膝が痛くて踏ん張れない!
2018年04月1日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
今回は「膝の痛み」についてのお話です。
階段やスポーツの動作で「踏ん張る」ことって結構ありますよね。
よく使う動作なので、それだけケガもしやすくなっています。
踏ん張る動作で多いケガは「膝の痛み」です。
原因は様々ですが、共通した悪い使い方があるので、予防のためにもお話しますね。
踏ん張れない!(膝の痛み)
まずは膝の構造を見てみましょう。
上が正面から、下が後ろからの膝の図です。
筋肉だらけですね。(^▽^;)
次に骨の図です。(右膝)
※膝の各関節についてはこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨膝関節について やまだ接骨院公式ブログ
膝の主な機能は「曲げ伸ばし」で、身体の前後バランスに大きく関与しています。
一方、「捻る」動作は得意ではありません。
そのため、筋肉も前後は大きい筋肉がたくさんありますが、横にはあまり無いんです。
では、実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例に「共通した悪い使い方」をお話します。
30代 女性 港南区上大岡 スポーツで踏ん張った時に膝の痛み
スポーツ中、前に右足を踏み込んだ際に右膝に痛みが走り、やまだ接骨院に来院されました。
右膝のお皿の周りと膝の外側に痛みがありました。
一つずつ説明しますね。
まず、「お皿の周りの痛み」は「膝蓋大腿関節」というお皿とももの骨の関節の痛みです。
太ももの前の筋肉はお皿を包んで、「すねの骨」まで延びています。
前の筋肉が硬くなってしまうと、お皿をももの骨に押し付ける様になってしまい、摩擦が起きます。
骨同士が擦れてしまうことで、関節に痛みや腫れが出てしまっている状態でした。
次に「膝の外側の痛み」は、腸脛靭帯炎(ランナーズニー)という状態でした。
腸脛靭帯炎は膝や股関節の捻じれから、筋肉が骨と擦れて起きるものです。
腸脛靭帯炎(ランナーズニー)についてはこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ランナーズニー やまだ接骨院公式ブログ
膝蓋大腿関節と腸脛靭帯炎(ランナーズニー)に共通して言えることは、骨と骨、骨と筋肉といったものが擦れて起きていることです。
擦れる原因の動作となりやすいものが「踏み込む動作」になりますが、膝を傷めてしまう方には踏み込み方に共通点があります。
それは、「ニーイントゥーアウト」という踏み込み方です。
直訳そのままですが、「膝が内側を向き、つま先が外を向く」ものです。
見た方が分かりやすいので、画像をご覧ください。
前述したとおり、膝は「捻る動作」が得意ではありません。
捻じる機能がある骨盤や股関節などの問題で、膝が一緒に捻じれてしまうと、捻じったまま曲げ伸ばししないといけなくなります。
すると、「ニーイントゥーアウト」になってしまい、膝を痛めてしまいます。
この患者さんの場合は骨盤に原因があり、「ニーイントゥーアウト」になっていました。
膝に痛みを感じている時は、「ニーイントゥーアウト」になっていないかを確認してみてくださいね!
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