産後の股関節の痛み

2018年05月26日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「産後の股関節の痛み」についてのお話です。

産後から股関節の周りに痛みを感じるママさんは多いです。

産後なので、骨盤の歪みのせいかな?と思われる方が多いですが、骨盤以外の問題のこともあります。

歩いたり立ち上がったりする度に、股関節が痛いのは辛いですよね。(>_<)

上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話します。

 

産後の股関節の痛み

まず、股関節とはどんな関節でしょうか?

下図をご覧ください。

赤丸が股関節です。

股関節は「骨盤」と「大腿骨」で作られている関節です。

骨盤がヘルメット、大腿骨が頭、という関係で、ヘルメット(骨盤)に頭(大腿骨)が深くはまり込んでいます。

体重を支えるので、骨だけでもかなり安定するように出来ています。

ちなみに肩関節はこんな感じです。

ほとんどはまってないですよね。

 

では、股関節の周りの痛みは何が原因で起きるのでしょうか?

関節の問題

産後に多いのが、この「関節の問題」です。

産道を作るために、ホルモンの影響で骨盤が開きます。

出産後6カ月くらいで、ゆっくり元の状態に戻っていきますが、その間に骨盤が歪み、大腿骨とのはまり方がずれてしまい、股関節に痛みを感じます。

この場合は骨盤矯正を行うと、股関節の痛みが楽になります。

 

筋肉の問題

股関節は曲げる・伸ばす・捻じるなど、色々な方向に動きます。

ぐるぐる回せますよね。

色々な方向に動かすにはそれだけ多くの筋肉が必要になります。

いくつもある筋肉に負担がかかり、股関節の痛みを感じます。

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをご紹介しますね。

 

20代 女性 産後3ヶ月

歩いていて股関節と周りに痛みを感じたため、来院されました。

状態を確認すると、「大殿筋」というお尻の筋肉が原因でした。

出産に伴う骨盤の歪みも含まれてましたが、お話を伺うと、それよりも普段の座り方に問題がありました。

常に偏って座るクセがあり、片方のお尻に体重をかけて座っていました。

そのため、お尻の筋肉が硬くなり、歩くときに体重をかけると痛みが出てしまう状態でした。

「筋肉の問題」の時は、硬くなっている筋肉を柔らかくしたり、周りの筋肉を使えるようにリハビリすると痛みが取れます。

 

産後だからといって、必ず「骨盤の歪み」に原因があるとは限りません。

先入観を持たずに、何が原因かを見極めることが大事です。

歩くと股関節が痛い、立ち上がる時に痛い、と感じたら、様子を見て悪化させてしまう前に、一度ご相談くださいね。

 

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