段差で転倒!(股関節痛)

2018年04月28日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今日は気温が上昇して、暑かったですね~。

春をとばして夏という感じです。(^▽^;)

体調には気をつけましょう!

さて今回は段差で転倒し、股関節を傷めてしまったケースをお話します。

正面に転んでも片方の足だけ傷めてしまうことってあります。

むしろ両方傷めることの方が少ないかもしれません。

正面から転んでいるのに、片側だけ傷めるって不思議ですよね。

その理由を、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話します。

 

転んで股関節が痛い!(>_<)

先に股関節の作りを確認しましょう。

 

で囲われているところが股関節です。

股関節は骨盤と大腿骨(ももの骨)の間の関節です。

骨盤に大腿骨が、頭とヘルメットのようにはまり込んでいます。

体重を支えても安定するように、こんな構造になっています。

図では省略していますが、股関節の周りは靱帯で覆われています。

靱帯とは、骨と骨を繋いで補強しているヒモのようなものです。

ヒモが束になって股関節を覆うことで、より安定します。

では、本題に入りましょう。

 

20代 女性 港南区在住 段差で転倒

外出中に段差につまずき前に転んでしまい、右の股関節が痛くなったとのことで上大岡やまだ接骨院に来院されました。

股関節を直接打ってはいなく、両手と両膝を付いたとのことでした。

状態を確認すると、右の股関節を押すと痛みがあり、股関節を開くような動作でも痛みがありました。

正面から転んで両膝を付いたので、ちょうど四つん這いになるような格好になったそうです。

転んで膝を地面に付くと、衝撃は股関節まで伝わります。

ケガの仕方から、膝を付いて股関節を傷めること自体は珍しくありません。

ただ、正面から転んで両膝を付いているのに、右股関節だけ傷めてしまったのはなぜでしょうか?

動作の確認のため立って屈伸をしてもらうと、その理由が分かりました。

右の膝だけ内側に曲がっていたからです。

転んでしまった時も、右膝だけ内側に曲がり膝を付いたので、右に偏って体重が載ってしまったんですね。

この患者さんの場合、股関節の筋力バランスが原因で膝の曲げ方に左右差が出ていました。

股関節の治療はもちろんですが、筋力バランスを改善して曲げ方を正常にしないと、いろんな障害や余計なケガが増えてしまいます。

「ケガの仕方」に対して「傷めたところ」が一致しない時は、何かしら原因があります。

原因に対して処置していかないと、改善しづらい上に悪化の恐れもあります。

足首捻ったのに膝が痛い、など、おかしいなーと感じたら、一度ご相談くださいね!

 

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スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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