開脚って必要?
2017年06月21日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
少し前に「ベターっと開脚」という本が流行ったの覚えていますか?
患者さんに、開脚したい!でもストレッチしたら肉離れしました(T_T)
と言われたことがちょくちょくありました。
港南区や横浜市外からも、肉離れ等のご相談受けたので、たくさんの方が柔軟性出したいと考えていると思います。
ですので、今回はスポーツや日常生活に必要な開脚も含めた柔軟性についてお話します!
180度の開脚って必要?
結論から言うと、日常生活において180度の開脚は・・・・・
必要ありません!!(笑)
おそらく皆さんも何となく分かってますよね(^▽^;)
ただ、180度開脚できることによる「弊害」についてはあまり聞いたことないと思います。
実は良いことばかりでは無いんです。
これは開脚だけではなく、肩や足首など他の関節にも言えることです。
まず、身体の「柔軟性」についてお話します。
柔軟性とは?
開脚の様な柔軟性は、関節の可動範囲のことですが、
手首がものすごく反る人、Y字バランス・I字バランスで立てる人、
いろんな関節の柔軟性があると思います。
では、「柔軟性」とは何が柔らかいのかというと、次の3つになります。
- 筋肉
- 靱帯
- 骨(軟骨)
初めに筋肉の伸長性が長くなり、次に関節を支えている靱帯が伸びていき、最後に骨(軟骨)が擦れていきます。
関節の可動範囲には、これくらいの範囲という基準がありますが、筋肉の柔軟性があれば、
関節は基準の範囲まで動きます。
ちなみに股関節の開く可動範囲は両足合わせて90度です。ちょうど開脚の半分ですね。
180度の開脚は正常な範囲を超えた柔軟性になります。
では、180度まで開いた場合、何が柔らかくなっているのかというと「靱帯」です。
「靱帯」とは骨と骨をつなぎ、関節を支えているサポーターみたいなものです。
つまり、「靱帯」が柔らかくなるということは言い換えると
関節が「不安定になる」ということです。
これが柔軟性の「弊害」になります。
スポーツ選手は広い可動域を持たないと、相手や他の競技者にパフォーマンスで勝てないので、不安定な関節を支えられるだけの「筋力」をつけて対応します。
日常生活でそれだけの筋力がつけられるかというと、難しいですよね(+_+)
柔軟性と筋力はバランス良く両立させないと肉離れや捻挫の原因になります。
身体を柔らかくしたい!というあなたは、筋力とのバランスを必ず意識するようにしてくださいね。
上大岡やまだ接骨院では、柔軟性を得る時に必ず筋力とのバランスを考え、トレーニングも行います。
柔軟性を出したいけど、なかなか柔らかくならない、グイグイ足を開いたら肉離れしてしまったなどのお悩みがありましたら、一度、横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院までご相談ください。改善とパフォーマンスアップの両方を目指せます!