ふくらはぎの肉離れ
2018年05月2日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「ふくらはぎの肉離れ」についてのお話です。
肉離れが多いところの一つが「ふくらはぎ」です。
あまり痛くないと放置してしまいがちですが、あとで大変なことになります。
また、他のケガをしている場合もあるので、ふくらはぎの肉離れをしてしまった時の症状を中心にお話しますね!
ふくらはぎの肉離れ
肉離れは、筋肉・腱が傷ついてしまうものです。
ふくらはぎの筋肉にはどんなものがあるのか、見てみましょう。
足を後ろから見ている図になります。
右足の方の青い部分が「腓腹筋」という筋肉です。
左足の方の青い部分は「ヒラメ筋」という筋肉で、腓腹筋より骨に近いところにあります。
腓腹筋を取ってしまうと、奥にあるヒラメ筋が見えます。
どちらの筋肉も足首を曲げる働きがあるので、「つま先立ち」する時に使う筋肉です。
ただ、2つの筋肉の違いは
- 腓腹筋・・・膝上から始まるため、膝+足首の曲げ伸ばしをする。
- ヒラメ筋・・膝下から始まるため、足首の曲げ伸ばしだけする。
ふくらはぎを肉離れした時は「腓腹筋」と「ヒラメ筋」のどちらかを肉離れしていることになりますが、2つの違いを理解しているとどちらを傷めているか判断できます。
次は「肉離れ」について。
肉離れの重症度は、1・2・3度の3段階があり、1度は軽症、3度が重症です。
それぞれ筋肉・腱をどれくらい傷めているかで分けています。
※肉離れの分類はこちらをご覧ください。↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/nikubanare_houti/
肉離れした筋肉を伸ばしたり、力を入れることで、どこをどれくらい傷めているかの判断が出来ます。
ふくらはぎの肉離れの場合は、腓腹筋かヒラメ筋です。
簡単な判別方法は、膝を曲げた状態・伸ばした状態で「アキレス腱伸ばし」です。
膝を曲げて「アキレス腱伸ばし」で痛みがあれば、ヒラメ筋が傷んでいます。
膝を伸ばして「アキレス腱伸ばし」で痛みがあれば、腓腹筋が傷んでいます。
これは筋肉の長さが違うためです。
もう一つ、肉離れで間違えてしまうケガがあります。
それは「アキレス腱断裂」です。
アキレス腱断裂も肉離れ(2度以上)も、傷めた時に「ブチッ!」と音がすることがあります。
前に肉離れした経験があると、同じように音がしたから肉離れだなーと考えてしまい、実はアキレス腱断裂していた、ということもあります。
アキレス腱断裂は普通に歩けることもあるので、肉離れと混同しないように注意が必要です。
どこの筋肉を傷めているかで、処置の仕方が変わります。
痛めている筋肉に対して処置しないと意味が無いので、もしふくらはぎを肉離れしてしまったら、腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱のどれが一番傷んでいるのかを確認しましょうね。
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