半月板損傷

2017年08月27日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡やまだ接骨院です(^_^)

今回は「膝の捻挫」とも言える、半月板損傷についてのお話です。

半月板損傷はスポーツ以外でも結構多く、過去に半月板損傷しました(>_<)、という患者さんも来院されます。

手術の是非もあるので、それも含めてお話したいと思います。

半月板損傷

半月板について、図で見てみましょう。

「半月板」の画像検索結果葛西橋りゅうせいより引用

 

オレンジの部分が「半月板」です。

内側と外側に1つずつあり、内側の方が分厚いです。

厚みの分だけ半月板の可動性が低く、骨に挟まれやすいので、「外側半月」より「内側半月」の方が傷めやすいです。

また、「内側半月」は「内側側副靱帯」と、くっ付いている部分があり、2か所同時に傷めることも珍しくありません。

「半月板」と「靱帯」を2か所同時に傷めるなんて怖いですよね。(+_+)

それくらい「半月板」は膝をスムーズに動かしたり、クッションとしての役割が大きいということです。

 

「半月板損傷」してしまった場合、手術をすべきかしないべきかは損傷の仕方で変わります。

元々、半月板は血流が少ないため修復しづらい組織ですが、場所によってはほぼ血流が無いため、そこを傷めてしまった場合は手術も「縫合」ではなく「切除」になりやすいです。

ただ、経験上ですが、半月板を切除した患者さんを診ると、その後、膝関節が変形したり(変形性膝関節症)膝周囲に痛みが出たりしやすいように感じます。
(過去に半月板の手術歴がある方を診ていてです。)

なので、「半月板損傷」では、手術によって修復される箇所ならともかく、それ以外はなるべく切除はしない方が良いかと思います。

 

また、「半月板損傷」では筋委縮がかなり起こるので、リハビリがとても大事になってきます。

膝周囲の筋肉はもちろんですが、股関節や足首など、下半身の筋肉は全て連動しているので、全体を捉えてリハビリする必要があります。

半月板を傷めてしまうと、合併症、手術の有無、筋力低下など多くの問題があり、スポーツ復帰まで時間がかかってしまうことがあります。

もし傷めてしまったときは、すぐに受診してください。

後遺症が出ることもあるケガですから、治療方針に納得いかなければ、セカンドオピニオンも受けてみてください。

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では信頼ある医師との連携も可能です。

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