つき指をそのままにしないで!

2018年04月20日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

昨日、松坂投手が阪神戦に先発して、7回2失点と好投しましたが、勝てなかったですね。(>_<)

早く勝ち星をつけてあげてほしいです。

絶対観に行くので、ハマスタで投げてくれないかなーと期待しています。( ̄▽ ̄)

 

さて、今回は「つき指」についてのお話です。

結構つき指は甘く見られがちです。

でも、「つき指は軽いもの」なんてことはないんですよ!

あまり痛みが無いからといって、つき指を放置してしまうと後で大変なことになります。

やまだ接骨院に来院された実例を挙げて、お話しますね。

 

つき指を放置した結果、、、

そもそも「つき指」とは何かというと、指を何かにぶつけて傷めることです。

つまり「ケガの仕方」であって、「ケガの状態」ではありません。

つき指すると、軽い捻挫で済むこともあれば、骨折や脱臼することもあります。

痛みが弱く、つき指だったから大丈夫、と考えてしまうのは当然かもしれませんが、怖いケガをしていることに気付かないと後で大事になってしまいます。

では、実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースについてお話しします。

 

10代 男性 ボールが指に当たり「つき指」

2ヶ月前に、遊んでいてボールが指に当たり「つき指」し、数日湿布を貼って様子を見て痛みが無くなったため、そのままにしていたとのこと。

その後、痛みは無いが、指に違和感が残ったため、やまだ接骨院に来院されました。

状態を確認すると、指の曲げ伸ばしで、「ガクッ」と引っかかりがありました。

何かというと、「バネ指」というものです。

「バネ指」とは、指を曲げる筋肉の腱が分厚くなり、腱鞘に引っかかるものです。

「バネ指」の画像検索結果

日本整形外科学会より引用

図の様に腱の一部が厚くなって、腱鞘(骨から腱を包んでいるもの)に引っかかってしまいます。

それでも伸ばそうとすると、腱鞘の中を無理やり通るので、「ガクッ!」とバネの様な感覚があります。

つき指で指の腱を傷めてしまい、腫れてしまった腱を放置したことで腱が分厚くなり、バネ指になってしまったと考えられます。

厄介なことに、腱という組織はあまり痛みを感じない組織です。

これは痛みを感じる神経が少ないためです。

つき指して、痛みが無いから放置してしまい、結果バネ指になる。

しばらく期間が空いてからの治療はとても時間がかかります。

最初からちゃんと治療しておけば、、、

とならないように、つき指で痛みが無くても、まずは正しい診断と処置を受けましょう。

軽い捻挫で済んでいれば、それが一番ですからね。

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓
http://yamada-sekkotsu.com/access/#mailform

 

ヘッドスライディングのリスク

2018年03月22日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

今回は「ヘッドスライディングのリスク」についてのお話です。

通称「ヘッスラ」。( ̄▽ ̄)

すみません、めっちゃ野球ネタです。笑

ただ、ヘッドスライディングでケガをする選手が本当に多いんです。(>_<)

つい出てしまうのは分かりますが、こんなリスクがある、ということを知っておいてほしいと思います。

 

ヘッドスライディングのリスクとは?

ヘッドスライディングって、魅力ありますよね!

気持ちの入ったプレーとして評価されることが多いですが、とてもリスクが高く、足からのスライディングと比べて、メリットがあるかというと正直少ないです。

手や頭から突っ込むので、色々なケガをします。

多いケガをいくつか挙げますね。

  • つき指
  • 打撲
  • 捻挫(手首)

実際に上大岡やまだ接骨院に来院されたケースもお話します。

 

10代 男性 港南区 つき指 打撲(膝)

野球の試合中にヘッドスライディングをして、ベースに手を付いた時に「つき指」。

上に跳んでしまったので、膝を打撲。

以前にも、同じようにヘッドスライディングで打撲していましたが、思わずやってしまったとのことでした。

状態を確認すると、手の指の「腱損傷」と、膝を打ちつけたことにより、お皿の関節(膝蓋大腿関節)を傷めていました。

まず指の「腱損傷」について。

指には曲げる筋肉と伸ばす筋肉がありますが、伸ばす筋肉の腱を傷めていました。

図の青いところが指の伸筋腱です。

ベースに詰まる感じになり、指の第2関節が深く曲がってしまったと考えられます。

指を曲げると痛みがあり、腫れていました。

 

次に膝のお皿の関節です。

ももの骨(大腿骨)とお皿(膝蓋骨)の関節を「膝蓋大腿関節」と言います。

低い姿勢でヘッドスライディングなら、まだいいのですが、上に跳ぶようにヘッドスライディングしてしまうと、「ドンッ!」と身体を打ちつけてしまいます。

お皿を強く打ちつけたことで、「膝蓋大腿関節」が腫れてしまい、深く曲げられなくなっていました。

 

「つき指」も「膝の打撲」も全治2~3週間です。

その間、自分のパフォーマンスが落ちてしまいます。

まして、これから春の大会など、野球のシーズンが始まるのに「ヘッドスライディング」でケガをしていたら、せっかく冬からのトレーニングで向上してきた能力を本番で発揮できません。

ほとんどのケースで「ヘッドスライディング」は「足からのスライディング」でも問題ありません。

1塁に到達するなら「駆け抜ける」、2塁へ到達するなら「足のスライディング」の方が、むしろ早いです。

プレー中に気持ちが昂って、ついヘッドスライディングしてしまうのは理解できます。

偉そうに話していますが、私も野球をやっていたので実際ヘッドスライディングしていました。

ただ、ケガしてしまったら元も子もありません。

普段から足のスライディングを徹底することで、咄嗟のプレーでもヘッドスライディングは出なくなります。

ケガのリスクを減らすためにも、普段から注意してくださいね。

 

横浜市港南区上大岡・港南中央で接骨院、整骨院、整体院、マッサージをお探しの方は、上大岡やまだ接骨院までご相談ください。

スポーツ障害・外傷から、日常的な慢性疲労、交通事故による「むち打ち」など、原因に合わせて改善していきます。

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つき指の応急処置

2017年08月16日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)

部活、特に球技をしていると、「つき指」って多いですよね(^^;)

つき指や捻挫したときにテーピングでぐるぐる巻きにしたりしますが、それもやり方があります。

やみくもに巻くとかえって良くないこともあるので、今回はつき指についてのお話です。

 

つき指の応急処置

「つき指」って、そもそも何でしょうか?

そこをきちんと理解することから始めましょう。

 

「つき指」とは、何かが指にぶつかり、傷めることです。

「つき指」することで、骨折したり、靱帯を傷めたり、脱臼したりもします。

つまり、傷め方の問題であり、傷めた組織の話ではないんですよね(^^;)

ただ、一般的には指に何かがぶつかり、靱帯などを傷めることが「つき指」として認識されていると思いますので、今回のつき指の応急処置のお話は、「指の靱帯損傷」としてお話します。

 

では、実際にやまだ接骨院に来院された患者さんを例に、説明します。

10代 横浜市在住 男性 中指を物にぶつけて「つき指」

中指のつけ根の関節を傷めていました。

図の青いところ。

手の「こぶし」部分ですね。

手の甲の骨と指の骨を繋いでいる靱帯ですが、どこを傷めても一緒ではありません。

指を曲げるときは「甲側」が緊張し、指を伸ばすときは「腹側」が緊張します。

また、横に倒すときは、それぞれ反対側の靱帯が緊張します。

今回の症例では、どこが傷んでいたかというと、中指の「甲側」と「人差し指側」の靱帯でした。

 

この場合の応急処置はどんなことが必要かというと、まずは「RICE」です。

安静、冷却、圧迫、挙上、のことです。

これを簡易的にできるのがテーピングなどの固定ですが、この患者さんがどのようにテーピングしていたかというと、中指と薬指をぐるぐる巻いていたそうです。

 

さて、思い出してほしいのですが、指の靱帯のどこを傷めていたでしょうか?

傷めていたのは、中指の「甲側」と「人差し指側」です。

なので、指が曲がったり、薬指側に倒れると靱帯の傷口を広げてしまいます。

 

でも、応急処置として行っていたテーピングは中指と薬指をぐるぐる巻いていたので

中指の靱帯の「甲側」も「人差し指側」も固定されていなかったんです。

 

2つの靱帯を固定するにはテーピングで中指と人差し指をつけて巻いて、かつ曲がらない様に固定するべきでした。

 

イメージで、隣の指とくっつけて固定しておくと、安静が保たれるような感覚がありますが、

傷めた部分を押さえられていないと、せっかくの固定も効果が薄れてしまいます。

指の応急処置はどこを傷めているかが大事ですので、もし「つき指」してしまったら、

どうすると痛いかを慎重に確認してみてください。

 

横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院では「つき指」や「肉離れ」、「足首の捻挫」などスポーツや日常生活におけるケガに対して、適切に処置します。

もしケガをされてしまった場合は、放置せず、すぐにご連絡ください。

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