産後の膝の痛み
2018年09月4日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
夏休みシーズンも終わり、9月に入りましたね!
暑さもひと段落してくれれば良いのですが、相変わらずの30度超え、最近は台風が次々と発生していて、天候が不安定です。(>_<)
8月終わりから体調を崩す方も多いので、皆様くれぐれもお気を付けください。
さて、今回は「産後の膝の痛み」についてのお話です。
膝の痛みは厄介で、歩けなくなってしまうこともあります。
普段の生活にかなり支障が出てしまいますよね。(T_T)
実際に上大岡やまだ接骨院にお越しいただいたケースをお話します。
産後の膝の痛み
産後しばらくしてから、膝の痛みを感じ始め、階段の上り下りで痛みが強くなってしまったとのことでした。
一度、整形外科で見てもらったそうですが、膝に水が溜まっていたため、注射で水を抜き、
「半月板の損傷があるかもしれないけど、痛みは我慢するしかない」と言われたそうです。
1週間ほど、様子を見ていたが痛みが引かず、歩くのも辛いので、やまだ接骨院にお越しになったとのことでした。
状態を確認すると、左膝の外側に痛みがあり、曲げ伸ばしすると「コキッ」と音がしていました。
何が音を出していたかというと、「靱帯」です。
股関節から膝の外側には「腸脛靭帯」という靱帯があります。
図の青いところです。
この靱帯は膝の曲げ伸ばしをする際に、骨の出っ張りに引っかかることがあります。
その時に「コキッ」という音がします。
もちろん通常は引っかかったりしません。
どんな状態だと引っかかるのでしょうか?
多くみられる原因の一つに「O脚」があります。
O脚になると、膝が外側に出っ張りますよね?
すると、外側を通る「腸脛靭帯」が骨の出っ張りに引っかかりやすくなります。
出産時の骨盤は、産道を作るために開き、産後も開いたまま状態になります。
股関節は骨盤とももの骨が組み合わさっているので、産後は股関節も捻じれやすく、O脚の原因になります。
産後に股関節や膝に痛みが出やすいのはこの歪みのためです。
今回のケースでは、産後に骨盤が歪んでいたことで、股関節が捻じれ、膝に負担をかけていました。
膝自体を処置することは大事ですが、もっと重要なことは「骨盤の歪み」を取り除くことです。
実際、このケースでは「骨盤の歪み」を矯正することで、膝の痛みが取り除かれました。
原因に対して処置していかないと、痛みは繰り返してしまいます。
長期間、痛みが引かない、通っているが変化が無い、という場合は「原因への処置」がされていない可能性があります。
なかなか、痛みが引かない時は一度ご相談くださいね!
横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。
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