膝の捻挫とは?②

2017年06月23日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

前回の捻挫①の1.前十字靭帯に続き、今回は後十字靭帯のお話からいきます!

膝の捻挫とは?②

2.後十字靭帯

後十字靭帯は大腿骨の前方から脛骨の後方に向かってくっついています。

 

古東整形外科より引用

 

膝から下が後ろにズレない様に支えてくれているのが後十字靭帯です。

前十字靱帯とクロスしているので、同様に回旋の制御もしてくれますが、

前十字靱帯と比べると、後十字靭帯の方が太く強いため、

比較的、損傷頻度は少ないです。

 

・後十字靭帯を捻挫しやすい動作とは?

ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツにおいて、タックルの様な衝撃を膝に直接受けると受傷します。

また、交通事故でも膝を車のダッシュボードにぶつけることにより、傷めてしまうこともあります。

 

・後十字靭帯を捻挫した時の特徴的な症状

膝の不安定性は出ますが、特徴としては、膝が後方に「落ち込む」ことです。

仰向けで寝てもらい、膝を45度くらいに曲げると、膝の下の部分の出っ張り(脛骨)が

下に落ち込みます。

受傷直後は腫れが強く出る為、分かりづらいですが、腫れが引いてくると明らかに「落ち込み」が見られることがありますので、傷めたことがある方は確認してみてください。

 

3.外側側副靱帯

外側側副靱帯は大腿骨の外側から腓骨につきます。

 

古東整形外科より引用

 

膝が内に向かないように(内反)、膝の外側の安定性を保っています。

膝を支える4つの靱帯の中では、もっとも傷めにくい靱帯です。

 

・外側側副靭帯を捻挫しやすい動作とは?

後十字靭帯と同じように交通事故やスポーツ中の接触など、強い衝撃を直接受けることで傷めます。

他の靱帯と比べると、捻じることによる損傷は少ないです。

 

外側側副靱帯を捻挫した時の特徴的な症状

膝の外側の安定性が無くなるので、O脚のように外側に開きやすくなります。

また、外側に通るももの筋肉にも負担がかかるようになり、「ランナーズ・ニー」等になりやすくなります。

「ランナーズ・ニー」についてはこちらをチェックしてみてください ↓↓

http://yamada-sekkotsu.com/blog/category/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC/

 

膝の捻挫とは?③ に続きます!

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