腱鞘炎について!②

2017年05月31日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

前回から引き続き、腱鞘炎についてのお話ですが、

今回は改善方法についてお話します!

腱鞘炎の改善方法

ちょっと前回のおさらいですが、腱鞘炎の原因としては

腱を何度も何度もスライドさせると、腱と腱鞘が擦れてしまい、炎症を起こします。

腱鞘炎を改善していくために、まず大事なことは

繰り返しのスライドにより、腱と腱鞘が擦れることを防ぐ必要があります。

なので、一番最初の段階で必要なことは「固定」です。

ただし、痛いところだけを固定してもあまり意味がありません。

例えば、親指の場合は前腕部から筋肉が始まり、手首を通って指の骨に腱がくっつきます。

下図の青い部分が親指の筋肉・腱です。

 

手首と指の両方の動きに影響を受けますので、どっちも固定してあげないと

腱は動いてしまい、腱鞘の中をスライドしてしまうんですね。

腱と腱鞘の安静を保つためには、指から手首まで固定することが大事です。

次に、固定により炎症を引かせつつ、やるべきことは
筋肉の柔軟性を取り戻してあげることです。

ここでも大事なことは、指の筋肉を柔らかくするだけでは足りないということです。

自分で試してみると分かりやすいですが、(すでに腱鞘炎の兆候がある方は痛いこともあるのでゆっくりやってみてください)、手のひらを上に返した状態と

手のひらを下に向けた状態で親指を動かした場合、親指から手首にかけての突っ張る場所や

痛みの出かたが違うと思います。

手首や腕、肩の捻じれによって、指の動かし方は変わります。

お仕事でデスクワークが多い方は、いつも手のひらを下に向けてパソコンのキーボードを

打つと思います。

そうすると、デスクワークをしていない時も、常に肩や腕を内側に捻じった状態(姿勢)

になってしまうので、指も常に同じ動かし方をするようになってしまい、一箇所に

負担がかかるため、腱鞘炎になります。

つまり、腱鞘炎を根本的に改善するには、肩や腕の位置といった姿勢から改善するべきです。

いかがでしょうか?

腱鞘炎になったことがある方は心当たりがあったかもしれないですね。

他にもホルモンバランスなど、いくつかの要因がありますが、

筋肉・腱・骨・関節といった観点からみると、以上の様なことが原因であり、

改善方法になります。

もし心当たりがあった方は症状があまり強くなかったりしても、

早めの処置をおススメします。

腱鞘炎の重症例は本当にツラいですからね(T_T)

 

横浜市港南区上大岡で腱鞘炎など、身体の痛みや不調で接骨院、整骨院、整体を

お探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

原因から適切な処置ときちんとしたご説明をさせて頂きます。