身体が柔らかいリスク 

2018年07月28日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

最近、他の接骨院のスタッフさんが来院されます。笑

もちろん、患者さんとしてですよ。(^▽^;)

首を寝違えた、腰が痛いなど。

しかも、めっちゃ身体の状態が悪い、、、

筋力バランス、柔軟性、身体感覚など、悪いところだらけです。

自己管理できないのに、どうやって人を治しているのか、他院ながらちょっと不安です。( ;´Д`)

ちなみに私は悪いところ無いのでご安心ください。
たまにトレーニングで筋肉痛はありますが(笑)

さて、今回は「身体の柔らかさ」についてのお話です。

柔らかいって聞くと、とても良いことのように思いますよね。

良いことなんですが、同時にリスクもあります。

どんな柔軟性がリスクになるのか?

お話していきますね!

 

柔軟性のリスクとは?

「柔軟性」にも種類があります。

関節の柔軟性、筋肉の柔軟性が主なところですね。

よく目安にされるのが、股関節の開脚です。

足が180度に開くと、「おー、柔らかいね!」と言われますよね。(^^)

この「180度開脚」は、股関節が本来持つ柔軟性の倍です。

本当は半分の90度でいいんです。

え?こんな狭くていいの?

いいんです。( ̄▽ ̄)

では、柔軟性が高いとどんなリスクがあるのか?

「柔軟性が高い」とは言い方を変えると「不安定性が高い」です。

関節が広い範囲で動くということは、関節を支えている靱帯なども緩んでいるということです。

つまりグラグラとした不安定性に繋がります。

ただ、必ず「柔軟性が高い」=「不安定性が高い」ではありません。

不安定な関節を支えられるだけの筋力が伴えばいいんです。

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースで、関節の柔軟性が高いことがリスクになり、肉離れしてしまったケースをお話します。

 

40代 女性 ふくらはぎ 肉離れ

スポーツ中にステップして踏ん張った際に、ふくらはぎを肉離れしてしまい来院されました。

腓腹筋というふくらはぎの筋肉の肉離れ(2度損傷)でした。

※肉離れについてはこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨公式ブログ 肉離れを放置してはいけない理由

腓腹筋は膝の上から始まり、アキレス腱になって踵の骨に付きます。

膝の上から始まるので、膝の曲げ伸ばしにも影響します。

この患者さんの場合、膝の関節が柔らかく、膝が反るほどでした。

「反張膝」の画像検索結果https://meguri-seitai.info/bodycare/fat-stand/より引用

また、骨盤・腰のバランスに問題があり、膝を曲げる筋肉が弱くなっていました。

膝の関節の柔軟性が高く、膝を曲げる筋力が弱いため、常に膝が反っている。

つまり膝の上から始まる「腓腹筋」が常に引っ張られて伸びている状態でした。

正常より伸びてしまっている腓腹筋を、踏ん張ることで急激に縮ませたことで肉離れしてしまったんですね。

筋力が伴わない柔軟性は、むしろケガのリスクを高めます。

筋力と柔軟性を両立させることが大事なので、毎日ストレッチばかりしている方、注意しましょうね!

 

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