アキレス腱周りの痛み②
2018年02月8日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
「19歳のプロ野球選手が喫煙」と報道がありました。
野球界では喫煙率がとても高い、と球団社長だった方がお話されているのを聞いたことがあります。
自己管理の一環として喫煙はコントロールするべきだと思いますし、ましてや今回は未成年。
入団してからの喫煙であれば、周りの環境にも問題があったのかもしれませんね。
学生だったら連帯責任で大会への出場停止も考えられます。
指導者、ご家族、チームメイト、本人だけの問題では無く、みんなで防止するように努力していきたいですね。
さて、前回に続き、アキレス腱周囲の痛みについてのお話ですが、今回は対処法です。
それぞれの特徴についてお話します!
アキレス腱周囲の痛みの対処法
アキレス腱周囲の痛みには3つあります。
- アキレス腱自体が痛んでいる状態が「アキレス腱炎」
- 包んでいる膜が痛んでいる状態=「アキレス腱周囲炎」
- クッションが痛んでいる状態=「滑液包炎」
※前回のブログをご覧ください。↓↓↓↓
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3つの中で、実際にやまだ接骨院に来院された症例をご紹介します。
・40代 男性 横浜市港南区 ふくらはぎ肉離れ
初めて来院された時は、「ふくらはぎの肉離れ」で来院されました。
肉離れは順調に回復し、運動も再開してもらったところ、アキレス腱の周りに痛みを少し感じるとのことでした。
お話伺うと、3~4年前からアキレス腱の痛みが出ては引いての繰り返しだったそうです。
アキレス腱炎を繰り返していると思っていたそうですが、状態を確認したところ、「アキレス腱炎」ではなく、「滑液包炎」でした。
では、「アキレス腱炎」と「滑液包炎」はどう違うのか?
- アキレス腱自体が痛んでいる状態が「アキレス腱炎」
- クッションが痛んでいる状態=「滑液包炎」
そもそも組織が別物ですが、大事なことは機能です。
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉の延長であるため、筋肉が硬くなると常にアキレス腱が引っ張られ傷んでしまい、炎症を起こします。
対して、滑液包(クッション)は、皮膚や踵の骨とアキレス腱が擦れない様にするためにあります。
下図をご覧ください。
「アキレス腱と踵の骨の間」と「アキレス腱と皮膚の間」にある紫色のものが「滑液包」です。
アキレス腱が踵の骨の後ろに付いていることが分かると思いますが、ここで擦れやすいんですね。
ただし、どの角度でも擦れるわけではありません。
アキレス腱は踵のやや後ろについているので、つま先立ちをしている時は擦れくくなります。
反対につま先を上に曲げている状態(背屈)の時はアキレス腱と骨が近づくことで擦れやすくなります。
そこで滑液包が挟まれて炎症を起こしてしまいます。
からだ康房より引用
患者さんも足首の柔軟性が平均より高かったため、背屈がかなり上まで出来る状態でした。
柔軟性はメリットもありますが、ランニング等の着地で必要以上に曲がってしまうと、かえって負担になってしまうこともあります。
アキレス腱周囲の痛みといっても、原因や要因は様々なので、分けて考えられるといいですね。
横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。
スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労まで、原因に合わせて改善していきます。
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