サポーターは常にするべき?
2017年11月7日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
先日、患者さんからこんな質問されました。
「足首のサポーターはいつも着けていたほうが
いいですか?」
サポーターの着用について、よく質問されます。
確かに、いつも着けておくべきなのか、
それとも痛くなければ外しておくべきなのか、
は悩むところですよね。(^^;)
というわけで、今回はサポーターについてのお話です
サポーターをする理由
そもそもサポーターを着ける意義とは何か?ですよね。
サポーターにも色々な種類がありますが、
傷めた箇所の保護と固定が主な目的です。
では、どんな時にサポーターをするかというと、
①ケガをして回復するまで
②運動や生活動作によるケガの予防のため
こんな時だと思います。
足首の捻挫を例に考えましょう。
足首を捻ってしまい靱帯損傷すると、足首の関節は
不安定になります。
始めは腫れ・痛みなどが強いので、包帯等でしっかり
固定しますが、症状が治まってきたら、包帯より着脱が
簡単なサポーターに変えます。
ここまでが①ケガをして回復するまでになります。
皆さんが悩むところはここからだと思います。
いつまでするべきか?ですよね。
基本的には捻挫による靱帯損傷が治ればサポーターは
外していいと思います。
ただし、重度の捻挫の場合は足首の関節が不安定に
なるので、リハビリで筋力がしっかり戻るまでは
着けておくべきだと思います。
捻挫も回復し、リハビリも行って、足首の安定感が
戻った後にスポーツ中、サポーターをするべきか?
②運動や生活動作によるケガの予防のためですね。
「靱帯の完全断裂」や「骨折に伴う骨の変形」などを
除いて、予防でサポーターはするべきではありません。
なぜかというと、サポーターを着用し続けると、
筋力低下を招くからです。
前述の「靱帯の完全断裂」などは、筋力ではカバー
しきれないものです。
なので、サポーターで補強することは良いと思います。
しかし、軽度の捻挫や筋力・身体のバランスで
よく捻挫するという場合は、サポーターに頼らず、
自分の筋力で関節を安定させるべきです。
サポーターは固定するものなので、デメリットとして
不安定な方向以外にも、ある程度の制限をかけてしまいます。
自分の本来のパフォーマンスを発揮するには
サポーターはするべきではありません。
まとめ
- ケガをして、回復するまではサポーターは
必要。 - 筋力低下を招くので、重度のケガを除いて、
予防ではするべきではない。
いかがでしたか?
足首の捻挫や腰痛などに、予防でサポーターをされる
方は多いです。
特に腰痛はスポーツに関わらず日常生活動作で傷める
ことが多いので、傷めてしまうかも、という怖さ
から一日中サポーターを着けっぱなしの方もいます。
何度も繰り返し傷めてしまう方は、身体に傷める理由が
あり、原因を改善しないために繰り返します。
予防は大事ですが、サポーターに頼らず、自らの筋力で
支えられるように原因から変えていきましょう。
横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院を
お探しの方は、やまだ接骨院までご相談ください。
サポーターの選び方もアドバイスしますよ(^O^)
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