手首を捻ると痛い!(>_<)

2018年05月28日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「手首の痛み」についてのお話です。

「特に捻った覚えもないのに、だんだん手首が痛くなってくる。」

こんな症例があります。

しかも常に痛いわけではなく、捻じる様な動作をすると、たまにズキッと痛みが走るようです。

何が原因かと調べてみると、手首以外に問題がありました。

なぜ手首を捻ると痛いのか?

原因が分かると予防出来るので、上大岡やまだ接骨院に来院されたケースを例にお話します。

手首を捻ると痛い!

早速ですが、症例についてお話します。

・20代 女性 チア 左手首の痛み

チアの練習中に左手首に痛みを感じ、来院されました。

手首を曲げたり、捻ったりすると痛みを感じるけど、常に痛いわけではないとのことでした。

手首の状態を確認すると、確かに捻る・曲げる・伸ばすなどをしてみても、あまり痛みはありませんでした。

では、なぜ手首に痛みを感じるのか?

答えは「肩との連動」です。

 

まず、手首の機能から考えましょう。

手首は「曲げる・伸ばす・捻る」という機能があります。

色々な方向に動かせるんですよね。

これらの機能の中で、特に「捻る」が他の関節との連動します。

 

ちょっと試してみましょう。

肘を90度に曲げて、手のひらを上下に返してみてください。

これが手首の「捻る」動作です。

今度は肘を伸ばして、手のひらを上下に返してください。

これも手首の「捻る」動作ですが、実は手首だけではありません。

腕(肘から肩)を触りながら、捻ってみてください。

腕も少し捻じれていますよね。

肘を伸ばして捻ると、肩を「捻る」動作も含まれるんです。

このように、手首を捻じる時は、肩も一緒に連動させて捻じります。

 

話を戻しますが、チアをされている患者さんは左肩が内側に捻じれていました。

骨盤にも問題があって、左肩だけ内巻きになってしまっていたんですね。

腕を内向きで固定して、手首を返してもらうと痛みがありました。

手のひらを返す動作の時に、肩が連動せず、手首だけで捻っていたため、手首の痛みを感じていたということです。

 

スポーツだけに関わらず、手首を捻る動作は日常生活でよく行う動作です。

ドアノブを回す、買い物袋を手に持つ、お風呂でお湯をかき回す、などたくさんありますよね。

普段から肩の捻じる機能をストレッチ等でケアしておけば、手首を傷めなくて済みます。

チアの患者さんも、ケガを我慢して長期離脱してしまったチームメイトを見て、早めに処置しようと考えたそうです。

手首が痛いから、手首に原因があるとは限りません。

原因からしっかり改善しましょうね!

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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手首の捻挫

2018年03月15日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

日本ハムの清宮選手が「腹膜炎」で緊急入院だそうです。

ずーっと注目されてきて、プロ野球の世界に入り、疲労も相当溜まっていたんでしょうね。(>_<)

早く練習再開しなきゃと焦らずに、しっかり治してほしいですね。

さて、今回は「手首の捻挫」についてのお話です。

手首の捻挫も結構多いんです。

バレーボール、サッカー、スノボー、野球など、スポーツの他にも、つまずいて転んでしまったりと、どんな方にも起こりうる捻挫です。

実際に、やまだ接骨院に来院されたケースも含めてお話します。

 

手首の捻挫

手首の構造って見たことありますか?

こんな感じになっています。

上2つの図は筋肉付き。下の図は骨だけです。

手首の関節は、前腕部の2本の骨(橈骨・尺骨)と指の付け根の骨が石垣の様に組み合わさっています。

それぞれの組み合わせごとに「靱帯」で補強がされているので、靱帯だらけです。

その中で、手首の小指側の靱帯を捻挫してしまったケースをご紹介します。

 

20代 女性 横浜市港南区 バレーボールで手首を捻挫

バレーボールのプレー中にレシーブをしようとして、手を床に付いてしまい捻挫しました。

病院でレントゲンを撮ったが、骨に異常はなく、痛み止めで様子を見ましょうと言われる。

2ヶ月様子を見ていたが痛みが取れない為、やまだ接骨院に来院されたとのことでした。

主な症状は次の通りです。

  • 手首を回すと痛い(手の平を返す)
  • 手首を親指側に倒すと痛い
  • 物を持つと痛い

では、どの様な状態だったか。

まず、捻挫していたのは先にお話しましたが、手首の小指側の靱帯です。

手首の横の靱帯なのですが、手の平側から尺骨に付いているので、「手首が親指側に倒れる動作」と、「手の平を返す動作」を安定させてくれている靱帯です。

この靱帯を捻挫してしまっていたので、手首を回すと痛い(手の平を返す)、手首を親指側に倒すと痛いという症状が出ていました。

捻挫の場合、基本的には捻挫した後は靱帯に負荷がかからないように包帯やテーピングで固定します。

今回のケースでは、痛み止めだけで固定等を行っていないことで、回復が遅れていました。

ただ、痛みが取れなかったのはこれだけが原因ではありません。

それは「手の使い方」です。

身体のバランスを確認すると、左の肩が外側に捻じれるようになっていました。

そのため、自然に手首も「手の平を返す使い方」になりやすく、捻挫した靱帯に負荷をかけ続けていたことで、痛みが治りにくくなっていました。

捻挫などのケガの回復を遅らせてしまう要因は、傷めたところ以外にもあります。

ケガの処置を早く行うことが一番ですが、痛みが引きづらい時は何が原因になっているかを診てもらうといいですよ!

 

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手首と指の疲れ・痛み 

2018年02月28日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

オリンピックが閉幕したら、次はパラリンピックですね!

日本からは、5競技38人の選手が出場するそうです。

パラリンピックもアルペンスキーなど、迫力ありますよね。!(^^)!

オリンピックに引き続き、応援しましょう!

さて、今回は「手首と指の疲れ・痛み」についてのお話です。

「腱鞘炎」や「バネ指」などがありますが、予防のための使い方をご紹介します。

意識すれば、すぐにでも出来る簡単なことなのでご一読ください。(^_^)

手首と指の疲れ・痛み

「腱鞘炎」「バネ指」「軟骨損傷」「靱帯損傷」などなど。

手首や指にも様々なケガ・障害があります。

でも、転んで手をついてしまった、などのアクシデントを除いて、ほとんどは「普段の使い方」に原因があります。

荷物を持つ時、鍋をつかむ時、パソコンを打つ時、そんな何気ない使い方の積み重ねで、少しずつ傷んでいきます。

では、どう使うと負担が減らせるのでしょうか?

 

①脇を締める

人の身体は基本的に、伸ばす筋肉より曲げる筋肉の方が強い力があります。

手首や指を傷めやすい人は外側の筋肉(伸ばす筋肉)の方を日常的に使ってしまうクセがあるので、脇を締めて強い方の筋肉を使うと負担が減らせます。

脇を締めることで、手や腕の筋肉の内側(曲げる筋肉)を使いやすくなります。

わざわざ弱い筋肉ばかり使う必要ないですよね。(^▽^;)

②小指から握る

「脇を締める」ことは、お仕事・家事の内容によっては出来ないことがあると思いますが、「小指から握る」ことはすぐに出来ますよね。

なぜ「小指から握る」ことが大事かというと、「指の並び」「力の入り方」にあります。

まず「指の並び」ですが、実は手の指は全て真下に曲がらないんです。

小指~人差し指までは、親指のつけ根の骨に向かって曲がるように出来ています。

人差し指から曲げてしまうと、指同士が重なるようになってしまい、握る力が出にくくなってしまいます。

人差し指から握る、小指から握る、両方試してみてください。

 

次に「力の入り方」は、①「脇を締める」に繋がります。

小指から曲げると、手の平を返して握ります。

反対に人差し指から曲げると、手の平を下に向けて握ります。

何かを上から掴む時は、親指~中指までの3本で摘まむようにして掴みますよね?

上から掴む時は脇が自然に開いてしまいがちなので、小指から握ることで脇が締まりやすくなります。

 

いかがでしたか?
日常行っている何気ない動作を気を付けると、色々な不調・痛みの予防になります。

簡単に出来ることだったと思いますので、ぜひ試してみてくださいね!

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

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転んで手首が痛い!

2018年02月3日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

本日は11時までの受付(予約のみ)となり、患者様にはご迷惑をおかけしております。<m(__)m>

月曜日からは通常とおりとなりますので、よろしくお願い致します。

2週に渡る雪のせいか、転倒によるケガが増えています。

足首を捻挫したり、手首を傷めたり、後頭部を打ってしまったり、、、

転んでしまうと身体の色々なところをケガするリスクがあります。

その中で今回は手首のお話です。

実際にやまだ接骨院に来院されたケースを例にお話しますね!

 

転んで手首が痛い!

では、実際の症例をご紹介します。

・50代 女性 横浜市港南区在住 後ろに転んで手を着いた時に手首を傷める

手首の痛みが強かったため、整形外科に受診し、骨に異常は無く、手首の捻挫と診断される。

1週間様子を見たが、痛みが引かないため、やまだ接骨院に来院。

痛みがあったところは画像の×です。(※実際の写真です)

解剖図でいうと、ここです。

転んで手を着いた時に手首を捻挫した場合、手首の関節を支えている靱帯を傷めます。

しかし、痛みを感じていた場所は関節ではなく、骨に痛みを感じていました。

レントゲン上、骨折は確認できなかったとのことでしたが、不全骨折(骨にひびが入っている)、もしくは骨挫傷(骨の内部の損傷)かと考えられます。

実は、レントゲン画像はそこまで鮮明なものではないんです。

骨折していてもレントゲンには写らないことがあり、また撮影する角度によっても写らないことがあります。

実際、やまだ接骨院に来院された患者さんでも、整形外科でレントゲン検査後に骨折してないと診断されましたが、当院で触診した時に骨折が疑われたので、提携医療機関に再検査を依頼したところ骨折していた、という方が過去にいました。

レントゲン検査で異常なしでも必ずしも骨折していないとは限らないんですね。

今回の患者さんは湿布と痛み止めだけだったため、安静も保たれず、内出血や腫れ、痛みも強い状態でした。

腫れを引かせるように施術し、副子(添え木)を当てて固定しました。

ちゃんと固定しただけでも「痛みが楽です」と言って頂けました。

それくらい不安定で痛かったんですね。(>_<)

 

転んで手首を傷めてしまった時には思わぬケガをしていることがあります。

様子を見たけど痛みが引かないから、と来院される方はとても多いです。

様子を見ている間にどんどん悪化してしまうケース、後遺症が残ってしまうケースもありますので、転んでしまったらすぐに受診してくださいね。

 

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スノボで転倒!(>_<)

2018年01月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

やっと寒さが少し和らぎましたね~。

代わりに風が強いですけど。(^^;)

朝の冷え込みが違うだけでだいぶ楽ですね!

昨日の朝に来院された患者さんが、外気温が0度と仰ってました。(*_*)

そりゃ寒いですよね、、、

でも寒い時期は悪いことばかりではなく、ウィンタースポーツを楽しめますね!

スノーボードやスキーなど、雪遊びだけでも楽しいですが、必ず「転倒」があります。

今回は転倒してしまった時に傷めやすい手首についてのお話です。

 

スノボで転倒!(>_<)

スキーやスノーボードで、転倒は付き物ですよね。

転ぶと分かっていればスピードを緩めたり受け身を取れますが、スピードが出過ぎて

人と接触しそうになったりすると、思わぬ転び方をしてしまいます。

そんな時に一番最初に出すのは「手」です。

人間誰しも、転びそうになったら手を出して頭や身体を守ろうとします。

手を着いた時に上手に衝撃を逃がせればいいのですが、全て手に負荷がかかってしまうことがあります。

そんな時に「手首」を傷めます。

元々、手首で倒れてきた身体・体重を支えるのは無理があります。

咄嗟に手を出すのは、衝撃を和らげ、そのあとの肘や肩、胸や背中で分散させるためです。

手で衝撃を全て受けると、負荷に耐えられず、手首の関節がずれてしまいます。

手首の関節を支えているのは「靱帯」なので、まずは靱帯を傷めます。(捻挫)

靱帯でも支えきれない場合は、骨を傷めます。(骨折)

手首の骨折の中には、後に後遺症を出してしまうものがあるので、今回は骨折についてお話します。

 

転んだ時の手首の骨折

手首の骨折で多いものは、「橈骨」という骨の骨折です。

※下図の青い骨です。

この骨の手首寄りの部分で折れてしまいます。

転倒の際に手首に力を入れて固めるので、手を着いた時にちょうどここに力が加わりやすいんですね。

※赤い線から手側は上に向かって、肘側は下に向かって力が加わります。

 

この骨折は、相当骨がずれてしまったり、骨の周りの神経を傷つけたりしない限りは後遺症は残りにくいものです。(もちろん骨折に変わりはないので、治療とリハビリは必須です)

 

では、後遺症のリスクが高い骨折はどこかというと「舟状骨」という骨です。

親指のつけ根部分にある楕円形の骨です。

※下図の青い骨です。

 

「舟状骨」は周りが軟骨に覆われていて血管が一部からしか通っていない為、栄養が行き渡りづらい骨です。

その為、骨折してしまうと血液(栄養)が届かない部分が出来てしまい、壊死してしまいます。

また、骨折直後は痛みや腫れといった症状が弱く、レントゲンにも写りづらいので、CTスキャンなどの精密検査をしないと判明しない骨折であり、見落とされてしまうこともあります。

そのままにしてしまうと、手を床に着くたびに痛い、動かしても違和感がある、などの後遺症が残ってしまいます。

 

スキーやスノーボードでの転倒は付き物なので、手を着いた痛みに慣れてしまいますが、思わぬケガをしていることがあります。

転んだからだろうなーと自己判断で放置すると、後遺症が残る様なことになりかねませんので、少なくとも帰ってきて痛みを感じているようなら、接骨院や整形外科に受診しましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方は上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

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