こんな肉離れもあります! 

2018年07月21日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

連日、暑いですね~~~。

毎日35度超え。(>_<)

先日、患者さんのチームの高校野球の試合を見に行ったのですが、凄い暑さで、選手はもちろんですが、応援席にいる方たちが倒れないか心配になっちゃいました。

まだまだ暑さが続くようなので、熱中症対策が必要です。

外にいる時は水分は最低30分に一回200ml、できれば、梅干しなどの塩分も摂りましょう。

首に冷たいタオルを巻くのも体温が下がるのでいいですね!

さて、今回は「肉離れ」についてのお話です。

「肉離れ」は筋肉や腱が傷つくことを指します。

なので、色々な肉離れの仕方があります。

これも肉離れなんですね~、というケースを紹介しますね。

 

肉離れと打撲

タイトルで言ってしまっていますが、病院で「打撲」と言われて、来院されたケースです。

痛み止めを処方され、自分でアイシングをしたそうです。

スポーツ中に相手の足が膝付近にぶつかり、傷めたとのことでした。

対面のスポーツには、よくある傷め方ですね。

膝のお皿の横辺りが腫れて痛みを感じていたので、そこを打撲したと思っていたようですが、実際は少し違いました。

状態を確認すると、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を傷めていました。

大腿四頭筋は名前の通り、4つの筋肉からなります。

そのうち、真ん中の筋肉、大腿直筋を傷めていました。

腫れていたのはの部分。

しかし、傷めていたのはの部分。

の部分を傷めて出た、内出血が下に降りてきたんですね。

そもそも「打撲」と「肉離れ」って、別物かと思っている方が多いです。

「打撲」のイメージはぶつけたりして、青あざが出来るものですよね。

本来、「打撲」はケガの仕方です。

ぶつけて傷めることを指しますが、何を傷めているかは指しません。

つまり、打撲により「骨折」もしますし、「肉離れ」もします。

ぶつけて筋肉、骨、血管など、身体の組織を傷めることが「打撲」です。

決して「打撲」だからアイシングしておけば大丈夫なんてことはありません。

今回のケースでは、「打撲」により大腿直筋を「肉離れ」していました。

肉離れの場合、始めにしっかり固定して、傷口が開かない様にしないと、いつまで経っても修復されません。

実際、この患者さんも歩くことすら痛い状態で来院されましたが、きちんと固定したら、歩きやすくなったと喜んでいました。

治すためには、どうケガして、どこを傷めているのか、を把握することが大事です。

打撲だから、、なんて考えず、しっかり治しましょうね!

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

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ふくらはぎの肉離れ

2018年05月2日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「ふくらはぎの肉離れ」についてのお話です。

肉離れが多いところの一つが「ふくらはぎ」です。

あまり痛くないと放置してしまいがちですが、あとで大変なことになります。

また、他のケガをしている場合もあるので、ふくらはぎの肉離れをしてしまった時の症状を中心にお話しますね!

 

ふくらはぎの肉離れ

肉離れは、筋肉・腱が傷ついてしまうものです。

ふくらはぎの筋肉にはどんなものがあるのか、見てみましょう。

足を後ろから見ている図になります。

右足の方の青い部分が「腓腹筋」という筋肉です。

左足の方の青い部分は「ヒラメ筋」という筋肉で、腓腹筋より骨に近いところにあります。

腓腹筋を取ってしまうと、奥にあるヒラメ筋が見えます。

どちらの筋肉も足首を曲げる働きがあるので、「つま先立ち」する時に使う筋肉です。

ただ、2つの筋肉の違いは

  • 腓腹筋・・・膝上から始まるため、膝+足首の曲げ伸ばしをする。
  • ヒラメ筋・・膝下から始まるため、足首の曲げ伸ばしだけする。

ふくらはぎを肉離れした時は「腓腹筋」と「ヒラメ筋」のどちらかを肉離れしていることになりますが、2つの違いを理解しているとどちらを傷めているか判断できます。

 

次は「肉離れ」について。

肉離れの重症度は、1・2・3度の3段階があり、1度は軽症、3度が重症です。

それぞれ筋肉・腱をどれくらい傷めているかで分けています。

※肉離れの分類はこちらをご覧ください。↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/nikubanare_houti/

 

肉離れした筋肉を伸ばしたり、力を入れることで、どこをどれくらい傷めているかの判断が出来ます。

ふくらはぎの肉離れの場合は、腓腹筋かヒラメ筋です。

簡単な判別方法は、膝を曲げた状態・伸ばした状態で「アキレス腱伸ばし」です。

膝を曲げて「アキレス腱伸ばし」で痛みがあれば、ヒラメ筋が傷んでいます。

膝を伸ばして「アキレス腱伸ばし」で痛みがあれば、腓腹筋が傷んでいます。

これは筋肉の長さが違うためです。

 

もう一つ、肉離れで間違えてしまうケガがあります。

それは「アキレス腱断裂」です。

アキレス腱断裂も肉離れ(2度以上)も、傷めた時に「ブチッ!」と音がすることがあります。

前に肉離れした経験があると、同じように音がしたから肉離れだなーと考えてしまい、実はアキレス腱断裂していた、ということもあります。

アキレス腱断裂は普通に歩けることもあるので、肉離れと混同しないように注意が必要です。

 

どこの筋肉を傷めているかで、処置の仕方が変わります。

痛めている筋肉に対して処置しないと意味が無いので、もしふくらはぎを肉離れしてしまったら、腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱のどれが一番傷んでいるのかを確認しましょうね。

 

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ケガを放置すると、、、

2018年04月15日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回はケガを放置すると、どんな悪いことが起こるのか?についてお話します。

実際、上大岡やまだ接骨院に来院される患者さんにも

「放置しなければよかった、、、」

と後悔される方がたくさんいます。

なぜ後悔したのか?

具体例を挙げて、お話しますね。

 

ケガを放置すると、、、

捻挫、肉離れ、骨折、打撲、つき指、交通事故のむちうち、などなど

色んなケガがありますが、どれも放置していいことはありません。

なぜケガを放置することが良くないかというと、別のガを誘発するからです。

もちろんケガ自体の回復も悪くなり、長引いてしまうことにもなります。

何となくイメージはできると思いますが、なぜ別のケガを誘発するのか?について、

予防するためには具体的に理屈を理解しておくべきです。

実際に「肉離れ」を放置した結果、膝を痛めてしまったケースを例にお話します。

 

40代 男性 港南区 膝痛

サッカーなど色々なスポーツをされている方で、膝が曲がりにくく、痛みもあるとのことで、上大岡やまだ接骨院に来院されました。

お話を伺うと、これまでも数々のケガをされていたようで、ケガしている状態に慣れてしまっていたそうです。(>_<)

状態を確認すると、膝に腫れがあり、深く曲げると痛みありました。

膝の痛みの原因の一つになっていたのが、「ニーイン・トゥーアウト」という状態です。

「ニーイン・トゥーアウト」とは、膝が内側を向き、つま先が外側を向いている状態です。(上図参照)

骨で説明すると、ももの骨が内向きに捻じれ、すねの骨が外向きに捻じれている状態です。

サッカーやバスケ等の、ステップによる「切り替えし動作」が多いですね。

「ニーイン・トゥーアウト」により、膝が捻じれ、関節に摩擦が起きてしまい、腫れと痛みを感じていました。

普段からサッカーをしている方なので、「ニーイン・トゥーアウト」になっていてもおかしくはないですが、気になったことは、「太ももの裏」の筋肉が「太ももの前」の筋肉と比べて弱くなっていたことです。

お話を伺うと、少し前に「ふくらはぎ」と「太ももの裏」の肉離れをしていたそうです。

太ももの裏の筋肉は「膝を曲げる」機能がありますが、他に「すねの骨を内側に捻じる」機能もあります。

ここで「ニーイン・トゥーアウト」をもう一度ご覧ください。

すねの骨が外向きに捻じれている状態なんです。

「太ももの裏」を肉離れしているので、力が入らず、すねの骨が外向き=「ニーイン・トゥーアウト」を助長していたんですね。

結果、膝に必要以上の負担がかかり、膝まで傷めていました。

ケガを放置すると、こんな「ケガの連鎖」が起きます。

傷めなくていいところまで傷めてしまうので、放置しないで、しっかり完治させましょう。

 

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肉離れを放置してはいけない理由 

2018年04月7日

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今回は「肉離れ」についてのお話です。

上大岡やまだ接骨院に「肉離れ」で来院される患者さんのほとんどは、肉離れして2週間~2ヶ月くらい経ってから来院されています。

すぐに来院される方は少ないです。

恐らく、肉離れしてしまった方の多くは、様子を見てしまうのだと思います。

ただ、肉離れの様子見による弊害は相当です。

そんなリスクを、実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話します。

 

肉離れを放置すると、、、

「肉離れ」とは、筋肉や腱が急激な伸び縮みによって傷ついてしまうことです。

場所は、太もも・ふくらはぎに多いですね。

肉離れを傷めたもので分けると、以下の様になります。

  • 1型・・・血管、筋膜の損傷
  • 2型・・・筋肉の損傷
  • 3型・・・筋腱移行部・腱の損傷

次に傷めた度合で分けます。(筋肉・腱の損傷)

  • 1度・・・軽い損傷
  • 2度・・・部分損傷
  • 3度・・・完全断裂

ちょっと分かりづらい言葉が出てしまったので、解説します。

「筋膜」というのは、筋肉を包んでいる膜です。
そのままですね。笑

筋肉はいくつかの層になっているので、筋肉同士が擦れない様に「筋膜」で分けられています。

ウィンナーが重なっていると思ってください。( ̄▽ ̄)

「筋腱移行部」は見た方が分かりやすいので、下図をご覧ください。

ふくらはぎの図ですが、赤いところが「筋肉」で白いところが「腱」です。

筋肉から腱に変わるところを「筋腱移行部」と言います。

「腱」は筋肉と比べて血流が少ないため、筋肉と腱が重なっている「筋腱移行部」を傷めてしまうと回復が遅いです。

では、本題です。

肉離れを放置した場合、何が悪いかというと、単純に悪化します。

ただ悪化の仕方が「捻挫」などと違います。

捻挫(靱帯損傷)後に放置し、悪化した場合は、靱帯の傷口が広がります。

一方、肉離れの場合は、傷めた部分の傷口が広がるだけでなく、周囲の筋肉も新たに傷つきます。

筋肉は伸び縮みするものですが、肉離れした部分は「かさぶた」の様になり、伸縮性が落ちます。

すると、傷めたところをフォローするために、周りの筋肉がより伸び縮みをします。

筋肉の伸縮はとても大きな力なので、負荷が増えて周りの筋肉を傷めてしまいます。

 

上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例に挙げますね。

テニスをされている方で1ヵ月前に「もも裏」に初めて痛みを感じたそうです。

1週間休んで練習すると、最初は出来るが、すぐにまた痛くなる、という状態を1ヵ月繰り返した為、やまだ接骨院に来院されました。

下図の青いところは「もも裏」の筋肉です。

の部分が肉離れしたところです。

本来なら、のところだけに痛みがあるはずですが、の上下にも痛みがありました。

傷めて少し休んだことで、かさぶた程度に修復し痛みが和らぎましたが、十分な修復がされないまま練習してしまったので、その分上下の筋肉が伸縮し傷んでしまっていました。

肉離れの2型・2度だったので、すぐに治療すれば1ヵ月で練習に復帰できるはずが、復帰まで2ヶ月かかってしまいました。

こんなケースが本当に多く見られます。

今回紹介した「肉離れの弊害」は、まだ一部です。

他にも色々な弊害がありますので、絶対に放置しないでください。

必要以上に長い期間休まないといけなくなりますので、肉離れしてしまったら、すぐに受診してくださいね!

 

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肉離れを放置すると、、、

2018年03月21日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「肉離れ」についてのお話です。

徐々に良くなるだろうと思って肉離れを放置してしまうと、なかなか痛みが引きません。

でも、理由は「肉離れを放置したから」だけとは限りません。

実際に肉離れで、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話します。

 

肉離れを放置すると、、、

肉離れを放置すると、痛みが治りにくい、というのは想像つきますよね。

では、安静にしていれば治るのか?

安静にすれば一応、筋肉の修復は始まりますが、再発のリスクがかなり高いです。

なぜ肉離れを接骨院・整骨院で治療する必要があるのか?

それは「原因を理解するため」です。

なので、原因を教えてくれない整骨院・病院なら行く必要ないです。(^▽^;)

実際に、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースをお話しますね。

 

10代 女性 港南区 太ももの肉離れ

ダンスの練習中に、足を前後に開脚した時に右足の太もも裏(ハムストリングス)を肉離れしました。

1ヵ月様子を見ていたが、痛みが取れない為、上大岡やまだ接骨院へ来院。

前後に開脚すると痛みがあり、反対の足と比べて、まだ完全に開脚ができない状態でした。

まず、何が「肉離れ」していたかというと、「半腱様筋」という筋肉でした。

図の青いところが「半腱様筋」です。

その内、丸く囲んであるところが肉離れした部分です。

「半腱様筋」は膝を曲げたり、股関節から足を後ろに引いたりする働きがあります。

開脚(右足が前)は膝も股関節も伸ばす動作なので、「半腱様筋」が引っ張られ、肉離れしてしまったんですね。

ただ、本人にお話を伺うと、ダンスの練習では右も左も交互に前後開脚していたそうです。

左右交互に開脚していたなら、両方とも肉離れしそうですよね。

何で右足のもも裏だけ肉離れてしまったのでしょうか?

その理由は「骨盤の傾き」にありました。

骨盤は図の様に、結構色々な方向に動きます。

今回のケースでは、右の骨盤だけ「前屈」していました。

「半腱様筋」を今度は横から見てみましょう。

 

骨盤の後ろから筋肉が始まっているので、骨盤が前屈すると、それだけで「半腱様筋」は引っ張られて(伸びて)しまいます。

これが右足だけ肉離れしてしまった原因です。

  • 傷めたのは「半腱様筋」
  • 傷めた原因は「骨盤の傾き」

この様なケースは決して珍しいものではありません。

むしろ、傷めたところ以外に原因があることの方が多いように感じます。

肉離れを放置すると、痛みが治らないだけではなく、原因も分からないままになってしまうので、再発してしまいます。

もし、「肉離れ」してしまったら、ちゃんと原因を教えてくれる整骨院・接骨院に受診しましょうね。(^_^)

 

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太ももの肉離れ

2018年03月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「太ももの肉離れ」についてのお話です。

「肉離れ」は分類がとても重要です。

どの筋肉どんな組織どれくらい傷めているのか?

これが分からないと、適切な処置が出来ず、回復が長引いたり再発してしまいます。

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースもお話しますね!

 

太ももの肉離れ

「太ももの筋肉」は前、後ろ、内側、外側とあります。

身体の中でも、大きい筋肉が多いので、筋肉が強いため、肉離れが起こりやすい箇所です。

その中で、前の筋肉を肉離れしてしまったケースをお話します。

20代 男性 野球で太ももの前を肉離れ

野球の試合中に捕球しようとして、しゃがんだ時に太ももに「ピキッ!」と痛みを感じたそうです。

2週間ほどで痛みが引いたので、野球に復帰したら、再び「ピキッ!」と痛くなり、その後は毎週、野球をするたびに痛みがあったとのことでした。

主な症状は以下の通りです。

  • うつ伏せで膝を曲げると痛い
  • 捕球姿勢になると痛い
  • 一点より広範囲に痛みがある

では、状態について説明します。

まず肉離れした筋肉は「大腿直筋」という筋肉です。

「大腿直筋」は「大腿四頭筋」という筋肉の中に一つです。

図の青いところが「大腿直筋」です。

この筋肉には「膝を伸ばす」という働きがあります。

肉離れしたことにより「膝を曲げる」と大腿直筋が引き伸ばされるので、痛みを感じていました。

 

次に「肉離れ」の分類です。

このケースでは、1度損傷(筋膜損傷)でした。

※肉離れの分類はこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ 肉離れの見極め方 やまだ接骨院公式ブログ

通常、肉離れの1度損傷では、最初にしっかり固定をすると、1~2週間で痛みは無くなります。

肉離れの中では比較的、軽い方でしたが、その割に痛みが強く、長引いていました。

また、捕球姿勢では両足とも膝を曲げて踏ん張るのに、右の太ももだけ肉離れしていたのは不思議ですよね?

その理由は「骨盤」です。

骨盤が左に捻じれていた為、右の股関節は右方向に捻じれていました。

身体の重心を真ん中に保つために、反対方向に捻じっていたんですね。

タオルを絞るのに、上と下が逆に捻じれているイメージです。

右の股関節が右方向に捻じれることで、前傾姿勢になった際に右足に体重が乗りやすく、また前にも曲がりやすくなり、結果、右太ももだけを肉離れしていました。

この状態で、捕球姿勢を繰り返すと何度も右太ももを傷めてしまうので、1度損傷が2度、3度損傷と悪化していきます。

身体を傷める時は必ず理由があるので、「強い力を加えていないのに傷めた」「両方同じように使っているつもりなのに片方だけ傷めた」といった時は偶然・たまたまではありません。

どんな理由で傷めたのか?

なぜ痛みが取れないのか?

原因を把握して改善していきましょう。

 

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肉離れを放置したケース

2018年03月12日

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横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

昨日は夜中~明け方がもの凄い雨風でしたね。(>_<)

まさに「暴風雨」という感じでした。

今日は一転、晴れて良かったです。(^O^)

気温の上下も激しいので、皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今回は「肉離れを放置したケース」についてのお話です。

肉離れ後も運動を続けたり、処置をしなかった場合、どんな状態になってしまうのか?

絶対に放置しない方がいいので、参考になるように実際のケースをお話します。

 

肉離れを放置すると、、、

・20代 男性 横浜市港南区
 ローラースケートで肉離れ

ローラースケート中に、バランスを崩して足が前後に開いてしまい、もも裏(ハムストリングス)を肉離れしました。

痛みはあったが、その後も続け、他のスポーツもしてしまい、約2週間特に処置をせずに様子を見ていたが痛みが引かないため、やまだ接骨院に来院されました。

主な症状は以下の通りです。

  1. 歩くと痛い
  2. 力が入らない
  3. もも裏を伸ばせない
  4. もも裏を押すと痛い

では、状態についてご説明します。

肉離れしていたのは、もも裏の「半腱様筋」という筋肉でした。

筋肉の部分断裂で、2型損傷(中等度)でした。

※肉離れの分類はこちらをご覧ください。
⇨⇨⇨ 肉離れの見極め方 やまだ接骨院公式ブログ

図で見てみましょう。

 

青いところが「半腱様筋」です。

で囲んでいるところが肉離れした部分です。

ただし、押すと痛い部分は以外の上下にまでありました。

筋肉は輪ゴムの束みたいなもので、寄り集まったゴム(筋線維)が伸び縮みすることで力を発揮します。

「肉離れ」では、ゴム(筋線維)の一部が切れているので、切れた部分を補うように上下の筋線維が伸び縮みします。

つまり、「肉離れ」した状態で運動してしまうと、切れた筋線維の上下の部分に過負荷がかかり、上下の筋繊維まで傷めてしまいます。

図の以外のところまで痛みがあるのは、これが理由です。

 

通常ならすぐに処置をすれば、2週間で痛みはほとんど無く歩けます。

正しい処置をしなかった上に、運動してしまったことで、余計なところまで範囲を広げて傷めてしまっていました。

こうなると、2型損傷(中等度)で約1ヵ月の修復期間が、2ヶ月以上に延びてしまいます。

また、筋線維は部分断裂してしまうと、元通りには治りません。

「再生」ではなく「修復」なので、傷めたところを穴埋めするイメージです。

筋肉の収縮率が落ちてしまいますから、当然筋力も落ちます。

周りの筋線維まで傷めてしまえば、より筋力が落ちてしまいますので、絶対に放置しないでください。

受診して、損傷具合を正しく判断してもらうようにしましょう。

 

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肉離れについて! 

2018年02月19日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「肉離れについて」です。

最近、肉離れの患者さんが増えています。(>_<)

同じようなところを肉離れしている方がいますが、同じ「肉離れ」でも傷め方が全然違います。

やまだ接骨院に来院されたケースのそれぞれの「傷め方と違い」についてお話しますね。

 

同じ肉離れでも、、、

二つのケースを比べてみましょう。

①40代 女性 横浜市港南区 スポーツ中に走っていて、右ふくらはぎを肉離れ

今回はスポーツで走っていて、右ふくらはぎが急に痛くなったとのことですが、数年前にも左ふくらはぎを肉離れし、治療はほとんどしなかったそうです。

患部の状態は「腓腹筋」という筋肉の内側の肉離れでした。

来院時は右足に体重をかけられず、ひきずっている状態でした。

 

②40代 男性 横浜市港南区 高いところからバランスを崩し転倒した際に左ふくらはぎを肉離れ

足で踏ん張ろうとして、瞬間的に力が入ったようです。

こちらも同様に「腓腹筋」という筋肉の内側の肉離れでした。

やはり来院時は足を引きずっている状態でした。

どちらの患者さんも「ふくらはぎ」は、力を入れても、伸ばしても痛みがあり、筋腱移行部(図の)の筋線維の損傷だった為、1~2ヶ月と考えられます。

※肉離れの損傷程度についてはこちらをどうぞ ↓↓↓
公式ブログ「肉離れの治療」

 

さて、ふくらはぎの同じようなところを肉離れしていますが、両者には違いがあります。

それは「傷め方」です。

女性の方は「走っていて肉離れ」、男性の方は「転倒で踏ん張って肉離れ」。

言い換えると、女性は「いつも通りの運動で肉離れ」、男性は「アクシデントで肉離れ」。

この差が大きいです。

いつも行っている運動で肉離れするって不思議じゃありませんか?

今まで何で肉離れしなかったんだろうと考えますよね。

考えられることは、

  1. いつもより準備が足りなかった
  2. 体調が悪かった
  3. 負担が蓄積していた

問診した時に1,2はありませんでした。

ということは「負担が蓄積していた」が考えられます。

ここで思い出してください。

以前に反対のふくらはぎも肉離れしているんです。

恐らく、最初の肉離れ以前から、筋力や運動感覚、骨格など、あまり良いバランスでは無かったと推測できます。

つまり、今の肉離れを治しても再発するリスクが高いということです。

治療計画を作成するにあたり、肉離れする以前の身体の状態を考慮しないと、復帰後に楽しくスポーツできませんよね。

 

思いもよらないアクシデントで肉離れした場合は肉離れをしっかり治すことが重要ですが、普段通りの使い方で肉離れを起こした場合は、再発しない身体作りまで考え、治療するべきです。

患部だけ診れば同じ肉離れですが、それぞれの背景は全く違います。

やまだ接骨院では「人」を見て、治療していきます。

肉離れしてしまったら、一度ご相談くださいね。

 

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雪かきで腕が痛い、、、

2018年01月27日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

記録的な寒さも今日までみたいですね。
といっても寒いことに変わりはないですが、、、

-3℃はやっぱりキツイです。(+_+)

先日の大雪で雪かきをされた方も多いと思いますが、やはり雪かきで傷めた方が来院されました。

施術を始めようとしたら、「実は雪かきしたら、、、」と切り出されたので、腰痛かな?と思いきや、「ぶつけた覚えは無いんですが、腕が痛いんです。」と。

まさかの「腕」でした。

ぶつけた様に、腕が痛い、、、

同じような症状の方がいるかと思うので、今回は「腕の痛み」についてのお話です。

 

雪かき後の腕の痛み

やまだ接骨院に来院された患者さんの状態をお話します。

50代 女性 横浜市港南区在住

雪かき作業の途中で腕に痛みが走り、休憩後、再び雪かきを始めたが痛みはあったとのこと。2~3日様子を見たが、痛みが引かない為、やまだ接骨院に受診。
肘を曲げ伸ばしすると上腕部に痛みがあるとのこと。

確認させて頂いたところ、左の腕に曲げ伸ばしと押したときの痛みがありました。

傷めていたのは「上腕三頭筋」という筋肉で、軽度の肉離れでした。

上腕三頭筋はこんな筋肉です。↓↓↓

肘を伸ばす働きがある筋肉です。

雪かき作業で腕を捻じった時に、力を入れながらも筋肉が伸ばされ傷めたものと考えられます。

曲げ伸ばしの痛みは軽く、肉離れのテストを行い確認したところ、軽度の肉離れでした。

※肉離れについてはこちらをご覧ください。↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E8%82%89%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%91%A0/

少し腫れはあったので、包帯等の完全な固定ではなく、腫れが早く引く貼り方のテーピングを施しました。

ぶつけたような痛みは、傷めた筋肉から内出血し、腫れがあったためだと思います。
処置後の翌日には痛みがかなり引いていました。

放置していたら1~2週間は痛みが引かなかったと思います。

しっかりと処置を行うと、痛みや腫れは早く改善できます。

今回は軽度の肉離れで済み、まだ良かったですが、普段やり慣れない作業をすると、弱くなっている筋肉に大きな負担をかけます。

単なる筋肉痛かな?と考えてしまうのも当然ですが、1週間経っても痛みが引かない場合は「単なる筋肉痛」ではなく、「肉離れ」「筋膜炎」「腱損傷」などが疑われます。

ちょっと様子を見て(早いに越したことはありませんが)、痛みが引かない時はすぐに接骨院・整骨院や整形外科に受診しましょう。

 

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太ももが痛い!(>_<)

2018年01月11日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今朝も寒いですねー。(+_+)

ちゃんこ鍋、キムチチゲ、水炊き、、、、

こんな時は暖かい鍋が食べたいです。笑

さて、今回は「太ももの痛みについて」ですが、中・高生が太ももの痛みを訴えて、ちょくちょく来院されます。

冬のこの時期は、部活で12月からのトレーニングで疲労がピークになり、筋肉痛かな?と思っていたのが、なかなか痛みが引かずに来院されます。

肉離れにしては、まだ動けるし、、、

広範囲に痛い、これは何なの?

そんな太ももの痛みについてお話します。

 

太ももの痛み

「太もも」でも前、後ろ、内側、外側がありますが、特に太ももの前側の痛みを訴えて来院されることが多いです。

スポーツも色々で、野球、サッカー、バレー、陸上競技などです。

実際に、やまだ接骨院に来院された症例をご紹介します。

 

・10代 男性 サッカー 太ももの前側に痛み

サッカーの練習で走っていて、だんだん太ももの前が痛くなり、そのまま続けていたら痛みが強くなってしまい、休んでいたが痛みが変わらないため、やまだ接骨院に来院。

結論から言うと、「筋膜炎」というものです。

筋膜とは何かというと、筋肉を包んでいる膜です。

下図を見てください。

浅筋膜と深筋膜の違い 肩こり研究所より引用

身体の各部分で少し違いますが、皮膚から骨までの間はこんな感じになっています。

筋膜の間の青いラインは水分だと思ってください。

この水分があることで、筋膜同士がくっつかず、滑るようになっています。

走り込みや筋力トレーニングを行うことで、水分量が減り、筋膜の滑りが悪くなります。

すると、筋膜自体が硬くなってしまい、炎症を起こし、痛みを感じます。

これが「筋膜炎」です。

「肉離れ」の軽度なものと考えてもらっても良いと思います。

 

※「肉離れ」についてはこちらをご覧ください。↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/blog/%E8%82%89%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82/

 

ただ、一般的に言われる「肉離れ」は筋肉の損傷です。

筋肉は筋繊維が束の様になっていて、「肉離れ」は筋線維の一部または全部が切れてしまうことなので、ある一点が痛い、と局所的に痛みを感じます。

対して「筋膜炎」は広範囲に筋肉を包んでいる「筋膜」の炎症なので、この一点が痛いというより広い範囲で痛みを感じます。

サッカーの患者さんも、どこら辺が痛いかを尋ねると、ここが痛いというより、太ももの前側全体が痛いと訴えていました。

筋肉痛は、休養をとれば長くても1週間弱で痛みが引きますが、筋膜炎はなかなか痛みが引きません。

1週間以上痛みが続く場合は、単なる筋肉痛ではない可能性が高いので、必ず接骨院や整形外科に受診しましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

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