投球動作に必要な柔軟性とは?
2018年04月17日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は野球の「投球動作に必要な柔軟性」についてのお話です。
ちなみに肩関節のことではありません。( ̄▽ ̄)
でも、肩の痛みには繋がります。
投球動作において、どこの柔軟性が必要なのか?
肩の痛みの予防にもなるので、お話しますね!
投球動作に必要な柔軟性とは?
野球の投球動作は、大まかに5つに分けられます。
なぜこの5つに分けるかというと、それぞれの動作の終わりにポイントがあるからです。
後期コッキング期なら肩が最も外旋する(外向きに捻じれる)、フォロースルー期なら肩が最も内旋する(内向きに捻じれる)など、身体の各関節・筋肉に最も負担がかかるポイントがあるんですね。
※各動作の終わりにポイントがある(上図)
この中で、肩の柔軟性が必要なことは言うまでもないですが、他にも柔軟性が必要なところがあります。
特に見落とされがちなものが、「胸椎・肋骨」です。
「肋骨」はイメージできると思いますが、「胸椎」って何?ですよね。(^▽^;)
「胸椎」とは、背骨の背中の部分です。(首は頸椎、腰は腰椎と言います。)
※背骨の赤い線の範囲が「胸椎」です。
「胸椎」と「肋骨」は関節になっていて、連動して動きます。
どう動くかというと、身体を横に捻じります。
投球動作において、「身体の捻じり」はとても重要です。
というか、「身体の捻じり」が無かったら投げられません。
5つに分けた投球動作の中で、早期コッキング期~加速期にかけて、最も「胸椎と肋骨」が動きます。
早期コッキング期で上半身を後ろに捻り、加速期で前に捻り返しています。
身体のポイントでいうと、足の着地時に後ろから前に捻り始め、リリース時で最も前に捻っています。
投球動作は全体で見ると、下半身から上半身まで捻ります。
上半身と下半身が逆に捻られる時がありますが、それが早期コッキング期~加速期です。
この時に「胸椎と肋骨」が捻じれないとどうなるか?
下半身と同時に身体が回ってしまうので、野球用語で言う「肩が開く」状態になります。
すると、捻じった反動が利用できず、肩や肘の力で投げてしまうので、肘・肩の痛みに繋がります。
野球の指導者から、「下半身が使えていない」なんて言われたことありませんか?
その一因が「胸椎と肋骨」です。
悪いフォームには必ず理由があり、仮に下半身を指摘されても、下半身が原因とは限りません。
そんな時は「胸椎と肋骨」を捻じる柔軟性を得ると、自然に「下半身が使えるフォーム」に変わるかもしれませんね。
投球動作・フォームにお悩みの方は、いつでもご相談くださいね!
野球の相談、大歓迎です!( ̄▽ ̄)
もちろんお身体の不調についてもお待ちしております。(^_^)
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