子供が膝の痛みを訴えた時は要注意!
2018年02月10日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)
ようやく今日から寒さが和らぐみたいですね!
毎週毎週、「最強寒波が来ます」と天気予報で言っていたので、いつが本当の「最強」なの?と思っていました。(^▽^;)
来週の予報を見ると、気温が2ケタになっているので少しずつ暖かくなりそうですね!
さて、今回は「子供の膝痛」についてのお話です。
痛くて足を引きずって歩いてしまう、、、
子供特有ですが、実は膝の問題ではないことがあります。
お子さんが膝が痛い!と訴えてきた時に気を付けてほしいことをお話します。
実は膝の痛みじゃない
野球やサッカー、スポーツ以外にも遊んでいて、走り回っていて、急に膝が痛くなってきてしまい、そのうち足を引きずるようになってしまう。
小学生を中心にそんな症状で来院される患者さんがいます。
先日も同様の症状で来院された患者さんがいたので、ご紹介します。
・小学生 男の子 横浜市港南区 膝の痛み
野球の練習後から膝の痛みを感じ、曲げ伸ばしがほとんど出来なくなってしまった為、整形外科に受診。
レントゲン検査したが、膝に異常は見当たらず、湿布と包帯で固定し様子を見る。
その後、痛みが引かなかったため、やまだ接骨院に来院。
結論から言うと、この小学生の男の子が傷めているのは、膝ではなく「股関節」でした。
では、順を追ってご説明します。
やまだ接骨院に来院された時点で、膝を伸ばしきることも、深く曲げることも出来ない状態でした。
まず膝の状態を確認すると、腫れは無く、膝関節や周りを押しても痛くありません。
仰向けで寝てもらい、力を抜いて、私が膝を曲げ伸ばしすると膝に痛みは感じています。
そこで押して痛みがあるところを探しました。
すると、「太ももの前の筋肉」と「股関節」に痛みがありました。
股関節は「ももの骨」と「骨盤」の関節なので、それぞれの位置関係を確認したら、骨盤に歪みがあったので、手で一時的に矯正しました。
矯正している状態で膝の曲げ伸ばしをしてもらうと、「全然痛くない!」と。
仮に膝関節の靱帯や軟骨にダメージがあった場合は、いくら股関節や骨盤を変えても痛みがあります。
しかし、骨盤の歪みを改善して痛みが無くなるということは、膝関節自体には問題が無いということです。
実は、子供の股関節の疾患では、膝や太ももに痛みを訴えることが珍しくありません。
今回は股関節の筋肉、靱帯のダメージでしたが、他にも「骨端症」という子供特有の骨の疾患でも、股関節の骨の問題なのに膝や太ももに痛みを感じることがあります。
膝が痛いといって検査をしても、膝自体には何も問題が無いので「様子見」になってしまいます。
それが骨の問題だったら大変ですよね。
放置したら成長障害を招くこともあります。
もしあなたのお子さんが「膝が痛い」と訴えてきたら、膝以外の問題かもしれないということを頭の片隅でいいので覚えておいてくださいね。
横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。
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