チアダンスで多い故障

2017年08月31日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

先日、チアダンスをされている患者さんが来院されました。

小学生の女の子だったのですが、股関節を傷めていました(>_<)

ダンスやバレエにおいて、股関節周囲のケガは珍しくないのですが、

お母さんから「(年齢が)上のクラスは痛いのみんな痛くなるし、当たり前って言われてます。」

しかも、他の子が医療機関に行ったところ、「治療できることないから、とにかく練習休んでください。」と。

いやいや!治療できることありますから!(ー_ー)!!

ビックリしました、、

そんな訳で今回はまず治療というより、チアダンスで多いケガのお話です。

チアダンスで多いケガとは?

どんなケガが多いのかを考えるときは、どんな動作が多いのかを考えれば理解しやすいです。

チアダンスで多い動作は「開脚」です。

「開脚」と聞くと横に開くことを想像すると思いますが、「前後左右」に開脚します。

さらにそこにジャンプが加わります。

ジャンプしながら開脚し、閉じて着地することは、足を開く筋肉も閉じる筋肉も両方にかなりの負荷がかかります。

この時に股関節周囲の筋肉を傷めてしまうことが多いです。

筋肉が発達した大人ならまだいいのですが、小・中学生に開脚動作はかなりキツイです(>_<)

でも柔軟性はあるので、開脚自体はやれてしまうんですよね。

 

先日やまだ接骨院に来院された患者さんも、「開脚ジャンプ」で股関節の筋肉を傷めていました。

細かく言うなら、筋肉というより「骨」でした。

骨折しているわけではありませんが、小・中学生くらいの年齢は、まだ骨が未発達です。

なので、筋肉により強い牽引力が加わると、筋肉だけではなく「骨」が引っ張られてしまい、剥離(はくり)骨折のような状態になってしまいます。

 

競技が違いますが、私も少年野球をしていて、投球動作で股関節に強い力が加わり、股関節の骨を傷めたことがありました。

それも筋肉の牽引力です。

 

チアダンスという競技は競技特性上、どうしても股関節に負荷が大きくかかる動作が多いので、股関節周囲の痛みや違和感が出やすいです。

しかも前述したとおり骨に負荷がかかるので、早めに処置をしないと成長過程で骨の変形を招くことになりかねません。

 

あなたのお子さんは大丈夫でしょうか?

もし痛みや違和感を感じているようなら、一度ご来院ください。

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では各スポーツの特性に合わせて適切な処置を行います。

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