足首の捻挫
2017年08月26日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
先日、カープの鈴木誠也選手が足を骨折した、というニュースがありました(T_T)
シーズン終盤で4番の離脱は痛いですよね(>_<)
診断結果が「右脛骨内果剥離骨折」だそうです。(右けいこつないかはくり骨折)
足首を捻挫した際に、外くるぶし側の靱帯を傷めやすい捻り方を「内反(ないはん)捻挫」といいます。
捻挫は「内反捻挫」が多いですが、反対の内くるぶし側の靱帯を傷める「外反(がいはん)捻挫」をしてしまうこともあります。
今回はその「外反捻挫」についてのお話です。
外反捻挫
「内反」と「外反」について、言葉だけだと分かりづらいので、イラスト載せますね(^_^)
このイラストが「内反捻挫」です。
足首が内側を向かない様に支えている外側の靱帯を傷めてしまいます。
ケガトモより引用
このイラストが、今回のテーマである「外反捻挫」です。
足首が外側を向かない様に支えている内側の靱帯を傷めてしまいます。
「外反捻挫」が起こりやすい競技・動作は次のようなものがあります。
・サッカーのインサイドキックでの蹴りあい、スライディングされた時
・ラグビー、アメフトでタックルや人に乗っかられたとき
・野球の投球動作で軸足の不安定性から
また、外反捻挫をしやすい「足」はどんなものかというと、そのままですが、「外反足」や「偏平足」です。
「外反足」は立っているところを後ろから見て、踵が外に反っている状態です。
「偏平足」は足の内側のアーチ(土踏まず)が無く、地面にベタッとくっ付いている状態です。
「外反足」「偏平足」とも、主には筋力の問題です。
では内側の靱帯とはどんなものかというと
GONZOOブログより引用
イラストの「三角靱帯」が足首の内側靱帯になります。
三角靱帯の中でも、前・中・後に靱帯が分かれていますが、捻り方によって傷める部分が違います。
基本的に三角靱帯は、強く広範囲に付いている靱帯なため、外側に比べ傷めにくい靱帯です。
足首の捻挫の90%は「内反捻挫」なのは、このためです。
しかし逆に言うと、外反捻挫により三角靱帯を傷める際は、それだけ強い力がかかるので、
剥離骨折など重症化することが多いです。
ほとんどの「捻挫」が内反捻挫ですが、外反捻挫をしてしまった場合は重症化しやすく、足の形状に、元々何らかの問題があることが多いため、治療はもちろん、その後のリハビリもとても重要になります。
やまだ接骨院では、受傷時の状況を問診で把握し、捻挫の状態を見極め、適切な処置とリハビリを行います。
捻挫してしまった場合は放置せず、悪化を防ぐため、なるべく早く受診してください。
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