筋肉痛?それとも、、、
2018年05月25日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「筋肉痛」についてのお話です。
「筋肉痛だと思って、様子を見てたら痛みが引かない、、、」
こんな経験ありませんか?
実際に患者さんからよく言われることなんです。
筋肉痛とケガの境界線って難しいですよね。(^▽^;)
何を基準に判断したらいいか、簡単なチェック法をお話しますね!
筋肉痛?ケガ?
筋肉痛はなぜ起きるのかというと、筋肉に負荷を与えることで筋線維が壊れ、修復させようと血液が集まり、「炎症」という反応が起きるからです。
つまり、筋肉を治す反応です。
てことは、筋肉痛もケガの痛みも一緒じゃん、と思いますよね。
そうです、一緒なんです。
「治す反応」という意味では。
では、何が違うかというと、筋線維の傷め方です。
筋肉は、細い筋線維が束になって一本にまとまり、その一本がさらに束になって筋肉になります。
細い筋線維の一部が傷つくと「筋肉痛」になります。
筋線維がまとまった「束」が切れてしまうと「ケガ」になります。
つまり、傷つく筋繊維の数によって分かれるということです。
では、筋肉痛とケガの見分け方を「肉離れ」を例にお話します。
「肉離れ」の傷め度合を基準に考えると、分かりやすいです。
「肉離れ」は、筋線維、筋線維を包む筋膜、腱といった組織を傷つけてしまうケガのことです。
1度(微細損傷)、2度(部分損傷)、3度(完全断裂)の3段階に分けられます。
1度と筋肉痛の境がとても微妙なんですよね。
上大岡やまだ接骨院では、どのように分けているかというと、「筋肉のどこに痛みがあるか」と「筋肉に力を入れた時の痛み」で分けています。
太ももの裏で説明しますね。
・筋肉のどこに痛みがあるか
「肉離れ」では、局所的に筋線維を傷めていることがほとんどです。
筋線維の強い伸縮で瞬間的に傷めているからです。
一方、「筋肉痛」では、広範囲で痛みを感じます。
トレーニングで、繰り返し負荷をかけて少しずつ筋線維が傷つくので、範囲が広くなります。
もも裏の一点だけ押して痛みがあれば「肉離れ」、上下にずらして押しても痛みがあれば「筋肉痛」です。
・筋肉に力を入れた時の痛み
もも裏の筋肉は「膝を曲げる」機能があります。
私が足を持って、膝を曲げる様にもも裏に力を入れてもらいます。
この時に局所的に痛みがあれば「肉離れ」、もも裏全体に痛みがあれば「筋肉痛」です。
上記の区別の他に、期間もある程度の目安になります。
筋肉痛は長くても1週間で痛くなくなります。
1週間以上痛みが持続する場合は肉離れなど、負傷している可能性があります。
あくまで目安なので、局所的で痛みが持続したら、すぐに受診してくださいね。
ケガの放置は本当に回復が長引きますよ!
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