産後の膝の痛み 

2018年09月4日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

夏休みシーズンも終わり、9月に入りましたね!

暑さもひと段落してくれれば良いのですが、相変わらずの30度超え、最近は台風が次々と発生していて、天候が不安定です。(>_<)

8月終わりから体調を崩す方も多いので、皆様くれぐれもお気を付けください。

さて、今回は「産後の膝の痛み」についてのお話です。

膝の痛みは厄介で、歩けなくなってしまうこともあります。

普段の生活にかなり支障が出てしまいますよね。(T_T)

実際に上大岡やまだ接骨院にお越しいただいたケースをお話します。

 

産後の膝の痛み

産後しばらくしてから、膝の痛みを感じ始め、階段の上り下りで痛みが強くなってしまったとのことでした。

一度、整形外科で見てもらったそうですが、膝に水が溜まっていたため、注射で水を抜き、
「半月板の損傷があるかもしれないけど、痛みは我慢するしかない」と言われたそうです。

1週間ほど、様子を見ていたが痛みが引かず、歩くのも辛いので、やまだ接骨院にお越しになったとのことでした。

状態を確認すると、左膝の外側に痛みがあり、曲げ伸ばしすると「コキッ」と音がしていました。

何が音を出していたかというと、「靱帯」です。

股関節から膝の外側には「腸脛靭帯」という靱帯があります。

図の青いところです。

この靱帯は膝の曲げ伸ばしをする際に、骨の出っ張りに引っかかることがあります。

その時に「コキッ」という音がします。

もちろん通常は引っかかったりしません。

どんな状態だと引っかかるのでしょうか?

多くみられる原因の一つに「O脚」があります。

O脚になると、膝が外側に出っ張りますよね?

すると、外側を通る「腸脛靭帯」が骨の出っ張りに引っかかりやすくなります。

出産時の骨盤は、産道を作るために開き、産後も開いたまま状態になります。

股関節は骨盤とももの骨が組み合わさっているので、産後は股関節も捻じれやすく、O脚の原因になります。

産後に股関節や膝に痛みが出やすいのはこの歪みのためです。

 

今回のケースでは、産後に骨盤が歪んでいたことで、股関節が捻じれ、膝に負担をかけていました。

膝自体を処置することは大事ですが、もっと重要なことは「骨盤の歪み」を取り除くことです。

実際、このケースでは「骨盤の歪み」を矯正することで、膝の痛みが取り除かれました。

原因に対して処置していかないと、痛みは繰り返してしまいます。

長期間、痛みが引かない、通っているが変化が無い、という場合は「原因への処置」がされていない可能性があります。

なかなか、痛みが引かない時は一度ご相談くださいね!

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて適切に施術していきます。

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投球動作~肘の位置~ 

2018年07月29日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です。(^_^)

先日、3年生で部活を引退した患者さんがわざわざ挨拶に来てくれました。(≧▽≦)

3年間、最後までやり切ったことは本当に素晴らしいですよね!

※応援に行った時の写真です。

ただ本人はまだ切り替えられていないとのことでした。

そりゃそうです。

それだけ打ち込んだことですから、そんな簡単に整理付かないですよね。

子供の時から当たり前のように毎日続けていたことを急にやらなくなる。

ぽっかり穴が開いた感じで、自分の時のことも思い出して、ちょっと切なくなりました。(^▽^;)

さて、今回は「投球動作における肘の位置」についてのお話です。

投げる時に肘が下がったらダメ!

と教わりませんでした?

何が正しいか、お話していきますね!

 

肘は高い方がいい?

投球動作はいくつかに分けて確認します。

肘の位置(高さ)をどこで見るかというと、まずは「ステップ足の着地時」です。

足の着地時の肘の高さの目安は、肩の外転80~90°です。

90°以下ってことは、肘は下がってていいの?と思いましたよね。

下がってていいんです。

もちろん下がり過ぎはダメですが、上がり過ぎの方が肩・肘への負担が増えます。

特に肘に負担がかかりやすくなります。

 

次に見るのは「ボールリリース時」です。

ボールリリース時の肘の高さは、肩の外転120°前後です。

ボールリリース時は下半身→上半身と、身体が回旋していき、足の着地時と比べて、自然に肘が上がっていきます。

これもあえて高くしているのではなく、着地時に80~90°まで上がっていれば回旋に伴って自然に上がります。

 

ここまで肘の位置(高さ)の目安について、お話しました。

なぜ、この目安に設定するかというと、実際に肩・肘の故障を調査したデータからの設定でもありますが、上腕骨の回旋がスムーズになるからです。

データで出た傾向には必ず理由があります。

今回の肘の位置(高さ)の目安は、肩関節における上腕骨の回旋のしやすさ、特に外に捻じること(外旋)が重要です。

試してみてください。

肘を80~90°に上げた時と肘を100°以上に上げた時、どちらが外に捻じりやすいですか?

大半の方は80~90°に上げた時の方が外に捻じりやすいと思います。

投球動作は、身体の各関節・筋肉の反動や連動を利用して行います。

関節・筋肉がスムーズに動く位置で投げた方が、効率的に力をボールに伝えられますよね。

それぞれの持つ柔軟性や筋力、可動域は個人差があり、それが「個性」になります。

人によって投げ方に違いがあるのはそのためです。

ただ、個人差の中でも「平均値」はあるので、一つの目安を持つことは大事です。

野球の投球動作で肩・肘に痛みがある方は、「肘の位置」を確認してみてくださいね!

 

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身体が柔らかいリスク 

2018年07月28日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

最近、他の接骨院のスタッフさんが来院されます。笑

もちろん、患者さんとしてですよ。(^▽^;)

首を寝違えた、腰が痛いなど。

しかも、めっちゃ身体の状態が悪い、、、

筋力バランス、柔軟性、身体感覚など、悪いところだらけです。

自己管理できないのに、どうやって人を治しているのか、他院ながらちょっと不安です。( ;´Д`)

ちなみに私は悪いところ無いのでご安心ください。
たまにトレーニングで筋肉痛はありますが(笑)

さて、今回は「身体の柔らかさ」についてのお話です。

柔らかいって聞くと、とても良いことのように思いますよね。

良いことなんですが、同時にリスクもあります。

どんな柔軟性がリスクになるのか?

お話していきますね!

 

柔軟性のリスクとは?

「柔軟性」にも種類があります。

関節の柔軟性、筋肉の柔軟性が主なところですね。

よく目安にされるのが、股関節の開脚です。

足が180度に開くと、「おー、柔らかいね!」と言われますよね。(^^)

この「180度開脚」は、股関節が本来持つ柔軟性の倍です。

本当は半分の90度でいいんです。

え?こんな狭くていいの?

いいんです。( ̄▽ ̄)

では、柔軟性が高いとどんなリスクがあるのか?

「柔軟性が高い」とは言い方を変えると「不安定性が高い」です。

関節が広い範囲で動くということは、関節を支えている靱帯なども緩んでいるということです。

つまりグラグラとした不安定性に繋がります。

ただ、必ず「柔軟性が高い」=「不安定性が高い」ではありません。

不安定な関節を支えられるだけの筋力が伴えばいいんです。

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースで、関節の柔軟性が高いことがリスクになり、肉離れしてしまったケースをお話します。

 

40代 女性 ふくらはぎ 肉離れ

スポーツ中にステップして踏ん張った際に、ふくらはぎを肉離れしてしまい来院されました。

腓腹筋というふくらはぎの筋肉の肉離れ(2度損傷)でした。

※肉離れについてはこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨公式ブログ 肉離れを放置してはいけない理由

腓腹筋は膝の上から始まり、アキレス腱になって踵の骨に付きます。

膝の上から始まるので、膝の曲げ伸ばしにも影響します。

この患者さんの場合、膝の関節が柔らかく、膝が反るほどでした。

「反張膝」の画像検索結果https://meguri-seitai.info/bodycare/fat-stand/より引用

また、骨盤・腰のバランスに問題があり、膝を曲げる筋肉が弱くなっていました。

膝の関節の柔軟性が高く、膝を曲げる筋力が弱いため、常に膝が反っている。

つまり膝の上から始まる「腓腹筋」が常に引っ張られて伸びている状態でした。

正常より伸びてしまっている腓腹筋を、踏ん張ることで急激に縮ませたことで肉離れしてしまったんですね。

筋力が伴わない柔軟性は、むしろケガのリスクを高めます。

筋力と柔軟性を両立させることが大事なので、毎日ストレッチばかりしている方、注意しましょうね!

 

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打ち方変えると投げ方変わる? 

2018年07月24日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

高校野球夏の大会は各県で続々と代表校が決まってきていますね!

ただ、とにかく暑い!(;゚Д゚)

プレーする選手も応援する父兄、学生さんも熱中症には本当に気をつけてほしいです。

さて、今回は野球における「打ち方と投げ方の関係」についてのお話です。

今まで右打ちだったのに、最近左打ちに変えました。

学生さんですが、身体の状態に変化があったので、あれ?何か変えた?と聞いたら、打ち方を変えたんです、と話してくれました。

元々、投球時の肩の痛みで来院された学生さんです。

順調に改善していたのですが、練習で球数を投げたら痛みが出たとのことで、状態を確認したところ、前述した流れになりました。

打ち方の変化が身体にどんな変化をもたらすのか?

今回はそんなお話です。

 

左打ちにしたら身体が変わった?

右肩が痛くなったとのことだったので、まず始めに投球動作をしてもらいました。

以前のフォームと比べて、上半身が前に突っ込みやすく左腕が回らないため、胸が張れないフォームになっていました。

急にフォームが変わり、触診すると身体の状態も変わっていたので、右打ちだったよね?と聞いたら、最近、右打ちから左打ちに変えたと教えてくれました。

さて、触診で何を感じたかというと、左肩の「棘下筋」というインナーマッスルの一つが硬くなっていました。

投球動作の特にフォロースルーで肩を支えるために使われる筋肉ですが、この学生さんは右投げなので使いません。

とすると、打ち方を変えたのかな?と考えました。

さらに左打ちで意識していることある?聞くと、

  • 開かないよう、後ろに体重を残している
  • 左手首の「返し」を意識している

以上の2つを特に意識しているとのことでした。

左打ちで後ろ(左足)に体重を残す=右投げで前(左足)に体重が移りやすい、ということになります。

また、左手首の「返し」は少し間違った返し方をしていました。

バットスイングの中で手首を返す際に、手首は小指側に倒れながら返します。

しかし、親指側に倒しながら返していたので、バットスイング中のバットのヘッドが波打っていました。

この返し方だと、左腕をかなり内側に捻じってしまうので、腕が捻じ切れない様に外側に捻じる「棘下筋」が硬く縮んでいたと考えられます。

 

原因が分かれば、あとは改善すればいいだけなので、後ろに体重を残し過ぎなくても開かないようにスイングする方法と手首の返し方を伝えました。

他のスポーツでも同様ですが、一つのプレー、フォームを変えれば、当然やりやすいように身体も変化します。

身体の変化に気づかないと、他のプレー、フォームにも影響が出てしまうので、フォームを変える時は注意しましょうね!

 

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こんな肉離れもあります! 

2018年07月21日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

連日、暑いですね~~~。

毎日35度超え。(>_<)

先日、患者さんのチームの高校野球の試合を見に行ったのですが、凄い暑さで、選手はもちろんですが、応援席にいる方たちが倒れないか心配になっちゃいました。

まだまだ暑さが続くようなので、熱中症対策が必要です。

外にいる時は水分は最低30分に一回200ml、できれば、梅干しなどの塩分も摂りましょう。

首に冷たいタオルを巻くのも体温が下がるのでいいですね!

さて、今回は「肉離れ」についてのお話です。

「肉離れ」は筋肉や腱が傷つくことを指します。

なので、色々な肉離れの仕方があります。

これも肉離れなんですね~、というケースを紹介しますね。

 

肉離れと打撲

タイトルで言ってしまっていますが、病院で「打撲」と言われて、来院されたケースです。

痛み止めを処方され、自分でアイシングをしたそうです。

スポーツ中に相手の足が膝付近にぶつかり、傷めたとのことでした。

対面のスポーツには、よくある傷め方ですね。

膝のお皿の横辺りが腫れて痛みを感じていたので、そこを打撲したと思っていたようですが、実際は少し違いました。

状態を確認すると、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を傷めていました。

大腿四頭筋は名前の通り、4つの筋肉からなります。

そのうち、真ん中の筋肉、大腿直筋を傷めていました。

腫れていたのはの部分。

しかし、傷めていたのはの部分。

の部分を傷めて出た、内出血が下に降りてきたんですね。

そもそも「打撲」と「肉離れ」って、別物かと思っている方が多いです。

「打撲」のイメージはぶつけたりして、青あざが出来るものですよね。

本来、「打撲」はケガの仕方です。

ぶつけて傷めることを指しますが、何を傷めているかは指しません。

つまり、打撲により「骨折」もしますし、「肉離れ」もします。

ぶつけて筋肉、骨、血管など、身体の組織を傷めることが「打撲」です。

決して「打撲」だからアイシングしておけば大丈夫なんてことはありません。

今回のケースでは、「打撲」により大腿直筋を「肉離れ」していました。

肉離れの場合、始めにしっかり固定して、傷口が開かない様にしないと、いつまで経っても修復されません。

実際、この患者さんも歩くことすら痛い状態で来院されましたが、きちんと固定したら、歩きやすくなったと喜んでいました。

治すためには、どうケガして、どこを傷めているのか、を把握することが大事です。

打撲だから、、なんて考えず、しっかり治しましょうね!

 

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階段下りると膝が痛い! 

2018年07月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「階段を下りている時の膝の痛み」についてお話します。

膝の痛みに悩まれている方はとても多いです。(>_<)

しかも、放置してしまっている方がほとんどなので、かなり悪化してからご来院されるか、腰痛など、他の症状で来院された際に「実は膝も、、、」とお話されます。

膝は体重を支える部分なので放置すると、どんどん悪化します。

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

 

階段下りると膝が痛い!

階段の下りで膝に痛みを感じる場合、多いのは「膝の前」の痛みです。

膝の前には「お皿」があり、お皿を包むように「大腿四頭筋」が伸びています。

お皿と「ももの骨」は関節になっていて、お皿が上下にスライドすることで、スムーズに膝の曲げ伸ばしが出来ます。

下りの際に、この大腿四頭筋が縮み、お皿を「ももの骨」に押し付ける様になり、痛みを感じます。

しかし、皆さんが普段から常に階段で痛みを感じるかというと、そんなことありませんよね。

どんな状態だと痛みを感じやすいのか?

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをご紹介します。

 

30代 女性 膝の痛み

お仕事の通勤などで、階段を下りる際に膝の痛みを感じ、来院されました。

治るかと思い、少し様子を見ていたら痛みが強くなってしまったとのことでした。

右膝の前側、お皿の下あたりに痛みがありました。

状態を確認すると、原因は「骨盤」にありました。

こちらの女性は、骨盤が後ろに傾いてしまう姿勢になっていました。

すると、腰が丸くなり、膝が前に曲がりやすくなります。

大腿四頭筋は膝を前に伸ばす働きがある筋肉です。

上の写真のような姿勢になってしまうと、姿勢を保つために大腿四頭筋に常に力が入った状態になります。

自分で試してみると分かりやすいですね。

腰を丸くして、膝を前に曲げてみてください。

膝の前側、特にお皿付近に張りを感じませんか?

膝がガクッと曲がらない様に、大腿四頭筋が一生懸命働いているからです。

常に骨盤が後ろに倒れることで、腰が丸くなり、大腿四頭筋が縮んで、お皿とももの骨が擦れる。

そこに「階段を下りる」という、より大腿四頭筋に力を入れる動作をすることで、膝が痛くなっていました。

 

以上のような状態で、いくら大腿四頭筋をマッサージしたり、ストレッチしても膝の痛みは改善しません。

原因が「骨盤」ですからね。

何が原因で痛みを感じているか、をハッキリさせないと痛みは繰り返してしまいます。

根本からしっかり改善しましょう!

 

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石灰沈着性腱板炎って何? 

2018年07月12日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「石灰沈着性腱板炎」についてお話します。

50肩かな?と思って、整形外科に受診すると、診断されるものの一つです。

とはいっても、いきなり「石灰沈着性腱板炎」なんて言われたところで、詳しく説明されないとよく分からないですよね。(^▽^;)

というわけで、「石灰沈着性腱板炎」をご説明します。

 

石灰沈着性腱板炎とは?

名前の通り、「腱板」に石灰(カルシウム)がくっ付いて起こる炎症のことです。

まず「腱板」について説明します。

「腱板」とは、肩を支えている筋肉の集まりのことです。

肩の奥にある「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」は上腕骨(腕の骨)の頭にかぶさるようにくっついています。

肩のインナーマッスルなんて言ったりしますね。

これら4つの筋肉は、上腕骨を肩甲骨の方に押し付けることで肩関節を安定させる働きがあり、協調して働きます。

筋肉が骨に付くときに「腱」に変わりますが、肩の4つの筋肉の腱が板の様に集まって板の様に見えるので、「腱板」と言います。

筋肉は縮む時(力を入れる時)にカルシウムを使って縮みます。

筋肉に繰り返し負荷をかけて、筋肉やその延長の腱に傷がつくと、少しずつ傷口にカルシウムが溜まっていきます。

一定量を超えると傷口に強い炎症を起こします。

これが「石灰沈着性腱板炎」です。

 

では、どう対処していくのが良いのでしょうか?

まず、炎症が出た直後は、かなり痛みを感じるので安静が一番です。

実際は安静にしていてもズキズキと痛むことが多いので、ズキズキする部分を冷やしてあげると少し楽になります。

2~3日で強い炎症は治まりますが、その後、急激に肩関節が固まります。

なので、炎症が治まってからは安静ではなく、痛みが出ない動作をどんどん行い、肩が元通りに動かせるようにする必要があります。

よく病院などで「痛くても動かした方がいい」と言われてくる方もいますが、痛みがある動作は傷口を広げて再び炎症を起こしてしまう可能性があるので控えるべきです。

やみくもに動かすことは痛いだけで良いことはないので、避けましょう。

もう一つ、大事なことがあります。

それはどの筋肉の腱が傷んでいるか?を確認することです。

「腱板」と一括りになっていますが、「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」と4つの筋肉にはそれぞれの働きがあります。

棘上筋が傷んでいるのに、小円筋の治療をしても効果は無いですよね。

何が傷んでいるかを確認して、傷めている筋肉に応じた治療とリハビリを行いましょう。

 

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転んで手をついたのに胸が痛い!(>_<)

2018年07月9日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

いよいよ夏の高校野球大会が始まりました!

先日もトレーナーとして、野球部のサポートに行ってきました。

去年の大会から早一年。

高校生はどんどん成長しますね!

練習態度や考え方が変わったことが見ていてもよく分かります。

ケガ無く大会を迎えて、力を出し切ってほしいですね!(^O^)

さて、今回は「転倒した時のケガ」についてのお話です。

転んで手をついた時に手首が痛くなるのは、不思議ではないですよね?

でも、胸が痛くなると、なんでだろう? ぶつけたのかな?

と不思議に思われる方が多いです。

実際はちゃんと理由があるので、やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話しますね。

 

転んで手をついたのに胸が痛い!

では、実際のケースからお話します。

・60代 女性 畑仕事をしていて、転倒し手をつく

畑仕事でロープに足が引っかかり、前に転倒してしまい、右手を前についた時に傷めたとのことでした。

自覚症状は、右胸あたりの痛みを感じていました。

確認させて頂くと、右の「肋間筋」という筋肉を傷めていました。

「肋間筋」とは、読んで字の如くですが、肋骨の間にある筋肉です。

スペアリブですね。( ̄▽ ̄)

図の青いところが「肋間筋」です。

肋間筋が伸び縮みすることで、呼吸が出来ます。

では、なぜ転んで手をついた時に「肋間筋」を傷めたのでしょうか?

 

順を追って説明します。

まず、転んで手をつくと、衝撃は肩まで響きます。

もちろん身体を守るために反射的に手をつくので、かなり力みます。

この時、肩がずれたりしないように(脱臼しないように)肩関節周りの筋肉が一気に縮むのですが、肩の筋肉の一つに「小胸筋」という筋肉があります。

図の青いところが小胸筋です。

「小胸筋」は肩甲骨~肋骨にくっついています。

手をついたことにより、「小胸筋」が急激に縮んだことで、肋骨が引き上げられてしまい、肋骨の間にある「肋間筋」が引き伸ばされ、傷んでしまったんですね。

 

「肩関節」は肩甲骨と上腕骨で作られていますが、二つとも、色々な骨に向かって筋肉がくっ付いています。

上半身はもちろん、骨盤にまで筋肉がくっついているので、色々なところに影響を与えます。

肩を傷めるようなケガをすると、身体の他の場所まで痛くなる理由の一つです。

転んで手をついた場合、傷めるのは手や肩だけとは限りません。

数日してから、肩以外に痛みを感じ始めることも珍しくありませんので、あまり痛いところが無いから大丈夫、と油断しないでくださいね!

早めの処置が大事ですから、おかしいな?と感じたら、すぐにご相談ください。

 

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股関節の違和感はどこから?

2018年07月3日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

サッカーワールドカップ、日本代表は残念ながら負けてしまいました。(>_<)

2-0になった時はいけると思ったのですが、そこは世界の壁ですね。

そう甘くはありません。

でも、FIFAランキング3位のベルギー相手に素晴らしい試合でしたね!

サッカー繋がりですが、股関節の痛みや違和感を感じる選手がいます。

今回は「股関節の違和感」についてのお話です。

股関節に引っかかる感覚がある。

こんな症状ありませんか?

スポーツをされている学生さん、産後のママさんなど、股関節の不調は色々な方に出ます。

股関節は体重を支える部分なので、負担がかかりやすく、原因も様々です。

学生さんで、股関節に違和感を感じるけど、股関節以外に原因があったケースをお話しますね!

 

股関節の違和感

最初に股関節の違和感の正体を言ってしまうと、「弾発股」というものです。

「弾発股」とは、骨盤から太ももの外側を通る筋肉が、太ももの骨に擦れてしまうことで、「ポキッ」、「カクッ」などの音や違和感を感じるものです。

「弾発股」の画像検索結果 
からだリカバリーラボより引用

 

学生さんのケースでは、左右の股関節が「弾発股」になっていました。

では、なぜ「弾発股」になってしまったか?

ここが大事になります。

原因は「背中」にありました。

上の写真は真後ろから撮った写真です。

地面から垂直に伸ばした線より、上半身が左にずれているのが分かると思います。

これは、背骨の「背中」の部分が左に傾いている為です。

上半身が左に傾くことで、重心は左に寄ります。

そのままだと左足のみで身体を支えないといけないので、骨盤を右に突き出して重心が真ん中に来るように、バランスを取っています。(下画像)

骨盤を横に突き出す形になるので、外側の筋肉である「大腿筋膜張筋」が引っ張られた状態になり、太ももの骨に擦れやすくなります。

「大腿筋膜張筋」を柔らかくすればいいかというと、あまり意味ないですよね。(^▽^;)

骨盤が横に突き出ないようにしないと、太ももの骨との摩擦は改善できません。

骨盤を突き出さないようにするには、重心の位置を変える必要があります。

重心の位置を変えるために「背中の傾き」を改善します。

以上が、背中に原因がある弾発股です。

実際に、この学生さんは背中の傾きを改善したら、股関節の引っかかり感=弾発股は改善されました。

痛み・違和感がある場所に原因があるとは限らない典型的なケースです。

根本原因を突き止めて、元から改善しましょう!

 

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捻挫は最初に処置が大事! 

2018年06月25日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「捻挫の処置」についてのお話です。

やまだ接骨院のブログでも何度もお話していますが、やはり捻挫は最初の処置で、その後の回復期間が決まります。

最初の処置が適切ではなかった為に回復が大幅に遅れてしまったケース。

残念ながら同様のケースがありましたので、ご紹介しますね。

捻挫の最初の処置

ご紹介するのは、「足首の捻挫」です。

外出中、段差につまずき足首を捻挫されたそうです。

当日、整形外科に受診し、骨折を疑われたが、画像検査で問題が無かった為、サポーターを巻くように指示され、松葉杖を付いていたそうです。

3日後に再度受診し、もう一度検査したが、やはり骨折は無く、引き続きサポーターで固定し様子を見ましょうとのこと。

さらに2週間して受診したところ、痛みも腫れも引いていなかった為、ギプスで固定しますか?と聞かれたが、時間が経っていたので、しなかったそうです。

結局、痛みが引かず、足首が硬くなり、リハビリも家で行う様に指示されただけで不安りなり、やまだ接骨院へ来院されました。

来院された時点で、約1ヵ月経っていました。

では、問題点を順番にお話していきます。

 

足首の固定が弱い

最初からサポーターによる固定でしたが、1ヵ月経った状態から推測しても、明らかにサポーターでは固定力が足りません。

着脱できるサポーターでは固定しきれません。

最初からギプス・包帯等で、足首が全く動かない様に固定するべきです。

 

関節のズレを治していない

湿布とサポーター以外の処置をしていなかったようですが、足首の関節がズレていました。

捻挫の際に足首の関節がズレてしまうことはよくあります。

骨の組み合わせを治さないまま固定しても、正しい位置に戻っていないので、なかなか回復しません。

 

リハビリ開始が遅い

約1ヵ月経ってから、ようやく痛みと腫れが引いてきたのでリハビリの指示が出ましたが、遅過ぎます。

正しく処置していれば、1~2週間で足首のリハビリは始められます。

足首の筋肉は弱くなり、松葉杖も付いていたので、身体の他の部分にも悪影響が出ていました。

 

来院時の状態から推測して、捻挫から1ヵ月後は、本来なら日常生活にはほとんど支障が無い状態になっているはずです。

正しい処置がされなかったことで、1ヵ月経っても松葉杖歩行な上、リハビリもほとんど開始していない状況でした。

捻挫はやはり最初の処置が大事です。

ただ適切な処置かどうかの判断は難しいと思います。

一つの基準として、「状態と治療の説明」をしてくれるところで治療を受けましょう。

納得できなかったら、別の場所に相談してみましょう。

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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