肉離れで走れない状態からホノルルマラソンに参加する

2017年12月8日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

12月10日にあるイベントがあるんですが、皆さんご存知ですか?

実はホノルルマラソンがあります!

今年のホノルルマラソンに出場する患者さんが先日出発されました。(^O^)

整形外科で肉離れが治らず、ホノルルマラソンまで時間が無いのにどうしよう(T_T)

と悩まれていた患者さんでした。

今回は肉離れとマラソンに復帰するまでのお話です。

 

肉離れで走れない状態からホノルルマラソンに参加する

来院の半年くらい前からランニングを始め、少し距離を走れるようになったと思ったら肉離れ。(>_<)

痛みが引かず、力も入れずらい・怖い感覚があり、まともに走れないまま1ヵ月強。

このままじゃ間に合わないと思い、やまだ接骨院に来院されました。

肉離れの状態を確認したら、2度損傷

筋組織+腱も傷めてしまっていて、初期治療も良くなかった様でした。

しかもフルマラソン初挑戦ということで、練習もしないといけない中での治療。

まずは痛みと力が入らないことを改善するために、損傷部の修復と硬くなってしまった筋肉の柔軟性を取り戻す治療をを行いました。

リハビリと並行して、身体のバランスの改善と必要な筋力を付けるトレーニング。

やることはいっぱいでした。

計画を立てて行い、順調に回復してきたところで、走れるようになって安心してしまったことと、お仕事の忙しさもあり、途中でだれてしまいました。

正直、途中にちょっとお説教しました。

ホノルルマラソン完走って目標あるんですよね?

痛みが引いて、走れればもう満足ですか?

そもそも走れない状態だったので、走れるだけでもテンション上がったんですね。

気持ちはよく分かるんですが、始めに伺った目標があったので、厳しくいきました。

その時は本当にごめんなさい<m(__)m>

その後、再び気持ちを持ち直し、本人が頑張ったおかげで距離もしっかり走れるようになり、出発しました。

 

最初の目標設定は本当に大事です。

途中でモチベーションが下がった時に思い出してもらうことで、再び頑張れます。

誰が決めるわけでもなく、自分で決めた目標です。

やるしかないですよね。( ̄▽ ̄)

かなり思い入れがある様子だったので、落ちてしまった時は私もそのあたりをしっかり念押しました。

もうすぐ結果が出るわけですが、走り切ってほしいです。

無事完走できることを願うばかりです。(^▽^;)

 

特に肉離れは最初の診断「どの組織をどれくらい傷めているか?」が重要ですから、傷めたけど放置してしまっている、湿布貼っているけど治らない、という方はすぐにご相談ください。

やまだ接骨院では、近くに目標としているイベントがあれば目標に合わせて処置します。

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運動中の肉離れ(>_<)

2017年12月6日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

どんどん寒くなってきてますね~。

温暖な気候の国へ海外旅行に行ってきた患者さんが、
「日本は寒い~~(*_*)」

と嘆いていました。(^▽^;)

寒いとどうしても、じ~~~っとしてしまいますが、体温が上がらず余計に寒いので、なるべく身体を動かしましょう。(^-^)

体温が上がることで免疫力もアップしますよ~

さて、今回は肉離れについてです!

何度かブログでもお話していますが、最近になってお問い合わせが増えているので、お話しますね(^^)

 

運動中の肉離れ

肉離れも色々な傷め方があります。

最近だと、原付バイクのキックが抜けてしまって肉離れしてしまった、なんて患者さんもいました。

しかし、やはり多いのは運動中、特に走っている時ですね。

まず肉離れの負傷度合についてです。

重症度を3つに分けます。

  1. 筋膜・血管の微細な損傷
  2. 筋組織・筋腱移行部の部分損傷
  3. 筋・腱の完全断裂

 

次にそれぞれの回復期間です。

一番気になるところですよね。(^▽^;)

1.筋膜・血管の損傷」で1~2週間

2.筋組織・筋腱移行部の部分損傷」で1~2ヶ月

3.筋・腱の完全断裂」で3か月以上

 

では、一つずつ説明します。

1.筋膜・血管の微細損傷

筋肉を包んでいる幕を「筋膜」と言います。
イメージはウィンナーの皮ですね。笑

筋膜もしくは筋肉を栄養する血管、これらが傷ついてしまっている状態が肉離れの1度損傷です。

痛みもそこまで強くなく、血流も豊富にあるので修復が早いです。

 

2.筋組織・筋腱移行部の部分損傷

筋肉は、骨 → 腱 → 筋肉 → 腱 → 骨

という風に、骨から骨にくっ付いています。

筋肉から腱に移行する部分や筋組織自体を傷めてしまった状態が肉離れの2度損傷です。

1度より深い層を傷めているとイメージしてもらえるといいと思います。

2度損傷になると、傷めた筋・腱を伸ばしたり、力を入れて縮めたりすると強い痛みを感じます。

回復期間も長くなります。

特に筋腱移行部は血流が少ない腱組織も傷めているため、回復に時間がかかります。

 

3.筋・腱の完全断裂

筋・腱組織の完全断裂です。

もう言葉通り、見たままですね。(^▽^;)

筋・腱組織は繊維が束になっていますが、これらが全て切れてしまっている状態です。

太い縄がブチッと引きちぎれているイメージです。

イメージだけで痛そうですよね。(+_+)

痛みはもちろん、力が入りません。

手術の適応になる場合もあります。

よって回復期間も相応になるため、3か月以上かかります。

 

何となく感じたかと思いますが、1度損傷と2・3度損傷には差があります。

筋組織や腱組織を傷めると回復が一気に長くなるので、判別に注意が必要です。

痛みを基準に判断してしまうことが多いので、再受傷を繰り返してから来院される方が多いです。

筋肉は「再生」ではなく「修復」なので、元通りにはなりません。

何度も傷めるということは、収縮する筋線維の数が減るので、それだけ筋肉の力が落ちます。

肉離れの怖さは2度以上は「再生しない」ことにあるので、しっかり判別して適切な対処をしていきましょう。

 

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繰り返す肉離れ(>_<)

2017年11月25日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

朝日新聞デジタルのニュースでこんな見出しが、、

「砂糖の有害性、業界団体が隠す?米研究者が調査」

やまだ接骨院でも、スポーツコンディショニング
栄養学から、患者様には身体の為の栄養指導を
させて頂いておりますが、これはひどいですね、、、

今はネットで色々な情報が溢れ返っていますが、
どの情報が正しいのかを判断できないと、情報に
振り回されてしまいます。(>_<)

ケガの対処・治療法も同じで、テレビなどのメディアに、

「この運動をすると、腰痛治ります!」

なんてテロップ流れると、つい信じてしまいますよね。

でも、その前に必要なことがあるのですが、
そこを飛ばしてしまっています。

今回の「繰り返す肉離れ」は「必要なこと」も含めて
お話します。

 

繰り返す肉離れ(>_<)

肉離れを起こしやすい場所は、

  1. ふくらはぎ
  2. もも裏(ハムスト)
  3. もも前
  4. 背中

以上が多いですね。

肉離れした経験がある方は、大体この中のどれか
だと思います。

また、再発することが多いのも特徴です。

今回はここがテーマです。

なぜ、繰り返すのか?

理由は至ってシンプルです。

肉離れを起こした原因が改善されていないから。

では、走った時にふくらはぎを肉離れしたら、
走らなければいいのか?

違います。

走ったことは、
キッカケであり、原因ではありません。

「肉離れ」は筋肉に局所的な負荷がかかって傷めます。

局所的な負荷がかかる要因こそが、
「肉離れの原因」です。

どんなことが原因になるかというと、

  • 骨格の歪み
  • 前後左右の筋力差
  • 使い方のクセ・頻度

これらが原因になります。

また、最初にお話したケガの対処・治療法を選ぶに
あたり「必要なこと」です。

肉離れの原因に挙げた3つは、
自分の身体のバランスと使い方です。

自らの身体を理解しないで、治療法や予防のための
トレーニングなどを行おうとしても、何が正しくて
有効なのか判断できませんよね?

大前提になるのですが、理解しないまま始めてしまう
ことはとても多いです。

すると、原因が改善しないままスポーツを再開して
しまうので、再発してしまいます。

やまだ接骨院に来院された肉離れの患者様は、ほぼ
皆様が、バランス・使い方を指摘すると、

「あー、そうなんですよー。気になっていたんです」

と、自覚があるんですね。

当院に来院される方が特殊なわけではなく、誰もが
意識すれば自覚できることです。

どうしても痛みの有無で復帰して良いか判断して
しまいがちですが、自分の身体のバランス・使い方の
クセも確認してからにしましょう。

スポーツをより楽しく、長くプレーできますよ(^O^)

もちろん傷めた筋肉の治療とリハビリは必須なので
肉離れしちゃったな、と感じたらすぐにご相談くださいね!

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背中の肉離れ

2017年11月23日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

最近めっちゃ寒いですよね~(>_<)

先月まで30度弱あったのに、、、

急な気温の変化は身体に応えますね。

患者さんも体調不良の方が続出しております。
皆様、くれぐれもご用心ください。

さて今回は「背中の肉離れ」についてです。

えっ?背中なんて肉離れするの?

って思いますよね。(^▽^;)

実は結構多いんですよー。

「背中」と言っても、いろんな筋肉があり、原因も
それぞれなので、やまだ接骨院に来院された症例を
ご紹介しますね!

 

背中の肉離れ

早速ですが、症例についてお話します。

・20代 女性 横浜市在住

以前からスポーツジムで筋力トレーニングを週4回、
続けていました。

いつもと同じようにスポーツジムでトレーニング中、
「デッドリフト」というトレーニングをしたところ、
背中にピキッと痛みを感じて、その日の夜から痛みが
どんどん増していったとのことでした。

いくつかの病院に受診し、「背中の疲労」や
「肋骨の筋肉の肉離れ」などの診断を受け、
改善しないことから、やまだ接骨院に受診されました。

結論から言うと、背中の肉離れです。

背中のどんな筋肉かというと、「広背筋」という
筋肉でした。

見た方がイメージしやすいので、筋肉と傷めて
しまったトレーニングの画像を出しますね。

・広背筋

「広背筋」の画像検索結果
muster.jpより引用

この赤いところが「広背筋」です。
腕の骨~背骨・骨盤に付いていて懸垂する時に
使う筋肉です。

次に傷めたトレーニングです。

・デッドリフト

「デッドリフト」の画像検索結果
トレーニング Informationより引用

しゃがんだ姿勢から、姿勢を起こすトレーニングです。

 

傷めた要因について、順を追ってお話します。

まず、この患者さんの身体のバランスを確認すると、
骨盤から身体が左に捻れていました。

こんな感じです。
左手が見えていて、右手が見えないですよね。

「左捻れ」のバランスで、デッドリフトを行うと
どうなるか?

しゃがんだ姿勢から身体を起こす時に、右の背中に
集中して力が入ってしまいます。
(左に捻じってやってみると体感できます)

また、本来ならデッドリフトは「お尻と腰」の筋肉を
主に鍛えるトレーニングなのに、背中や肩を動かす
「広背筋」に負荷がかかってしまったんです。

デッドリフトは傷めたキッカケですね。

問題は、以前から長期間に渡って、バランス悪く
トレーニングを行っていたことです。

自分では正しいフォームでトレーニングしていた
つもりが、誤ったフォームで行っていたことで
左右の筋力差を大きくしてしまい、かえって悪い
バランスを助長してしまっていたんですね。

治療計画としては、

  1. 広背筋の修復を促すこと
  2. 骨盤・骨格の矯
  3. 筋力差の補正

といった感じです。

トレーニングや運動習慣は本来とても良いことですが
自分の筋力・骨格バランスを考えないと、むしろ
悪い状態にしてしまいます。

せっかくトレーニングを続ける意欲があるのに
もったいないですよね。(>_<)

やまだ接骨院ではトレーニング指導もしております
ので、ちょっと確認してほしいなと思ったら、一度
ご相談ください。(^_^)

 

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患者様からご報告(^O^)

2017年11月9日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

患者様から嬉しいご報告を頂きました!

トレイルランをされている方なのですが、
ふくらはぎを肉離れしてしまい、1週間ちょっとで
大会があるので何とか出場できませんか?(>_<)
とのことでした。

先日、そのトレイルランの大会があったのですが、
痛みなく、無事走りきれました!と、お電話で
ご報告してくださいました!(≧▽≦)

同じような症状の方も多いと思いますので、
参考までに肉離れの状態と、どう治療したかを説明しますね。

 

肉離れから1週間で大会に出場するまで

身体の状態を確認すると、股関節周りの筋肉が
使いづらく、ふくらはぎの筋肉に負担が集中する
ような身体の使い方になっていました。

そのため、以前からランニング等で軽度の肉離れを
くり返している状態であり、筋肉がしこりの様に
硬直していました。

治療では、まず傷めた筋肉・腱の修復をすること、
硬直している筋肉の柔軟性を改善することを行いました。

次に、というかほぼ同時進行ですが(^^;)、股関節の
筋肉をしっかり活用できるように、リハビリをしてもらいました。

ここがとても大事になります。

大会が近いので肉離れの回復はもちろん大事ですが、
走っている途中で痛みが再発し、走れない状態に
なってしまったら意味がありません。

目標は「出場すること」ではなく、
「完走すること」
ですから。

完走するためには、ふくらはぎに負担をかける原因を
なるべく改善する必要がありました。

今回は原因が股関節にあったので、
股関節の機能を取り戻すリハビリをしてもらいました。

具体的には、トレイルランは山の中を走るので、
もも上げみたいな運動が不可欠です。

股関節を大きく前後させることが出来なくなっていた
ので、リズム良く前後に大きく動かしてもらいました。

筋肉量を1週間で増やすことはできませんが、自分の
筋力を発揮できるようにすることはできます。

本人がリハビリを頑張って行ってくださったので、
なんとか大会に間に合いました。

完走できたのは本人の努力の結果ですね!(^_^)

繰り返している肉離れだったので、大会までに痛みや
違和感なく走れるように回復できるか微妙でしたが、
無事に完走できて本当に良かったです!(^^)!

 

一つ注意点があります。

それは、
肉離れが完治しているわけではないということ。

筋肉の修復には一定の期間が必要です。

ある程度傷めている筋肉は1週間では修復しません。

トカゲの尻尾みたいに、
すぐ再生したらいいんですけどね。(^^;)

なので大会が終わったら、しっかり完治させましょうね。

大会直前にケガをしてしまっても、痛みを減らし、
パフォーマンスを落とさずに出場することは可能です。

もしケガしてしまったらすぐにご来院ください。

 

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肉離れの予防

2017年11月6日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

これからの時期は気温も下がり、身体が硬直したまま
運動してしまいがちですよね。

ウォーミングアップはもちろん!
というか大前提ですね。(^▽^;)

今日はこれからの時期に多発する肉離れのお話です。

何度も何か所も肉離れをしてから来院される
患者さんは本当に多いです。(>_<)

肉離れは何度も繰り返してしまうことがあるのですが
決して、必ずクセになるものではありません。

肉離れをしっかり理解していれば、再受傷を繰り返すことは
無くなるので、クセになる人、ならない人の違いを見てみましょう。

 

なぜ肉離れはクセになる?

肉離れは傷める場所によって、症状や治り方が
かなり変わります。

運動中にブチっと切れたような痛みを感じても、
その後は意外と痛みが強くないこともあります。

痛くないと動いちゃいますよね( ̄▽ ̄;)

痛みが弱く、動いてしまうことで、後の回復がかなり
遅れます。

 

傷める場所を簡単に分けると2つあります。それは、

「筋肉」と「腱」です。

どちらを傷めるかで、回復の早さが変わります。

またクセになるかどうかにも関与してきます。

 

「筋肉」と「腱」、そちらの方が回復が悪いかというと

「腱」です。

理由は筋肉と比べて、腱は血流が少ないためです。

しかも神経も少ないので、腱だけを傷めた場合は
ほとんど痛みを感じないこともあります。

くり返しますが、
あまり痛みを感じなかったら動いちゃいますよね?

痛みが少ない(無い)ことで、回復させずに使い
どんどん悪化させてしまいます。

しばらくすると、肉離れした部分に「しこり」ができ、
筋肉によって腱が引っ張られる力に耐えられず、今度は
傷めた部分の周りが肉離れを起こします。

肉離れした部分をかばうことで周りが肉離れを起こす。

これが‟クセになる”ということです。

つまり肉離れにおいて、「痛み」はあまり基準に
ならないです。

話を戻して、肉離れがクセになる人、ならない人
の違いをまとめます。

  • クセになる人
    あまり痛くないから、運動を続けてしまう。
    何が傷んでいるかを理解していない。
  • クセにならない人
    痛みが弱くても、大事をとって安静にする。
    何を傷めているか、診断を受ける。

 

あなたは大丈夫でしょうか?

痛みを基準にしていませんか?

肉離れのほかにも、痛みの強弱だけでは判断が
つかないケガはたくさんあります。

1週間ほどで治るケガも、悪化させれば何か月も
引きずるケガになります。

何を傷めているのか?をしっかり理解して、
楽しくスポーツを続けられるように早期回復と
クセにならない身体にしましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院を
お探しの方は、やまだ接骨院までご相談ください。

全身の状態から、原因を探し、適切な施術とリハビリを
行っていきます。

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肉離れを予防するには

2017年11月2日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

ようやく台風も過ぎて、秋晴れになりましたね!

ランニングやウォーキングなど、運動したくても出来ない方が多かったんじゃないでしょうか?

天候回復したから、「よし!運動するぞ!」と意気込んでいるあなた、

要注意です(^▽^;)

いきなり運動すると色んなリスクがあります。

今回の投稿はその中の一つ、肉離れについてのお話です。

予防法などのお話もあるので、ぜひご一読くださいね!

 

肉離れの予防について

まず「肉離れ」ってどんなものかというと、

急にダッシュしたりジャンプしたりすると筋肉が強く収縮されます。
すると筋肉や筋膜、腱が急激な収縮に耐えられず損傷してしまいます。

これが「肉離れ」です。

 

普段あまり運動習慣が無かったり、最近の天気のように週末が雨ばかりで
なかなか運動できなかったりすると、筋力が弱くなり、硬くなってしまいます。

急に運動すると、硬く、筋力が引き出せない状態で強制的に筋収縮することになるので「肉離れ」を起こします。

では、予防するにはどうしたらいいか?

普段からある程度運動する事です。

分かってるけど、できないんだよー。と言われてしまいそうですね(^▽^;)

 

運動というと、ランニングしたりスポーツしたりが「運動」だと思われるかもしれませんが、

例えば「ラジオ体操」も立派な運動です。

ラジオ体操は上半身が中心の体操ですが、関節を大きく動かすので、
柔軟性を出すにはとても良い運動になります。

下半身を動かすためには、何が良いかというと、「スクワット」「足踏み」です。

「スクワット」はメジャーなトレーニングなので、皆さんご存知かと思います。

スクワットで意識してほしいことは、「股関節の運動」ということです。

膝を曲げることが重要だと思われている方が多いですが、
スクワットで重要なことは膝より股関節です。

背中を真っすぐに伸ばした状態で股関節を曲げるように
意識して行ってみてください。

太ももだけではなく、お尻にも力が入るのが分かると思います。

 

もう一つは「足踏み」ですが、単純にその場で足踏みすることです。

ポイントは少し前に体重をかけること。

ちょっと試しに立ってみてください。

あなたは直立した時に「重心」が踵よりになっていませんか?

重心が後ろに偏っている方は結構多いんです(^^;)

前(つま先)寄りに重心を移して足踏みすると、
ふくらはぎの筋肉を使いやすくなります。

踵寄りになると足音も大きくなりやすいので、
つま先寄りと踵寄り、両方試してみてください(^_^)

 

「スクワット」も「足踏み」も一畳くらいのスペースがあれば自宅で出来ます。

週に1回でも2回でも行えば、身体は変わっていきますので
継続してやってみてください(^^)

 

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やまだ接骨院までご相談ください。

施術はもちろん、セルフケアやトレーニング方法までご指導させて頂きます(^_^)

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痛みが引いたら、もう大丈夫?

2017年10月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

雨に気温も急降下。(>_<)

学校でも早退者がとても多いそうです。

運動会シーズンで、本来なら真夏の暑さから解放されて、
気持ちいい中で運動できるのに、これじゃスポーツの秋が楽しめないですよね。

10月以降はマラソンなどのスポーツイベントに参加される方、
目標としている方が多いと思いますが、今回はスポーツ復帰についてのお話です。

あなたはケガから復帰する基準を痛みだけで判断していませんか?

また、復帰できたらもう大丈夫と思っていませんか?

自分の目標としているものを達成するために必要なことを考えてみましょう。

 

スポーツ復帰について!

やまだ接骨院に来院された患者さんを例に見てみましょう。

・30代 女性 横浜市在住 ふくらはぎ肉離れ 

ランニング中にふくらはぎに痛みを感じて、整形外科に受診し、肉離れと診断。

特に固定等は無く、安静にするよう指示され、様子を見ていたが、
1ヵ月経っても改善しないため、やまだ接骨院に来院。

 

まず、どんな状態だったかというと、肉離れは肉離れでも、
アキレス腱に近い(変わる)部分の肉離れでした。

今回は肉離れの話がメインではないので、さらっといきますが、
肉離れは筋肉より腱を傷めている方が、回復に時間がかかります。

そんな説明も受けないまま、ほぼ放置の状態だったので、
全然回復していませんでした。

 

なぜこの患者さんはランニングしていたかというと、
フルマラソンに出場するという目標がありました。

しかも、海外のマラソン大会だったので、かなり前から計画を立てて、
準備をしていたところに肉離れしてしまい、焦りと不安で
相当落ち込んでいました。

フルマラソンに出るということは、42.195キロ走れないといけません。

限られた期間で、肉離れを治しつつ、フルマラソンを走れるだけの筋力・体力を戻す必要があるので、治療・リハビリ計画もしっかり立てました。

その後、肉離れは順調に回復してきて、リハビリも行い、
ランニングも再開できたので、順調だなと思っていたら、
ここで問題が。

ランニングを再開した時点で、安心してしまったんでしょうね。

明らかにリハビリする意識が急降下しました

フルマラソンを走り切ることが目標だったのに、走り始められたことでもう大丈夫と考えてしまったのか、来院も極端に減り、リハビリも行っていない様子でした。

肉離れを治すだけなら、それで良かったかもしれません。

でも、フルマラソンを走りきる、が目標です。

肉離れを治すのは大前提で、筋力も体力も必要です。

フルマラソンの日までに、そこまでしっかり状態を整え、身体を作りましょう、とお話しました。

がんばります!フルマラソンを走るためにずっと前から準備してきたので!

と、訴えた気持ちはどこに行ってしまったんでしょうか?

自分で決めた目標があるなら、最後まで向き合わなければいけません。

痛みがない、とりあえず運動できるようになったから大丈夫、
と考えてしまうのでは目標は達成できません。

私には身体のサポートと意識をしっかり持ってもらうことしか出来ません。

のど元過ぎれば、で当初の目標を忘れてしまっては、
結局達成できずに終わってしまいます。

自分で決めた目標を見失わないことが重要です。

やまだ接骨院では、そのために出来ることは何でもやりますので、
目標がある方は一度、ご相談ください。

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肉離れについて!(実際のケース)

2017年07月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です(^_^)

今回は肉離れの症例報告です!

肉離れについて!(実際のケース)

先日肉離れの学生が来院されました。

予診票を書いて頂き、確認すると3か月前の肉離れでした(ー_ー)!!

 

詳しくお話を伺ったら、病院に受診したが、軽い肉離れと言われ
電気かけて温めるだけ、、、、

テーピングなどの固定やリハビリの指示も無し、、、

レギュラーだから練習も休めないし、試合にも出なきゃいけなくて痛いけど、我慢してやってました(T_T)

 

そりゃ治りません!!

もちろん学生さんが悪いわけではありません。

ケガの程度、必要な処置、復帰までのリハビリ、全部ちゃんと説明されていないんですから

一生懸命取り組んでいる選手なら、我慢してやっちゃいますよね。

 

学生さんの状態をまとめます。

◇ケガの程度・・・内転筋の2型損傷。

◇ 症状  ・・・力を入れると痛い。内転筋を伸ばされると痛い。

◇ 筋肉  ・・・内転筋が硬くなってしまい、お尻の筋肉も硬くなっている。

 

おそらく最初に肉離れした時点で、肉離れの2型損傷をしていたと思われます。

練習を続けてしまっていたため、筋肉からの出血が吸収されず、

内転筋含め、周囲が固まってしまっていました。

 

○治療

内転筋の柔軟性はもちろんですが、骨盤の左右差があり、お尻の筋肉が硬くなってしまっていたので、お尻の筋肉の柔軟性も出しました。

また反対の足(痛めてない方)のバランスも悪くなっていたので、そちらも施術しました。

 

○結果

内転筋に力を入れたり伸ばしたりしても痛みはなく、屈伸や踏ん張る感覚も改善されました。

 

○まとめ

肉離れは「最初の処置」「損傷の程度の分類」ができているかが重要になります。

 

今回のケースは、

「最初の処置」 ➡ 電気をかけるのみで固定も安静にもしていない。

「損傷の程度の分類」 ➡ 診た時点で2型損傷だったが、軽度と診断された。

 

以上により、肉離れしてしまった筋肉が修復されず、また軽いものと判断されたため、

練習を続けてしまい、患部のみならず周囲の関節や筋肉にも負担をかけ、

身体のバランスを崩していました。

 

受傷直後に来院していたら、すでに治っているであろう肉離れだったので、

遅れてしまった分を早く取り返せるようにしていきたいですね。

 

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では肉離れや捻挫など、スポーツ外傷に対して

競技特性等も考慮し、専門的な施術、リハビリを行っています。

早期に復帰したい、病院に通っているけど良くならない、そんなお悩みをお持ちの方が

多数来院されております。

あなたのお悩みの早期解決をお手伝い致しますので、一度ご相談ください(^-^)

開脚って必要?

2017年06月21日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

少し前に「ベターっと開脚」という本が流行ったの覚えていますか?

患者さんに、開脚したい!でもストレッチしたら肉離れしました(T_T)

と言われたことがちょくちょくありました。

港南区や横浜市外からも、肉離れ等のご相談受けたので、たくさんの方が柔軟性出したいと考えていると思います。

ですので、今回はスポーツや日常生活に必要な開脚も含めた柔軟性についてお話します!

180度の開脚って必要?

結論から言うと、日常生活において180度の開脚は・・・・・

必要ありません!!(笑)

おそらく皆さんも何となく分かってますよね(^▽^;)

ただ、180度開脚できることによる「弊害」についてはあまり聞いたことないと思います。

実は良いことばかりでは無いんです。

これは開脚だけではなく、肩や足首など他の関節にも言えることです。

まず、身体の「柔軟性」についてお話します。

柔軟性とは?

開脚の様な柔軟性は、関節の可動範囲のことですが、

手首がものすごく反る人、Y字バランス・I字バランスで立てる人、

いろんな関節の柔軟性があると思います。

では、「柔軟性」とは何が柔らかいのかというと、次の3つになります。

  1. 筋肉
  2. 靱帯
  3. 骨(軟骨)

初めに筋肉の伸長性が長くなり、次に関節を支えている靱帯が伸びていき、最後に骨(軟骨)が擦れていきます。

関節の可動範囲には、これくらいの範囲という基準がありますが、筋肉の柔軟性があれば、

関節は基準の範囲まで動きます。

ちなみに股関節の開く可動範囲は両足合わせて90度です。ちょうど開脚の半分ですね。

180度の開脚は正常な範囲を超えた柔軟性になります。

では、180度まで開いた場合、何が柔らかくなっているのかというと「靱帯」です。

「靱帯」とは骨と骨をつなぎ、関節を支えているサポーターみたいなものです。

つまり、「靱帯」が柔らかくなるということは言い換えると
関節が「不安定になる」ということです。

これが柔軟性の「弊害」になります。

スポーツ選手は広い可動域を持たないと、相手や他の競技者にパフォーマンスで勝てないので、不安定な関節を支えられるだけの「筋力」をつけて対応します。

日常生活でそれだけの筋力がつけられるかというと、難しいですよね(+_+)

柔軟性と筋力はバランス良く両立させないと肉離れや捻挫の原因になります。

身体を柔らかくしたい!というあなたは、筋力とのバランスを必ず意識するようにしてくださいね。

上大岡やまだ接骨院では、柔軟性を得る時に必ず筋力とのバランスを考え、トレーニングも行います。

柔軟性を出したいけど、なかなか柔らかくならない、グイグイ足を開いたら肉離れしてしまったなどのお悩みがありましたら、一度、横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院までご相談ください。改善とパフォーマンスアップの両方を目指せます!


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