩」といっても、原因が肩にあるとは限りません。

原因に対して処置していくことが重要なので、様子を見ないですぐに受診しましょう。

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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