ヘッドスライディングのリスク
2018年03月22日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「ヘッドスライディングのリスク」についてのお話です。
通称「ヘッスラ」。( ̄▽ ̄)
すみません、めっちゃ野球ネタです。笑
ただ、ヘッドスライディングでケガをする選手が本当に多いんです。(>_<)
つい出てしまうのは分かりますが、こんなリスクがある、ということを知っておいてほしいと思います。
ヘッドスライディングのリスクとは?
ヘッドスライディングって、魅力ありますよね!
気持ちの入ったプレーとして評価されることが多いですが、とてもリスクが高く、足からのスライディングと比べて、メリットがあるかというと正直少ないです。
手や頭から突っ込むので、色々なケガをします。
多いケガをいくつか挙げますね。
- つき指
- 打撲
- 捻挫(手首)
実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースもお話します。
10代 男性 港南区 つき指 打撲(膝)
野球の試合中にヘッドスライディングをして、ベースに手を付いた時に「つき指」。
上に跳んでしまったので、膝を打撲。
以前にも、同じようにヘッドスライディングで打撲していましたが、思わずやってしまったとのことでした。
状態を確認すると、手の指の「腱損傷」と、膝を打ちつけたことにより、お皿の関節(膝蓋大腿関節)を傷めていました。
まず指の「腱損傷」について。
指には曲げる筋肉と伸ばす筋肉がありますが、伸ばす筋肉の腱を傷めていました。
図の青いところが指の伸筋腱です。
ベースに詰まる感じになり、指の第2関節が深く曲がってしまったと考えられます。
指を曲げると痛みがあり、腫れていました。
次に膝のお皿の関節です。
ももの骨(大腿骨)とお皿(膝蓋骨)の関節を「膝蓋大腿関節」と言います。
低い姿勢でヘッドスライディングなら、まだいいのですが、上に跳ぶようにヘッドスライディングしてしまうと、「ドンッ!」と身体を打ちつけてしまいます。
お皿を強く打ちつけたことで、「膝蓋大腿関節」が腫れてしまい、深く曲げられなくなっていました。
「つき指」も「膝の打撲」も全治2~3週間です。
その間、自分のパフォーマンスが落ちてしまいます。
まして、これから春の大会など、野球のシーズンが始まるのに「ヘッドスライディング」でケガをしていたら、せっかく冬からのトレーニングで向上してきた能力を本番で発揮できません。
ほとんどのケースで「ヘッドスライディング」は「足からのスライディング」でも問題ありません。
1塁に到達するなら「駆け抜ける」、2塁へ到達するなら「足のスライディング」の方が、むしろ早いです。
プレー中に気持ちが昂って、ついヘッドスライディングしてしまうのは理解できます。
偉そうに話していますが、私も野球をやっていたので実際ヘッドスライディングしていました。
ただ、ケガしてしまったら元も子もありません。
普段から足のスライディングを徹底することで、咄嗟のプレーでもヘッドスライディングは出なくなります。
ケガのリスクを減らすためにも、普段から注意してくださいね。
横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。
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