足の捻挫、湿布や固定より大事なこと
2017年08月20日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
今回は足の捻挫の際に起こる、靱帯損傷以外の状態についてお話します。
靱帯の役割をしっかり理解すると、靱帯損傷の際に起きることが推測しやすいと思います。
靱帯の役割とは?
「強靭な結合組織の短い束で、骨と骨を繋ぎ関節を形作る。主成分は長いコラーゲンの線維である。靭帯には関節の可動域を制限する働きもある。」(Wikipedia)
要約する必要もないくらい、本当このままですね(^^;)
では、関節の可動域を制限する靱帯を傷めた場合、どうなるかも想像できますよね?
関節の可動域を制限できないのですから、当然、骨がズレます。
完全断裂しない限り、骨が外れる「脱臼」まではいきませんが、でも本来あるべき位置からはズレます。
(余談ですが、逆に言うと「完全脱臼」は靱帯の完全断裂を必ず伴います。)
足首を捻挫した際は、まずアイシングと固定が基本の処置ですが、捻挫して靱帯が傷つく(≠骨がズレている)状態で固定しても、あまり有効ではありません。
固定する前に骨・関節の位置関係を元の状態に戻さないといけないんです。
意外とこの処置はしていないことが多いです。
全ての捻挫に骨のズレが生じるわけではありませんが、内出血して青あざになる程の損傷なら、大体ズレがあります。
もし捻挫したのに湿布とサポーターや包帯だけの処置だったら、回復が遅くなる可能性がありますので、一度確認することをお勧めします。(>_<)
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では足の捻挫、靱帯損傷、打撲、肉離れなどのケガに対して、適切に処置させていただいております。
ケガは放置すると悪化していきますので、なるべくお早めにご来院ください。
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