野球肩について
2017年08月29日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
甲子園も終わり、どのチームも世代交代してますね。
それまでは上級生の登板機会が多かったものが、新チームになり、急に2年生投手の負担が増えます。
特に中学生は身体もまだ未発達なので、野球肩・野球肘になってしまう患者さんは本当に多いです(>_<)
少しでも野球肩・野球肘の予防に繋がればと思いますので、今回は野球肩についてのお話です。
野球肩について
野球肩≠投球障害による肩の痛みということでお話します。
野球肩には、インピンジメント症候群、関節唇損傷、靱帯損傷、腱板損傷・断裂など
色々な障害があります。
これらの障害が起きてしまったほとんどの選手に共通して言えることは
肩以外に問題があるということです。
肩以外の問題には何があるかというと、例えば、「肩の高さの違い」です。
やまだ接骨院に来院された患者さんを例にして、説明しますね。
10代 男性 硬式野球選手 投手 右投げ右打ち 野球肩
小学生から野球を始め、中学生に上がったタイミングで硬式野球に移行しました。
小学生からずっと投手をしていたそうです。
3年生の引退を機に登板回数が増え、フォームの変更も重なり、試合中の投球で右肩の痛みを感じ、接骨院に受診したが改善しないため、やまだ接骨院に来院されました。
肩の状態を確認したところ、肩を上げていく途中で痛みを感じていました。
また、投球動作ではリリースより、テイクバックとフォロースルー時に痛みがありました。
身体の状態を確認すると、後ろから背中を見た時に右肩が下がり、明らかに左右の肩甲骨の高さが違っていました。
2cmくらいは右の肩甲骨の方が下がっていました。
この状態では、いくら本人が意識しても投球時に肘が下がってしまい、肩に負担をかけるフォームになってしまいます。
フォームを監督・コーチから変えるように言われていたとのことでしたが、身体に問題があっては、フォームは改善できません。
なので、まずは身体のバランスを改善できるように施術し、セルフケアを教えました。
2回目に来院された時は、肩甲骨の左右差はだいぶ改善し、肩を上げていく時の痛みも無くなっていました。
もちろん、肩や姿勢を支える筋力を付けないと維持することは難しいので、まだまだですが、
症状は肩甲骨の高さを直すだけでも軽減できるんです。
他にも股関節や足首など、肩に影響を与える関節や筋肉はたくさんありますが、一つの例として「肩甲骨の高さ」を挙げてみました。
あなたのお子さんの肩・肘は大丈夫でしょうか?
野球肩・野球肘に一番早く気づいてあげられるのは親御さんです。
もし痛みや違和感を感じているようなら、早めにご来院ください。
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では野球肩・野球肘に対して、原因から適切に治療・リハビリを行います。
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