オスグットは成長痛だと思っていませんか?

2017年04月19日

こんにちは!

横浜市港南区上大岡で骨盤矯正・野球専門治療・オーダーメイド治療を行っております、
やまだ接骨院です。

最近よく聞かれるものにオスグットがあります。

そこで今回のテーマは、、、

オスグットは成長痛だと思っていませんか? 
です。

まずオスグットがどんなものかご説明します。(^_^)

 

オスグッド病の病態日本整形外科学会より引用

 

上の図を見ていただくと、分かりやすいと思いますが、太ももの骨(大腿骨)の前側には

大腿四頭筋という膝を伸ばすための筋肉があり、すねの骨(脛骨)にくっつきます。

中学生くらいまで、このすねの骨(脛骨)の大腿四頭筋がつく部分は軟骨で大人のように

しっかりした骨ではありません。

なので、筋肉により軟骨部分が引っ張られてしまうと、軟骨がだんだん剥がされてきてしまい

炎症を起こします。

だから膝のお皿の下の方が出っぱることがあるんですね。

以上がオスグットの一般的な状態です。

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ここからが本題です。

成長期に起こる膝の痛みなので、病院へ行っても

「成長痛だから、安静にして湿布しておけば、いずれ良くなるよ。」

と、あなた・あなたのお子さんが言われたことありませんか?

不思議ですよね。

成長に伴う病気・障害なら、成長する子供たち全員がオスグットになると思いませんか?

つまり成長期になるから成長痛ではなく、ちゃんと原因があるんです。

オスグットになる子供は大腿四頭筋が硬くなる要素をもっています。

 

1症例として、最近来院された港南区の中学生でオスグットだった方ですが

痛い膝の方だけ、お尻の筋肉がかなり硬くなっていました。

お尻の筋肉の働きで骨盤が片方だけ、後ろに傾いてしまい、

大腿四頭筋が常に緊張している状態になってしまっていたんですね。

この場合は大腿四頭筋を柔らかくするより、硬くなっているお尻の筋肉を

柔らかくしてあげることが必要なんです。

骨盤の傾きが正常な位置に戻ることで骨を引っ張る力が無くなり

この中学生のケースでは痛みが取れました。

 

いかがですか?

まだオスグットは成長痛だと思いますか?

どんなものでも原因があるので、原因を理解することはとても重要です。

原因が理解できれば、対処の仕方も分かります。

 

やまだ接骨院では原因を確認し、適切な施術を行います。

オスグット、膝痛でお悩みの方は1度、港南区上大岡の整体、整骨院、接骨院の
やまだ接骨院までご相談ください。