シンスプリント

2017年04月18日

○シンスプリントとは?

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こんちには!
横浜市港南区上大岡で骨盤矯正・野球専門治療・オーダーメイド治療を行っております、
やまだ接骨院です。

今日はシンスプリントについてです。
シンスプリントと骨膜炎は同じものと考えられていますが、やまだ接骨院では2つを分けて
考えていますので、それぞれお話しします。(諸説ありますので当院の考え方です)

シンスプリントとは何であるかというと、脛骨(すねの骨)の内側に出る痛みのことです。
傾向としては、バドミントンやバスケットボール、陸上競技やバレーボールなどの
ジャンプやダッシュを繰り返し行うスポーツに多いですね。

骨膜炎とは名前の通り、骨の表面を覆っている骨膜という組織に刺激が加わり炎症を起こすこと。

ではシンスプリントと骨膜炎の違いですが、、、

実はシンスプリントも骨膜炎です。

え?一緒じゃん!
と思いましたよね。(笑)

そうなんです。骨膜炎という意味では一緒です。
違いは原因なんです。

シンスプリントは脛骨(すねの骨)の内側に付着する筋肉の牽引力により、骨膜が炎症を起こすこと。

対して骨膜炎は牽引力だけではなく、ジャンプの着地時の衝撃など、骨膜に何らかの刺激が
加わって骨膜が炎症を起こすこと。

上大岡やまだ接骨院ではこのように分けています。

なぜこんな分け方をするかというと、ケガからの早期復帰には原因がとても大事だからです。

たとえば、港南区の高校生でバドミントンをされている患者さんと
上大岡の中学生で陸上をされている患者さんがいました。

バドミントンはシャトルを打つ時も返す時も常に弾んで、ステップしています。
高校生の患者さんはジャンプの着地時には痛みが出るが、踏み込んだりする分には痛みがないとの訴えでした。

一方、中学生の患者さんは陸上の短距離でしたが、ジャンプではあまり痛くないが、
しゃがんだり、力を入れて踏ん張ったりすると痛みが出るとの訴えでした。

この二人の場合、どちらも、すねの内側に痛みがありシンスプリント・骨膜炎ということになりますが、痛みを誘発する動作が明らかに違いますよね。

この区別ができないと復帰までにできる運動・できない運動が分からず、
落とさずに済む筋力まで落としてしまいます。

また、骨の形状の問題なのか、筋肉の柔軟性の問題なのか、
によって、施術方法やセルフケアも変わってきます。

骨の形状の問題なのに、すねの周りの筋肉を柔らかくしても意味ないですよね。

このように原因を理解することはとても重要です。

上大岡やまだ接骨院では、原因を把握した上で必要な施術を行います。

シンスプリント・骨膜炎でお困りの方は港南区上大岡の整体、整骨院、接骨院の
やまだ接骨院までご相談ください。