肩こりの原因
2017年10月2日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
9月は長期の休み明け、また季節の変わり目でもあり、色んな不調で来院される方がたくさんいました(>_<)
この公式ブログも約1ヵ月ぶりの投稿になってしまいました(^^;)
今日からまた皆さんの参考になるような投稿をしていきますね!
さて、今回は「肩こりについて」です。
肩の筋肉が硬いから「肩こり」でしょ?
と普通は思いますよね(^▽^;)
もちろん間違いではありませんが、他に原因があることも珍しくありませんので、
実際の症例も交えてお話します。
肩こりの原因
そもそも「肩こり」とは何でしょう?
一般的な定義をみると、
「こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候の総称」(Wikipedia)
と定義されています。
つまり、「状態」を表す言葉ではなく「症状」を表しているんですね。
この違いは結構大事なことです。
例えば足首を捻挫して、靱帯が傷つくと足首に痛みを感じます。
・状態=靱帯が傷つく
・症状=足首の痛み
になります。
ただ、同じように足首を捻挫しても、靱帯ではなく腱を傷めることもあります。
この場合は
・状態=腱が傷つく
・症状=足首の痛み
足首の捻挫で、同様に「足首の痛み」という症状を感じていても、
傷めているもの・状態は全く違います。
靱帯が傷ついているのに、腱を治そうと処置しても治らないですよね?
逆も然りです。
では、捻挫を「肩こり」に置き換えるとどうなるでしょうか?
二つの「肩こり」の症例で見てみましょう。
①20代女性 横浜市磯子区
普段、あまり身体を動かすことが少なく、家でパソコンなど、同じ姿勢でいることが多い。
常に肩こりがひどい、とのことでした。
状態を確認すると、確かに肩や首などの筋肉がかなり硬くなっていました。
なので、マッサージなどの処置と肩周りの筋肉の柔軟性を取り戻せるよう、セルフケアを指導し改善しました。
②40代男性 横浜市港南区
仕事がら、身体をよく動かしているが、常に肩こりがある、とのことでした。
状態を確認すると、肩周りの筋肉に強い硬さはなく、姿勢などにも大きな問題はありません。
そこで、お話を伺うと、血圧が高い、たまにめまいがする、など血液循環の問題が考えられたため、病院への受診を勧めたところ、心臓の血管が詰まっていました。
その後、病院で処置を受け、血流が改善されると、肩こりも改善したとのことでした。
①女性の場合は状態=筋肉の硬直
②男性の場合は状態=心臓の血管の詰まり
②男性に、肩こりだから肩の筋肉を柔らかくしようと処置していたら、大変なことになりますよね?
同じ「肩こり」という症状でも全然原因が違うこともあります。
症状は状態を表すわけではありませんので、状態に見合った処置が必要になります。
あなたの「肩こり」は原因がしっかり分かっているでしょうか?
ハッキリしない時は、横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院までご相談ください。
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