スノボで転倒!(>_<)
2018年01月16日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
やっと寒さが少し和らぎましたね~。
代わりに風が強いですけど。(^^;)
朝の冷え込みが違うだけでだいぶ楽ですね!
昨日の朝に来院された患者さんが、外気温が0度と仰ってました。(*_*)
そりゃ寒いですよね、、、
でも寒い時期は悪いことばかりではなく、ウィンタースポーツを楽しめますね!
スノーボードやスキーなど、雪遊びだけでも楽しいですが、必ず「転倒」があります。
今回は転倒してしまった時に傷めやすい手首についてのお話です。
スノボで転倒!(>_<)
スキーやスノーボードで、転倒は付き物ですよね。
転ぶと分かっていればスピードを緩めたり受け身を取れますが、スピードが出過ぎて
人と接触しそうになったりすると、思わぬ転び方をしてしまいます。
そんな時に一番最初に出すのは「手」です。
人間誰しも、転びそうになったら手を出して頭や身体を守ろうとします。
手を着いた時に上手に衝撃を逃がせればいいのですが、全て手に負荷がかかってしまうことがあります。
そんな時に「手首」を傷めます。
元々、手首で倒れてきた身体・体重を支えるのは無理があります。
咄嗟に手を出すのは、衝撃を和らげ、そのあとの肘や肩、胸や背中で分散させるためです。
手で衝撃を全て受けると、負荷に耐えられず、手首の関節がずれてしまいます。
手首の関節を支えているのは「靱帯」なので、まずは靱帯を傷めます。(捻挫)
靱帯でも支えきれない場合は、骨を傷めます。(骨折)
手首の骨折の中には、後に後遺症を出してしまうものがあるので、今回は骨折についてお話します。
転んだ時の手首の骨折
手首の骨折で多いものは、「橈骨」という骨の骨折です。
※下図の青い骨です。
この骨の手首寄りの部分で折れてしまいます。
転倒の際に手首に力を入れて固めるので、手を着いた時にちょうどここに力が加わりやすいんですね。
※赤い線から手側は上に向かって、肘側は下に向かって力が加わります。
この骨折は、相当骨がずれてしまったり、骨の周りの神経を傷つけたりしない限りは後遺症は残りにくいものです。(もちろん骨折に変わりはないので、治療とリハビリは必須です)
では、後遺症のリスクが高い骨折はどこかというと「舟状骨」という骨です。
親指のつけ根部分にある楕円形の骨です。
※下図の青い骨です。
「舟状骨」は周りが軟骨に覆われていて血管が一部からしか通っていない為、栄養が行き渡りづらい骨です。
その為、骨折してしまうと血液(栄養)が届かない部分が出来てしまい、壊死してしまいます。
また、骨折直後は痛みや腫れといった症状が弱く、レントゲンにも写りづらいので、CTスキャンなどの精密検査をしないと判明しない骨折であり、見落とされてしまうこともあります。
そのままにしてしまうと、手を床に着くたびに痛い、動かしても違和感がある、などの後遺症が残ってしまいます。
スキーやスノーボードでの転倒は付き物なので、手を着いた痛みに慣れてしまいますが、思わぬケガをしていることがあります。
転んだからだろうなーと自己判断で放置すると、後遺症が残る様なことになりかねませんので、少なくとも帰ってきて痛みを感じているようなら、接骨院や整形外科に受診しましょう。
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