打ち方変えると投げ方変わる? 

2018年07月24日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

高校野球夏の大会は各県で続々と代表校が決まってきていますね!

ただ、とにかく暑い!(;゚Д゚)

プレーする選手も応援する父兄、学生さんも熱中症には本当に気をつけてほしいです。

さて、今回は野球における「打ち方と投げ方の関係」についてのお話です。

今まで右打ちだったのに、最近左打ちに変えました。

学生さんですが、身体の状態に変化があったので、あれ?何か変えた?と聞いたら、打ち方を変えたんです、と話してくれました。

元々、投球時の肩の痛みで来院された学生さんです。

順調に改善していたのですが、練習で球数を投げたら痛みが出たとのことで、状態を確認したところ、前述した流れになりました。

打ち方の変化が身体にどんな変化をもたらすのか?

今回はそんなお話です。

 

左打ちにしたら身体が変わった?

右肩が痛くなったとのことだったので、まず始めに投球動作をしてもらいました。

以前のフォームと比べて、上半身が前に突っ込みやすく左腕が回らないため、胸が張れないフォームになっていました。

急にフォームが変わり、触診すると身体の状態も変わっていたので、右打ちだったよね?と聞いたら、最近、右打ちから左打ちに変えたと教えてくれました。

さて、触診で何を感じたかというと、左肩の「棘下筋」というインナーマッスルの一つが硬くなっていました。

投球動作の特にフォロースルーで肩を支えるために使われる筋肉ですが、この学生さんは右投げなので使いません。

とすると、打ち方を変えたのかな?と考えました。

さらに左打ちで意識していることある?聞くと、

  • 開かないよう、後ろに体重を残している
  • 左手首の「返し」を意識している

以上の2つを特に意識しているとのことでした。

左打ちで後ろ(左足)に体重を残す=右投げで前(左足)に体重が移りやすい、ということになります。

また、左手首の「返し」は少し間違った返し方をしていました。

バットスイングの中で手首を返す際に、手首は小指側に倒れながら返します。

しかし、親指側に倒しながら返していたので、バットスイング中のバットのヘッドが波打っていました。

この返し方だと、左腕をかなり内側に捻じってしまうので、腕が捻じ切れない様に外側に捻じる「棘下筋」が硬く縮んでいたと考えられます。

 

原因が分かれば、あとは改善すればいいだけなので、後ろに体重を残し過ぎなくても開かないようにスイングする方法と手首の返し方を伝えました。

他のスポーツでも同様ですが、一つのプレー、フォームを変えれば、当然やりやすいように身体も変化します。

身体の変化に気づかないと、他のプレー、フォームにも影響が出てしまうので、フォームを変える時は注意しましょうね!

 

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